ナチス＝ドイツの東方植民

第二次大戦中、ドイツの東方政策について、

ドイツは占領地のどの地域までドイツ人を入植させたのか、またその数的規模やどういった人が移住したのかを詳しく教えてください。

質問者からの補足コメント

• 

  東方政策における被占領国国民に対する処理でなく、東方生存圏構想のためにドイツ人（ドイツ国民）が実際にどれほど植民活動を実行できたかという質問です。資料になりそうな蔵書名を知ってる方、あるいは普通にどこで調べればわかる、というアドバイスをお持ちの方は良ければどうかご教授ください。

    補足日時：2019/09/02 03:48

No.2 ベストアンサー 回答者： drmuraberg 回答日時： 2019/09/02 08:56

第二次大戦中に植民は行われていません。

ポーランドを含む東欧地域には
昔から多くのドイツ系住民がドイツ語を話しドイツの生活様式を保持し
ながら生活していました。
これらのドイツ系住民が新しい占領地の支配階層となり、他のスラブ人を
隷属化させるというのが主眼でした。

しかしヒットラーの妄想はそれ以上で、彼はプロパガンダ演説で繰返し
Lebensraum im Osten(東に生活空間を！）に言及しています。
その触りがドイツ語のWiki Lebensraum im Osten に纏められてます。
元々はドイツ帝国時代から有り、穏やかに実行されてきた考えです。
https://de.wikipedia.org/wiki/Lebensraum_im_Oste …üsseldokumente_zum_Lebensraumprogramm

その中から、第二次大戦中の植民に関する一節です（拙訳）。
歴史家Henning Köhler （ヘニッヒ・ケーラー、＊1938)は、それは生活空間
征服の為に行われたのではない、というのは1941年には征服予定地域に
入植するに十分な数のドイツ人もいわゆる「同族血筋の」人々も居なかった、
との見解である。ヒットラーは世界大戦の開始以降Lebensraum im Osten
(ヒットラーの標語、東に生活圏を！)に付いてはもはや語っていない。
「彼（ヒットラー）にとってはこれらの陸隗の支配と住民の奴隷化だけが目的で
あった。征服された領域は命の為では無く死の空間であった。」

＜Der Historiker Henning Köhler (* 1938) vertritt die Ansicht, dass es dabei
nicht um die Eroberung neuen Lebensraums gegangen sei, denn es habe
1941 keine ausreichende Zahl von Deutschen und Menschen mit angeblich
„artverwandtem Blut“ gegeben, die zur Eroberung vorgesehenen Gebiete
zu besiedeln. Hitler habe seit Beginn des Weltkriegs auch nicht mehr
Lebensraum im Osten gesprochen.
„Ihm ging es nur noch um die Beherrschung dieser Landmasse und
die Versklavung der Bevölkerung. Das eroberte Gebiet war kein Raum
für das Leben, sondern für den Tod.“[13]＞

この前段には、占領地の住民の追放や大量虐殺、並びに捕虜の餓死に付いての
記述が有ります。

No.1 回答者： mtsbsrpa7m2 回答日時： 2019/09/01 14:02

＞詳しく教えてください。

最近、このような傲慢な怠け者が増えているような気がします。
好意で回答してくれる人にわざわざ断ってまで要求する神経も理解できません。
主旨や程度を明確にせず「詳しく」とさえ言っておけば、親切な物知りの奴隷が知っている事を全て文章にして答えてくれるとでも思っているのでしょうか。
その者はその為の苦労をわかっているでしょうか。

そのような思い上がった要求でも質問を認めるべきなのでしょうか。


「詳しく」という要求はそれ以前の段階まで知っている者しかできないことだと思います。
しかし、
→そのような人は自分は何を知らないのかをわかっていると思います。
→だとしたら質問の内容を具体的に説明できる筈です。
→「詳しく」とか曖昧で無制限な要求はしない。



「植民」の件ですが、占領=領土　ではありません。
あなたは、講和前のまた敵に取り返されるかもしれない土地に行く気がありますか。

この回答へのお礼

この質問にこういった回答がつくとは思ってもみませんでしたが、確かに「自分はどこまで知っているか」「どこまでを教えてもらいたいのか」という範囲が非常に曖昧でしたね。今回私はこの問題について図書館でも調べているのですが、ドイツの各占領国政府や国民に対する東方政策の内容はおおむね理解できた一方で、実際、ドイツ国民による植民計画が戦時下でどこまで行われたのか資料がなかなか見当たらないために、ネットの集合知に頼らせていただいた次第ですが・・・なるほど、安易に誰かが答えてくれるという期待と答えてくれた個人への感謝を忘れてはならないということへの戒めになりました。

お礼日時：2019/09/02 03:32