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例文の場合の「となっている」と「だ」の違いはなんですか
英訳するとどうやら何れも"be"になるらしいですけど、違う表現ですから
ニュアンスの違いも有るでしょう。説明できる方が居ましたら、是非教えて下さい。

例:
~にとって重荷となっている
be a huge burden to
~することがほぼ確実となっている
be virtually assured to
~にとっての大きな指針となっている
be a powerful guide to
作家の作品が原作となっている
be based on a story by a writer
(年/月)となっている。例文帳に追加
It is (year/month).
はデフォルトになっている。
is the default.

文法史は日本語史の一部*となっている*。
Grammar history *is* part of the history of the Japanese language.

質問者からの補足コメント

  • ならば、「人間は生き物だ」のより形式ばった表現として「人間は生き物となっている」と言い換える事はできますか?違和感は有りませんか。

    No.3の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2018/12/06 16:53
  • 多くの場合は小説に基づいている作品が他にも有るにも拘らず、そう言う表現を使っているらしいです。
    例え、この文章:映画「フック」の原作となっている小説は「宝島」である

    「フック」以前にも「宝島」に基づいている作品も色々有るので、「宝島」は既に原作でした。だから、「宝島」と言う小説は変化が一つもない筈です。書いた人は本当にわざと「フック」の前に「宝島」に基づいている作品が無いと主張しているので敢えて「となっている」と言う表現を使っていますか。そんな風には思われません。

    他の例文:
    出口はこちらとなっております
    利便性の高い魅力溢れる角部屋はこちらとなっております

    この表現は出口が最近変更されていない場合にも使われる事は有りませんか。
    角部屋は元々角には無かったと主張してないでしょう。

    No.10の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2018/12/07 15:57

A 回答 (12件中1~10件)

「となっている」は、引用の格助詞「と」+抽象動詞「なる」+確認の助動詞「て」+継続・進行を表す動詞「いる」です。



「なる」は、AからBへの移行を表す抽象動詞で、「作家の作品が原作となっている」の場合は、単なる作品から原作への移行の認識を表します。そして、この移行を「て」で確認し、それが継続していることを「いる」と表現しています。

「だ」は肯定判断の助動詞で、コピュラ、繋辞と呼ばれるものです。

「となっている」の場合は、「となっている■」で、判断辞が省略されており、丁寧形になれば、「となってい【ます】」と判断が表現されます。

英語の「be」には、存在を表す動詞と判断の助動詞の二種類があります。
「There is a pen.」 は存在を表す動詞ですが、「This a pen.」の場合は肯定判断の助動詞です。

例:
~にとって重荷となっている
be a huge burden to
~することがほぼ確実となっている
be virtually assured to
~にとっての大きな指針となっている
be a powerful guide to
作家の作品が原作となっている
be based on a story by a writer
(年/月)となっている。例文帳に追加
It is (year/month).
はデフォルトになっている。
is the default.

の場合の「be」は全て肯定判断辞で、本来英語の場合「いる」は現在進行形で「be+~ing」なのですが、引用の継続の表現形式はなく、移行結果の現状判断として、「be」で表現されることになっているものです。

膠着語である日本語は、このような認識過程を各段階の単純な認識を表す語を粘着し詳細に表現できるということです。■
この回答への補足あり
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なかなかするどい洞察力をお持ちですね。



今 NHKのテレビを見ていましたら、ある博物館の学芸員という人が「この建物は福井県最古の鉄筋コンクリート造りの建物になっています」と言って解説していました。つまり「なっています」を「です」と同じ意味で使っているということです。

「なる」は元々「AがBに変化する」という意味ですが、現代の日本では「だ、である、......」の意味でも広く使われているということは覚えておいた方が良いと思います。
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NO.10 への補足コメントに対する回答です。


>>「フック」の前に「宝島」に基づいている作品が無いと主張しているので敢えて「となっている」と言う表現を使っていますか。そんな風には思われません。

「フック」の前に「宝島」に基づいている作品が無いと主張しているのではなく、「フック」の原作の小説が「宝島」である 、つまり、映画「フック」は小説「宝島」に基づいていると言っているだけです。

「宝島」と言う小説は変化が一つもないのですが、それに基づいて映画「フック」を作成した事実を《原作の小説が「宝島」となっている》と表現しています。小説「宝島」から映画「フック」が生まれたという意味で、他に小説「宝島」から種々の映画が生み出されていても、この表現とは関係ありません。話者が表現しているのは、小説「宝島」→映画「フック」という移行です。小説「宝島」自体が変化するわけではありません。

出口はこちらとなっております。
は、出口という物の変更ではなく、出口が「こちら」であるという話者の認識の移行を「となっている」と表現しています。

利便性の高い魅力溢れる角部屋はこちらとなっております。
も同じで、角部屋が利便性の高い魅力溢れるという属性になっているという認識の移行の表現です。■
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この回答へのお礼

詰り、文章の中に有る名詞自体には変化が無くても、「なっている」という言葉は使われます。
ならば、英語の"become"とは全然違いますね。英語には話者の認識の移行をそんな風に示す言葉はないでしょう。お陰様で知らなかった事に気付きました。有り難う御座いました。

お礼日時:2018/12/09 04:56

#5です。



『作家の作品が原作となっている』

わかりやすくするため次のような文を想定してみます。
「この映画は〇〇という作家の作品が原作となっている」

この場合「〇〇という作家の作品」は、本来、単に「〇〇という作家の作品」だったにすぎないはずです。
一番最初に出版された時をご想像ください。
それが、映画の原作という【今までと違った状態・形に変わる】わけです。

「なる」にはいろいろな用法がありますが、基本は、この用法と言ってよいと思います。
たとえば、大辞泉には、
4 ある働きをする。作用する。「不用意な発言が紛糾のもとと―・る」
という語釈も載っている。
https://dictionary.goo.ne.jp/jn/165423/meaning/m …
これも「不用意な発言」が「紛糾のもと」という【今までと違った状態・形に変わる】状態を意味していると解釈できると思います。
分かりやすくするために多くの語釈に分類されていますが、基本はほとんど同じと言って良いでしょう。
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>「人間は生き物だ」


これ自身に違和感があります。日本語としては合っていますが口語体なので使われません。「人間は生き物です」という「教科書形」が使われます。
それに対応するのは「人間は生き物と(いうことに)なっている」あるいは「人間(分類上)生き物となっている」という「論文形・教科書形・議論形」です。
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①非常に重たい荷物だ、


②非常に重たい荷物と、なっている。
少し、感じが変わります①は単なる断定、②は「なった」と「いる」、状態を表す言葉がついています。
非常に重たい荷物を背負うことになる。
非常に重たい荷物を背背負うことだ。
・・だ、断定するのは誰?、言葉発する当人→主観的表現?。
・・となっている、断定と受けとれば当人が断定、だが、その根拠は、そんな様子がうかがえる(なっている)→客観的表現。
to be or not to be→生きるか、死ぬか
beは存在をあらわす、とすれば日本語ではとりあえず、ある、いる、敢えて断定する(した)、という意味は含みません。
しかし、それ以外に受け照れる表現でないのも確かです。
通常は・・・となっている、ではなく・・・・だ(の未然形「で」)+す→・・・・です、が一般的です(※一般的だ)。
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となっている


まず、「なる」の存続形で、「なる」状態が続いていること(つまりはBe同様の意味)を表現しますが、それ以外にも、実際はどうあれ既定の事実として(であるかの如く)表現する場合と、一連の経緯の末にある結果に落ち着いている意味を表現する場合があります。これらはかなり主観の入った表現になります。
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「なる(なっている)」の基本的な用法は、【今までと違った状態・形に変わる】です。



[ be ] の意味になることも多いですが、基本的には [ become ] の意味に捉えるのが妥当でしょう。

~にとって重荷となっている
become a huge burden to
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この回答へのお礼

しかし、そう言われても変化が全く無い場合でも使われているらしいです。
例えば「作家の作品が原作となっている」という文章の場合は本来なら別の作家の作品が原作だったけど、途中で変更したとか言うような事は全く示唆していないでしょう。

お礼日時:2018/12/06 16:09

「共通性」という点から考えれば「となっている」・「である」・「です」・「だ」は、似たようなところがあります。

「だ」を言語学者は繋辞(コプラ、コピュラ)と同様とし、論理学上の「は~だ」がその役割を果たしていると考え、日本語は論理学に適した言語だという人があります。だから「be」動詞と同様と考えてもいいと思います。
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全て「となっている」の方が適切です。

理由は「となっている」が文語で「だ」が口語と言うだけ。
この回答への補足あり
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