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無水塩化アルミニウムとトルエンが入ったフラスコに還流冷却器とトラップをつけて、ゆっくりと無水酢酸を加え、p-メチルアセトフェノンを合成する学生実験をしました。
なぜ、無水酢酸はゆっくりと加える必要があるのですか?
一気に加えるとどのような反応が起こるのですか?

A 回答 (2件)

ほとんどの反応は発熱反応であり、多くの試薬を一度に加えると激しいい発熱による温度上昇で、反応が暴走し、内容物が吹き出したりして危険なこともあります。


なので、非常に穏やかで、ゆっくりとした反応でない限り、様子を見ながらゆっくり加えるのが基本です。
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No.1さんの回答と同じようにこの反応は激しい発熱反応が起きます。

通常は氷で冷やしながらゆっくりと無水酢酸を加えていき、反応の後半に温度を上げて反応を完結させるようにします。

また、この反応では目的のp-メチルアセトフェノン以外にo-メチルアセトフェノンができます。oーの位置は2箇所有り、p-の位置は1箇所ですので、ゆっくりと反応を制御した方が目的物を確実に生成させる上でも安全です。
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