プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

夏、日本海側ではフェーン現象により気温が上がりますが、フェーン現象ということは空気は乾燥していると思うので、カラッとして気持ち良いですか?太平洋側は夏は蒸し暑くて気持ち悪いですが、違うものでしょうか?

A 回答 (3件)

フェーン現象とは、


・ある程度の湿度を持った空気が、山脈・山地などの高地を通る
  ↓
・気圧が下がるので断熱膨張する
  ↓
・飽和蒸気圧が下がり、湿分(空気中の水蒸気)が凝縮して水になる(雲、あるいは雨)
  ↓
・水の凝縮熱が発生するため、温度はそれほど低下しない   ←これが「フェーン現象」のポイント。「水が蒸発するときに気化熱を奪う」のと逆のことが起こって「水が凝縮するときに凝縮熱を発生する」。
  ↓
・高地を通過した空気が低地・平野部に降りてくる
  ↓
・気圧が上がり断熱圧縮される
  ↓
・温度が上がる(高地を通過する前に持っていた熱に水の凝縮熱が加えられているので、高地に吹き上がる前よりも温度が高い)
という現象です。

おっしゃるように「暑いが乾燥している」空気になります。
ただ、「カラっと」していても「暑い」です。

砂漠の上は乾燥していますが、「カラッとしていて気持ちがいい」といえるのかな?
    • good
    • 0

理屈はあなたが言われるとおりです。


でも体感(不快指数)でカラッと感じるかどうかは分かりません。
以下は、不快指数の計算式です。
温度と湿度を入力すれば、不快指数が出ます。
ちなみに、
 温度35度 湿度40%の場合(フェーン現象を想定) → 不快指数82.8 暑くて汗が噴き出す
 温度25度 湿度50%野場合            → 不快指数71.8 暑くない
お試しください。
https://keisan.casio.jp/exec/system/1202883065
    • good
    • 0

仰るとおりカラッとしていますが、気持ちよいまでは行きません。

    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!