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雲の隙間から太陽の光がさす「天使の梯子」と呼ばれる添付写真の現象(「光芒(こうぼう)」「薄明光線(はくめいこうせん)」とも呼ばれ、太陽光が厚い雲の隙間から漏れて筋のように広がって伸びて見える現象)があるが、いちどに数箇所から光がさしてくるときにそれぞれ角度が異なって見えるのはなぜ。太陽までの距離は非常に大きいので、本来なら平行に見えるのではないかと思っているが、そうはならない理由を知りたい。

もし、これら光線の先端にいたならば、太陽の方角とは異なる方向(光線の根元の雲の隙間)から日光が射しているように見えるのだろうか?

「雲の隙間から太陽の光がさす「天使の梯子」」の質問画像

A 回答 (2件)

他の方へのお礼で引用された資料に次の記述が有ります。


<遠方から届く太陽光線は平行線になっているが、遠近効果のために放射状に見える>

これは次の様に解釈できます。
1)天使の梯子は太陽が自分の真上ではなく、傾いた位置に在る時に見られる。
  例えば、朝方から昼前や夕暮れ前に見られる。つまり、太陽光線が斜めの時。
2)雲の位置は水平線や地平線より十分に高い。(」高さHとする。)
3)その雲の隙間を通る太陽光は、太陽が十分に遠くに有るので平行である。
4)つまり雲の隙間の間隔をDとすると、海上や地上に投影された雲の影の
  間隔も同じくDである。
5)しかし、太陽光線が斜めに入ってくるために、観察者から見た雲の隙間
  までの距離と海上や地上に投影された雲の影の間隔迄の距離は異なる。
6)雲の隙間は遠方に有り、海上や地上の雲の影はより近くに有る。
7)この為に遠近法によって、光は平行ではなく、斜めに見える。

観察者から天使の梯子の底部の位置までの距離をL、天使の梯子底部が太陽と
成す角をθとすると、雲の隙間から海上に垂直に下した地点までの距離L'は
 L'= L + H/tanθ

したがって、観察者から雲の隙間迄の距離L"は、三平方の定理を使って
 L"=√((L + H/tanθ)^2+H^2)    (>L)
となり、
雲の位置Hが高ければ、遠近法によって雲の隙間は狭く、天使の梯子底部の
間隔は広く見え、斜めの光線の梯子が出現します。
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この回答へのお礼

わかりやすいご説明に感謝いたします。
雲の隙間と天使の梯子底部の位置(遠さ)を、同じ位置に見ようとしてしまう私の思いが、太陽光線とは平行では無い光線を錯覚として作り出していたようです。

今度、天使の梯子を見れるチャンスには教えていただいたことを念頭に隙間と梯子の底の位置を思い浮かべて光線を観察してみます。

ありがとうございました(^-^)/

お礼日時:2019/07/22 20:58

回答ではないけれど、まったく同じ疑問を持っていて、いろいろ調べてみたけれど、どこにもそれに関する回答がないんですよね



公園の木からもれる光が放射状で、その先に角度ぴったりに太陽がある

まるで近くの街灯の光とおなじ現象なのです

私も回答を楽しみにしております
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この回答へのお礼

同じ疑問を持たれる方と出会えて嬉しいです。
実は、私はこの質問をうまく表現できませんでした。なので、以下の情報を引用させていただきました。
http://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3ndlcrde …
ここに記された回答では納得いかず、ここに質問投稿させていただきました。

お礼日時:2019/07/21 21:55

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