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例えば、天体の温度が上がったり下がると、天体の作る磁場が弱くなったり強くなったり、自転速度が遅くなったり速くなったり等変化するのでしょうか?

日常の例で言いますと、車のブレーキを使い過ぎると、温度が高くなって、ブレーキが効きにくくなるような感じです。

天体の中のマントルが熱の影響を受けて、磁場に変化を及ぼすような気がします。

質問者からの補足コメント

  • どう思う?

    この熱源は2つが考えられる。1つは内部に存在する放射性元素が放つ崩壊熱であり、主にウラン・トリウム・カリウムである。もう1つは溶けた地球内部で重いものが沈んでゆく際に生じる位置エネルギーである。


    46億年前の放射性物質による熱量は、87兆ワット以上になります。更に、位置エネルギーも、現在の23兆ワットよりの大きかったはです。
    ということは、地球の中のマントルの運動エネルギーも大きいはずなので、大きな磁場を作っていた可能性はないでしょうか?


    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E7%90%83

      補足日時:2024/04/12 15:55
  • どう思う?

    特に約41億年前のジルコン結晶のデータが、現在の地球磁場に近い磁場強度を持つことが高い信頼性をもって示された。また、先行研究による約42億年前の試料のデータも現在の地球磁場の半分以上の強度を示す。これらは、約42億年前に地球磁場が存在した可能性を示唆する。

    と記載があります。

    46億年前の地球は、現在よりも、地熱が高かったので、ダイナモが活発に活動して、今よりも強い地磁気を発生したはずです。なんか、間違っていると思います。多分、電磁流体のダイナモ(発電)効果が間違っているはずです。

    https://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr20 …

    No.1の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2024/04/14 09:53

A 回答 (1件)

星の磁場は永久磁石ではなく、電磁流体のダイナモ(発電)効果によってできています。


天体には大別して恒星と惑星(衛星も含めて)の二つあります。恒星のエネルギー源は核融合で内部の状態はプラズマ(電離気体)です。プラズマは電磁流体(MHD)方程式で記述されるような運動をして温度勾配や密度勾配があると電流が流れて磁場ができます。惑星は磁場を持っているものと持っていないものとがあります。地球の場合は鉄でできたコア(核)があります。このコアは内核と外核とに分かれており、内核は固体で外核は液体であると考えられています。この外核はプラズマと同様にMHD方程式で記述されるような運動をします。細かな話は省きますが、その結果磁場ができます。将来は外核中の流体的流れや電流分布が変わって磁場が今のような一対のNS双極子から変化したり、その後は磁場が反転することも予想されています。過去には何回かありました。コアが冷えて固体の鉄の部分が多くなるとダイナモが次第に働かなくなり地磁気は弱くなります。コアがない火星には磁場がありません。実はこれは生物にとっては大変なことです。
なお、マントルは鉄に比べたら電流が流れにくいので惑星の磁場には関係していません。
この回答への補足あり
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この回答へのお礼

どう思う?

>コアが冷えて固体の鉄の部分が多くなるとダイナモが次第に働かなくなり地磁気は弱くなります。

46億年前の地球は、現在よりも、地熱が高かったので、ダイナモが活発に活動して、今よりも強い地磁気を発生したはずです。

磁場が反転することは、岩石からわかりますが、大昔、磁場が今よりも強かったことはわかないのでしょうか?

お礼日時:2024/04/14 09:38

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