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上りの線路と下りの線路に挟まれた上り下り兼用のホームがある駅と、上りの線路と下りの線路の両側に上り下り専用のホームがある駅とがあります。どうしてこのように違う2種類のホームが生まれたのでしょうか。

A 回答 (7件)

おはようございます。


電車運転士をしております。

⚪そこの土地(スペース)の問題
⚪乗降客数の多い少ないの差
⚪各駅停車が多い路線なのか、急行などが多く高速運転志向の路線なのか

これ等が理由としてあります。

複線でそれぞれにホームがある形式を「対向式ホーム」といいます。
ホーム部分は直線的で高速運転しやすく、上下線でホームが分かれるので混雑緩和にも効果的。
しかし、エレベーターなど設備は2倍、用地も多く必要です。

上下線の間にホームが一つある形式を「島式ホーム」と言います。
用地も設備も節約出来ます。ただ駅進入時にカーブが出来てしまうのと、上下線で同じホームを使うので、混雑しやすい欠点があります。

線路を引いてから途中に駅を増設する際などは、カーブなど工事が煩雑になる島式ホームより、ホームを両端に増設するだけの対向式ホームの方が費用が押さえられます。

それらの事情があっての事なのです。
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島式ホームは、建設費の高い地下鉄や昔からの古い駅です。


あと土地が取れなかった。
相対式ホームは、優等列車が多く運転される路線向けで、空きスペースさえあれば直ぐに追い越しや待避駅にする事も可能。
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その路線の需要や経営状況などにも関連してくるかな?



最初から複線で開業するような需要の大きい路線なら、
直線に敷いた線路のそれぞれにホームを置けば良いだけの
相対式のホームが増えるでしょう。
新しく駅を増やす場合でも、編成数増やすためにホームを
延長するのも比較的簡単。

それほど需要がない、単線でもよい路線となると、
途中で上下線の行き違いができる駅を造ることになる。
もともと需要が少ない=予算の少ない鉄道で、相対式のホームを
造るとなるとホームは2つ必要になり、お金がかかる。
それなら線路のほうを曲げて広げて、間にホームを造れば1つで済む。
造成費削減になる。
→その後需要が伸びて複線化、車両の増結でホーム延長とかになると
 大規模な工事になり、返って費用が増えてしまうのですけどね。

そのような背景もあります。もちろん、地形等で造れない箇所も
多々ありますが。
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上下線の外側にあるのが相対式ホーム。

上下線を抱え込み両面で列車が止まれる形のホームを島式ホームといいます。
その違いは、その路線の成り立ちや敷地条件によります。

敷地条件が許せば、相対式ホーム。
通過する列車は速度の制限を受けません。
方や、島式ホームは、単線の列車交換駅や敷地条件が厳しい場合に採用されます。
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土地がどれだけ利用できるのか、と乗降客数の違いです。

「駅のホームの違いはどうしてできたのか」の回答画像3
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島式ホーム(兼用)の場合、乗降客が一定以上になると危険性が増す



ホームに降りてくる人
ホームから改札へ向かう人
更にホーム上で電車を待つ人

人と人とがぶつかったりする危険性もます

片側のホームの場合
電車が到着する前は、ホームに降りてくる人ばかり
電車が到着すると、ホームから改札へ向かい人ばかり
と、人の流れが一定になります

同じ方向へ向かえば、ぶつかったりするリスクも少ない

そういうことで、乗降客の少ない小さな駅は島式で
規模が大きくなると、片側にする傾向はある

そもそも駅の敷地で決まってしまう事もある
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駅の規模の違い



そもそも全部同じ広さの土地なんて準備できないし
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