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「とうもろこし」と聞くと、焼きとうもろこしやコーンスープを思い浮かべる方が多いと思います。しかし、今やアメリカでは、45000種類の食品のうち1/4以上の食品にとうもろこしが使われていることをご存知でしょうか。日本も例外ではありません。

コーンスターチ(トウモロコシの澱粉)コーンフラワー(とうもろこし粉)に加工され、コーン油も搾油されていますが、食品の原材料表示の中の、ブドウ糖果糖液糖、加工デンプン、デキストリン、キサンタンガム、アスコルビン酸、カラメル色素など。とうもろこしから作られる添加物は何百種類に及ぶといわれます。
ドライミルと呼ばれる製粉所に対して、ウェットミル(湿式工場)があります。
ここは複雑なパイプや機械部品からなる怪獣みたいなもので、毎日大量のとうもろこしを飲み込み、反対側についている蛇口から、さまざまな製品、糖類、デンプン、アルコールや酸、乳化剤や安定剤を流し出す。そのほとんどが食品添加物として、シリアルやスナック菓子、調味料やドレッシング、チキンナゲットや冷凍食品、ありとあらゆるものに使われています。

この中で「ブドウ糖果糖液糖」これは1960年代に日本で開発されたとうもろこしを原料とする甘味料で、安価で甘味が強いので、砂糖に変わるものとして、清涼飲料水、調味料、菓子類、加工食品全般に大量に使われていて、血糖値が上昇しやすくなるという危険性があります。
また、最近よく耳にする「難消化性デキストリン」
これは消化されないデンプン。食べても消化されないので、胃も腸も通り抜けてしまう。つまりカロリーのない究極のダイエット食品。「栄養にはなりません」なんて宣伝したら逆効果ではないか、と考える人もいましたが、昨今のダイエットブームが追い風になりました。これでカロリーを考えずに安心して食べられる。ダイエットに救世主とも言える存在になったのです。いわば、栄養もなくただ人の中を通りすぎるだけという、一見役に立たないことで勢力をさらに拡大しようとしています。

人間の食料だけでなく、牛、豚、鶏の飼料として加工されます。ほとんどがアメリカ産牛肉一億頭分の飼料。
ここで思い出すのが、ケーキを作っていたときのこと。使用していた卵は海藻、青菜、木酢、かき殻、米ぬか、オリゴ糖、パプリカ、にんにくなど20種類以上を配合したえさを食べている鶏で、濃厚で味わいのある卵だったのですが、あるとき、飼料のベースを輸入とうもろこしに変えるということになって受け入れざるを得ませんでしたが、結果はやはりケーキの食味が変わり、業者を替えることになりました。

人間と同じように、食べ物にも個性があって、どんなに栄養のある良いものでも、一種類の食べ物だけを食べて生きる事はできません。主食副食バランスよく食べてはじめて、健康が支えられるように人間はできていると思います。
皆さんはどのように思われますか?

「「とうもろこし」にまつわる世界観」の質問画像

質問者からの補足コメント

  • 食習慣を変えるのは難しいことだと思います。特に多忙な中にあっては料理をする時間さえとれないのが普通です。カップ麺やレトルトは便利で時短で食べなければならないストレスを解消してくれるものかもしれません。でも、それが続くと健康面で問題が出てきます。
    やはり、できるだけシンプルなものを食べることが大切だと思います。たとえば、毎日味噌汁を飲むことを習慣にしてみてはどうでしょうか。次の動画を参考にしてみてくださいね。

    No.4の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2019/04/26 00:20

A 回答 (12件中1~10件)

米国在住です。



十五年ほど前、ご質問にある、米国人のトウモロコシの食べ過ぎの件について、長女が高校で習ってきまして、それ以来、彼女はトウモロコシを食べることを拒否しています。理由としては、取り立てて料理をして食べなくても、”箱入りの食べ物”には、必ずトウモロコシが使われていて、私達の体内は、トウモロコシだらけだからだということででした。

その後、私の家族の”食事セオリー”はどんどんと発展を続け、現在では、肉食をやめ、一週間に二度のオリーブオイルで調理した鮭・マスがたんぱく源となり、酪農製品も摂らず、ピーナッツバターやアーモンドバターを、全粉のパンに塗り、お茶も、ビーツや生姜の薄切りを煮だしたものを飲んでいます。

何が体にいいのかよくわからないのですが、キノアやケールやビーツなど、あまりおいしくない食材も、出すと喜ばれるので、頑張って調理しています。あとは、季節の野菜を、組み合わせを考えて、蒸したり、茹でたり、いためたりして、”味付けをしないで”、そのまま食卓に出しています。サラダには、ライムジュースを振りかけるだけです。

基本的に、出来合いのものを使わず、食料品店で、丸のままの食材を買ってきて、それを調理する、というやり方です。体には良いのかもしれませんが、手がかかるし、そして、食費も普通の倍以上はかかります。

これが、行き過ぎた健康志向、アメリカの意識高い系の食事の実態です。もはや、バランスが取れればよい、などという問題ではないところに来ています。

一方、80パーセント以上のアメリカ人は、現在でも、漂白された白いパンを食べ、チーズバーガーをほおばり、ビールにバーベキュー、タコスに山のようなチーズ、トウモロコシだらけのシリアルを毎日食べているような状況です。

私も、食事はバランスさえ取れていて、おいしければ、それが、ベストだろうと考えていましたが、私の家族を見る限り、何が何だか、判らなくなっている現状です。私事で恐縮ですが、お知らせまで。
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この回答へのお礼

回答を寄せてくださってありがとうございます。なぜこの質問に目が留まりましたか。
巨大なスーパーマーケットの店頭で、何を食べるべきか、いったい何を食べたらいいのか。ほんとうに体によいものなのか。食べてはいけないものなのではないか。私たちは迷います。なぜ食べるのか、理由を忘れて食べている人もいます。
最近、この食に関する状況が「陰謀と戦略、沈黙の兵器」だと言われた人がいました。どのように思われますか?

お礼日時:2019/04/27 04:12

確かにバランス良く食べることで健康を維持できるとおもいます。


また、この世に存在しているもの全てが相互に作用してバランス良くできているような気もします。

若い頃に、

効率よくかつストレスを溜めないダイエットをしたくて、
色々調べながらダイエットを
行ったときに、
食べる食品の栄養素の割合からカロリーからほぼ暗記状態になるくらい気にしながら食事を摂るうちに、

結局、気付いたら
どの栄養素もバランス良く食事を摂ることが
ストレスをためない食事のとり方に繫がっていました笑

偏ったダイエットもしたことがありますが、やっぱりストレスは溜まってしまうもので、
結局は、体が他の栄養素を欲してしまうのかなって思います。

ですが、とうもろこしがそんなに多様化されているってのは驚きました。

ただ、
これもまた1つの見方ですが、
1つのとうもろこしからそんなに沢山の食品として多様化できるってのは、
人間の必要とする栄養素の変化、もしくはこれが新たな栄養素として人間の体の遺伝子の中にインプットされていき、また新たな進化の過程に繫がっていったりなんてこともあり得るのかなと、少しそんな気もしました

勿論、
ある食品だけを食べ過ぎたりまたは食べなさすぎたりなどの偏った食べ方はするべきではないと思います。

「とうもろこしにまつわる世界観」て
おもしろいテーマと思いました・*:.。.・*:.。.・*:.。❀
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この回答へのお礼

そんなダイエットがあるなんて初めて知りました。健康的なダイエットでよかったですね。

これはアメリカの話ですが、日本も似たようなものです。皆、あまり自分の食べるものを気にしていません。カップ麺ばかりの人もいるし・・・。いつか、人間の体、トウモロコシに占領されてしまうんじゃないかと危惧しています。

お礼日時:2019/05/03 17:16

>主食副食バランスよく食べてはじめて、健康が支えられる


この部分が、最終的に言いたいこと、ですよね?
ところが、最後の段落を読むまで、そういうことを書いていると言うことが全く読みとれません。
その前を要約すると、トウモロコシは、人間が食べる以外にもいろいろ使われている。
となる(私なら、そう読む)ので、その後いきなり、「主食副食バランスよく...」と言われても、え??? 文章の脈絡無い。  となります。

しかも...
>一種類の食べ物だけを食べて生きる事はできません。
そうなのだけど、それ、トウモロコシだでは活きていけない。別途、蛋白、脂肪、ビタミン類、無機質...が必要
という意味でしょ?
よって、
主食(炭水化物)のほとんどをトウモロコシ、はok と解釈しても、問題点が見つかりません。
って、トウモロコシが主食である地域が世界には存在。(そりゃまあ、米や小麦より生産量多いからなあ。)
うん、まあ、副食で栄養バランス取れれば、主食=トウモロコシ で、問題無いと思うが。

ゆえに、結論部分が、たとえば
これほど便利なトウモロコシが、最近は、バイオ燃料の原料としても使われている、そうなると世界には餓死する地域も出てくる、よって、バイオ燃料には規制が必要。
こういう方向なら、文章は全部つながります。
そういうつもりで文章よんでいたところ、結論が完全に裏切られました。前振り、いったい何だったの??
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この回答へのお礼

ご指摘いただき、ありがとうございました。
意図したように伝わっていなかったようで、文脈に気をつけるべきでした。
「主食副食バランスよく食べてはじめて、健康が支えられる」ことは最終的に言いたかったことではありません。主旨はあくまで、とうもろこしに関することです。
トウモロコシそのもの、または加工品、トウモロコシ由来の添加物を合わせて、アメリカ人は年間一トンにもおよぶトウモロコシを食べているといいます。それも知らなければ(たぶん知らない人が大半)無意識に、トウモロコシが入った製品を選んでいます。そこが提起したかったことです。

お礼日時:2019/05/01 13:14

お礼を拝読しました。



とうもろこし=中国とインドのことだと早合点し、巨大な人口を元手に発展を遂げた二つの国を基にした、アジア勢力の再編成のことかしら、と興味にかられ、他の方の回答を読んでみるつもりで、クリックしましたが、意外にも、アメリカの食事情のことでしたので、日ごろ感じていたことを、まとまりなく回答しました。

***最近、この食に関する状況が「陰謀と戦略、沈黙の兵器」だと言われた人がいました。どのように思われますか?

まず、米国の医療費及び医療保険が、非常に高額であることと、オバマケアが発行されたものの、現在でも、共和党は廃止の方向にもっていきたがっていること。医薬品会社が”新薬開発の費用を回収するため”と称して、FDAの許可された途端、処方薬の値段を釣り上げること。(テスト期間は、無料。市販されるようになると、値は落ち着きます。)臓器移植が必要になれば、破産覚悟です。

ですから、一番手堅い投資は、自身の健康を保つことになります。特に、中高年にとっては、老後の生活の質を高める、という、切実な問題になります。切実であればあるほど、”これが良い”と言われれば、飛びつくことになります。一般大衆が、メディアにうまく煽動されている感触は、確かにあります。

メディアが大学の研究段階で、あたかもそれが事実であるように、研究発表をニュースに乗せることで、混乱が加わります。一か月ほど前も、”ビタミン剤をとっても、何の役にも立たない”と言う、研究結果が夕方のニュースで報道されて、困惑させられました。地球の温暖化についても、”氷原が消えてゆくので、ペンギンの赤ちゃんが卵から孵化したとたん、大量に溺れて死んでしまう”と言うニュースもありましたが、巣でかえったはずの赤ちゃんの、その巣はいったいどこにあったのか?疑問は尽きません。

また、教科書に載っていた、人間が一日に必要とする栄養素をまとめた、食品ピラミッドには、必ず、肉製品・酪農食品が必須となっていましたが、実は、精肉業界からのごり押しによって、肉類の必要量が多めに盛られた、という報道もあり、こちらのほうも、混乱を極めています。

昨今は、大学・企業側も、莫大な研究費を維持するためには、自分たちの研究の重要さをアピールするため、架空の社会的正義を創造するぐらいのことは、やってのけそうにみえます。本来の社会正義とは、似て非なるものです。血液検査で、多くの病気が診断できるとブームになった、スタートアップのCEOが、詐欺でつかまったのも、記憶に新しいです。

余談ですが、遺伝子が組み替えられたとうもろこしの、その母種を、中国人スパイが盗み出そうとして逮捕された、という報道もありました。中国は、アメリカ方式を積極的に取り入れてゆく方針ですが、日本は、いかがでしょう。
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この回答へのお礼

日本でも、情報操作されているなと思うことは、よくあります。私は独身でフルで仕事をしていますが、人手不足のまま働き方改革で効率を求められ、体感的にはぎりぎりの状態です。今のままでは長生きできないでしょうね。危機感を持っています。本質的な議論は棚上げ、いつもその場しのぎの処理でしかないと悲しくなります。
まあそのようなわけで私はgooに本質的な質問をぶつけています。自分の身は自分で守らなければなりません。
深く考える力を身につけたい。目の前に提示された事実や文章を文字通り読むのではなく、さらに背後に込められた意図を推測し理解していくことができるようになりたいと思います。
若山牧水の歌にコメント頂いた方でしたね。少ししてから気がつきました。あの読みはとても感動しました。また何かの折にご回答くださいね。ありがとうございました。

お礼日時:2019/05/01 12:57

アメリカ産のとうもろこしのうち、9割が遺伝子組み換え品種です(2016年、作付面積ベース、米国農務省)。

日本でも、例えば豆腐や納豆の原材料を見ると、「大豆(遺伝子組み換えでない)」などと書かれているので、買う時に多少は意識して買う人も少なくないでしょう。しかし牛や豚の飼料に使われているとうもろこしが遺伝子組み換えかどうかなんてほとんどわかりません。
そもそも遺伝子組み換えが何かすら、ほとんど私たちは知りません。
例えば、遺伝子組み換えによって付与される特性には、害虫抵抗性と除草剤耐性、それに乾燥耐性があります。
除草剤耐性はラウンドアップ・レディとも呼ばれ、除草剤ラウンドアップを蒔いても枯れない特性があります。ラウンドアップを大量に蒔いても枯れない、のはいいとしても、それを続けるうちに、ラウンドアップを蒔いても枯れないスーパー雑草が出現しました。そこでさらに除草剤耐性の強いとうもろこしを作り、複数の除草剤を散布します。しかしそれを上回るスーパー雑草が出現し、さらに強い耐性...といういたちごっこの末に、ベトナム戦争で使われた枯葉剤の成分が使われた除草剤が登場しました。
それでも枯れないとうもろこしという時点でかなり不気味ですが、当然土壌に浸み込んだその成分は川に流れ、他の植物や動物の生態系にダメージを与えるようになっています。

no.6さんの言うような、人間の食料を完全栄養食品化(ペットフード化)して寿命を150歳まで伸ばしたとしても、それを支えるとうもろこし増産のために土壌の生態系は破壊されまくってしまうでしょう。つまりそれを継続することは不可能ということになります。
同時に、もっと深刻なのは、no.7さんが言うように、食料を画一化することで、一度の大きな環境変化で、人類が滅ぶ可能性もあるということです。
個の寿命を延ばしても、種の存続が危ぶまれては何の意味もありません。
しかしアメリカ人はバカ(というか極端)なので(偏見)、自己利益最大化のために突っ走るでしょう。

自分自身を振り返ってみると、そこまで意識した食生活はしていません笑。
バランスの取れた食事にしています。化学調味料、人工甘味料は使いません。単純に不味いからです。
でもポテチも食べます。
国産の肉を食べても、そこで使われているのがアメリカ産の飼料原料であれば、そういう消費社会に加担しているのと同じことでしょう。no.8さんのような生活は、私にはできません。

地産地消で、「まっとうな生産者」に正当な報酬が渡るようにすることしか、とりあえずやれることはないでしょうね。
安易に「安くて美味いもの」を求めると、どこかに歪が生じる、そしてそういう流れにすでに乗っかってしまっていることを意識することくらいしか、今の自分にはできないです。
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この回答へのお礼

9割が遺伝子組み換え、びっくりです。そうするともう、加工品や、とうもろこし由来の食品添加物なんかは100%、GMOでしょうね。
GMOの出現で種子会社は金鉱脈を掘り当てたも同然だと言えます。たとえ自然界の生物であっても、GMOに改良すれば一企業が特許を取って品種を私物化できる。栽培する生産者は特許料を支払わなければなりません。しかし、GMOの生産や収穫は、自然の摂理に対する無謀な実験行為です。

お礼日時:2019/04/27 05:01

バランスが大切。



単細胞生物から多細胞生物へ。
さらに社会的動物へ。
進化の過程は
生命体が画一的な存在ではありえなかった。
たった一つの環境変動で滅んでしまうから。

必然的に内包する多様性。
個体としても社会としても。
バランスが大きく崩れることは致命傷になる。
威力が大きくなるほど。
暮らしやすさをめざす=威力の増大。

バランス・・・。
多様で懐の深い受け皿の平和的共存。
価値観も含めた文化の成熟とタイアップした
暮しやすさの追求。

そんな方向へ思いを巡らせてみました。
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この回答へのお礼

食べ物が安くふんだんにあれば、人はたくさん食べてしまうもの。大量に食べて飲んで満腹になったら、普通はそこでやめそうなものだが、空腹のメカニズムというのは不思議で、科学的研究によれば、人も動物も大量に食べ物を与えられると、普通の三割も多く食べてしまうそうです。なぜか。食習慣は何百万年もかけて進化してきたものですが、私たちの脳には大昔の狩猟採集の頃の、いつも満足に食料を確保できたわけではない影響があるから。
私たちは、本能的に甘味と脂肪分を求めます。それは飢饉の時でも生き延びられるように進化してきた結果です。
そういう人間のメカニズムを逆手に取った食品産業のあり方、問題です。
>バランスが大きく崩れることは致命傷になる 
バランスを取り戻すことは急務だと思います。

お礼日時:2019/04/27 03:53

飼い犬や飼い猫の寿命が昔と違って、1.5〜2倍ぐらい延びているのをご存知ですか。

この最大の理由はペットフードの人口食にあります。昔は人間の残飯を与えていました。ところが、栄養価を程よく配合した人口食が発売されるようになって、寿命が格段に延びたのです。

このように実証済みの科学的事実に基づけば、人間の寿命を延ばす方法はすでに解っているのです。それには、人間の食料もペットフード並みの人口食にすれば良い。もちろん中にはペットフードに馴染まないで、逆に短命になってしまう人もいます。しかしそのような例外の人を除いて、大局的には人類の寿命を延ばしてくれます。

ところが人間は贅沢なもので、間違いなく、皆はペットフードじゃいやだ、出来るだけ自然食が良いと言い出すのです。ペットフードで150歳まで生きるより、自然食で90歳ぐらいまで生きた方が良いと贅沢を言うのです。

また、全人類的に見て、食料生産に関してはもうとっくに世界から飢餓をなくすどころか、それ以上の食料を生産できるようになっているのです。その横綱がトウモロコシ栽培です。現時点で、トウモロコシの生産量だけで全人類の食料は十分に足りています。ところが、アフリカなどでは相変わらず食糧難で多大な人が死んでいる。何故でしょうか。

これも上で述べた、ペットフードじゃやだ、バランスのとれた自然食じゃなくちゃやだと言う、人間のどうにもならない贅沢が原因で、アフリカで食糧難が起こっているのです。事実、有り余ったトウモロコシを直接食べさせてやればアフリカの食糧難を救えるのに、そのトウモロコシの大半は鶏や豚や牛の飼料の方に回されてしまっているのです。

質問さんもご存知だと思いますが、牛一頭を育てるのに回されているトウモロコシを人間に回せば、確か20人ほどの人間を救うことができるのです。でも人間は贅沢なもので、美味いものが食べたい。だから、食料生産効率が悪いことは承知なのに、そして寿命を伸ばすことができないのを承知なのに、美味しい肉が食べたい、バランスの取れた自然食が食べたいと言っているのが、アフリカなどの悲惨な国でなく、恵まれた国で生まれた人々なのです。

結局、現在の食糧不足は、恵まれた国の人々の贅沢と制度の問題が引き起こしているのです。

ペットフードと言わずとも、人類は食料加工や食料添加物の進歩のおかげで、以前にはいくらでもあった食料の腐敗を防げるようになりました。その結果、我々の寿命はお爺さんお婆さんの代より2〜30年ほど延びています。

人類はバカではありません。売らんかなの商業活動で生き残るために人々は色々な工夫をして、以前より住み易い世の中を作ろうと努力してきているのです。当たり前なことですが、金儲けのために人々に媚びて、結局人々のためにならないような製品を作る業者は長い目で見て生き残れなかった、と言うのが我々の経験してきた歴史です。

さあどうしましょう。あなたはアフリカの人々を救い、またご自分の寿命を延ばすために、ペットフードで我慢できますか?
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この回答へのお礼

>現時点で、トウモロコシの生産量だけで全人類の食料は十分足りています。
>事実、有り余ったトウモロコシを直接食べさせてやれば、アフリカの食糧難を救えるのに、そのトウモロコシの大半は鶏や豚や牛の飼料の方に回されてしまっているのです。

これができたら、どんなに素晴らしいでしょう。

牛は草を食べ、草もまた長い年月を経て、牛に食べられるように進化してきたという共生関係の歴史があります。牛は反芻胃をもち、草を消化するのに最適な胃になっています。その牛を肥育するために、トウモロコシを無理やり食べさせています。なんとか病気にしないために抗生物質を与え、それでも牛の本来、中性である胃は酸性に傾き、食欲不振になり、よだれをたらして蹄で自分の腹をかき、土を食べるようになるといいます。肥育場暮らしは5ヶ月が限界で、牛はそうして食肉になります。
私たち人間の、ペットフード化、サプリメント化された状況はもうすでに浸透し覆すことは難しいと思います。しかし、私はこの問題を問い続けたいと思います。

お礼日時:2019/04/26 17:45

(アレルギーがなければ) 牛乳だけで生きていけたような....

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この回答へのお礼

コアラはユーカリの葉を食べるだけで生きていけます。コアラに必要な栄養分がすべてユーカリに含まれているからです。
人間は雑食性ですから、いろいろなものを「食べなければならない」ようにできています。考えようによっては、とても面倒な生き物ですね。

お礼日時:2019/04/26 17:04

お礼をいただきまして、ありがとうございます。



>野草や山菜は決まりを守って食べれば、私たちの体をメンテナンスしてくれます。
それらが生えているような豊かな環境で暮らせるほど裕福ではないですし、繊細な味を楽しめるほど余裕のある仕事はしていないので、無理です。
この回答への補足あり
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この回答へのお礼

すみません。自分目線から発言してしまいました。都会に住んでおられるんですね。食べられる野草はなくて当然です。失礼しました。何か方法はないか、考えてみます。

お礼日時:2019/04/25 23:11

>主食副食バランスよく食べてはじめて、健康が支えられるように人間はできていると思います。


そのためには稼ぐ必要がありますけれど、それを行える稼ぎを得られないのであれば、あきらめる以外にないでしょう。
栄養がなくても、味が濃くて、腹さえ満たされたら生きていけます。
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この回答へのお礼

あきらめなくても大丈夫です。
たとえば、青ネギの根っこのとこ。肝臓や膵臓を良くしてくれます。少し茶色になるまで揚げて食べてください。それから、たんぽぽの葉は心臓の薬になります。強心剤ですね。早春の間だけ。緑色が濃くなればアクが強いので。みかんの皮や八朔の皮はがん予防になります。みかんの皮は太陽に干して、細かく刻んで。八朔は皮をむいて、水につけてゆがいて苦味を取り、きび砂糖などで煮るんです。よもぎは万病に効きます。たけのこもいいですが、穂先は絶対に肺の悪い人が食べてはだめです。
このように、野草や山菜は決まりを守って食べれば、私たちの体をメンテナンスしてくれます。
稼ぎを得られなくても、できる範囲で工夫して生活していきましょう。>味が濃くて、腹さえ満たされたら 賛成できません。

お礼日時:2019/04/25 17:52

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