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ガラパゴス諸島=南米大陸から1000キロ、19の島、300~500万年前から島
小笠原諸島=日本列島から1000キロ、30余の島、200~300万年前から島

両者は共に大陸の一部であったことはない海の孤島で、環境はとても似ています。
ガラパゴス諸島では、ダーウィンフィンチ、ソウガメ、海イグアナ、陸イグアナ、ガラパゴスペンギンなど
進化による変化の著しい動物で溢れています。
一方小笠原諸島では、固有種が多いものの、ガラパゴスに較べると変化に乏しく、地味な印象です。
この両者の進化の度合い、派手さの違いは何に由来するものでしょうか?
ダーウィンが小笠原諸島にやってきたとして、進化論を発見することができたでしょうか。

よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

 お書きの「300~500万年前 vs 200~300万年前」のこの100~200万年の違いが生命にとっては「巨大」なのかもしれませんが、主な原因は自然環境の違いではないでしょうか。



 テレビ番組などで見る限り、ガラパゴスは、砂漠に近い感じですが、小笠原の緑は"比較的"豊かなようです(ダメな島はまったくダメですが)。

 おかげでガラパゴスのゾウガメは、なんとかサボテンを食べようとして首を持ち上げるので、いつのまにか甲羅に首が持ち上がるような逆U字型のへこみがつくような進化をしています。(ロンサムジョージは亡くなりましたね)

 あるいはイグアナは食べ物がなくて死にかけて、海イグアナに分岐しました。

 陸イグアナには爪がなくて、サボテン類が落ちてくるのを待つしかなかったから、どうしても餌不足になったのですが、海には海藻・海草が豊富だったので、おそらく弱い者が海へ行きました。

 それがまた最近の天候不良で海が焼けてしまったので海藻・海草ができず、海イグアナが陸に上がって交尾したもんだから、海イグアナと陸イグアナのハイブリッドが誕生しています。

 ハイブリッドには海イグアナの遺伝で爪があってサボテンに登れるので、サボテンにとってはたいへん迷惑な状態になっています。そのうち、サボテンも毒をもったりして進化するでしょう。

 フィンチもしかり。餌の取り合いが原因で、いくつかのタイプに分かれてしまいました。

 生きるためには進化するしかなかったのです。命がけの進化です。

 ところが小笠原の自然は、比較的豊かなようです(くどいですが、ダメな島はダメです)ので、たまたま流れ着いた生物は、本土での生活をそのまま継続すればよかったのではないでしょうか(ダメな島へ流れ着いた生物はすぐ死んだ)。

 で、強制されなくても、ごく自然に進化する程度に進化するだけで済んでしまったのではないかと想像します。

 小笠原程度では、ダーウィンも進化の違いに気がつかなかっただろうと思いますね。
 
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そのように変化しなければ生きていけない環境



別に変化しなくても生きていける環境


あとは、ジョージのように、彼らはゾウガメを航海時の長期保存食糧として、乱獲したものだから注目はしやすい生物だったのかもしれませんね


たとえば、小笠原に来ていたとしても、食料になるモノや商品として価値のある動植物がなければ、価値のない興味のない島ですので、進化論に結び付く以前の問題なのかもしれませんね


個人的には、進化論を唱えながら絶滅の手助けをしたので、来なくてよかったんじゃないかなぁと思います
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