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通常価数は持っている水素イオンと水酸化物イオンの数なのに、酢酸 CH3COOHの価数はなぜ3価でなくて1価なんですか?

A 回答 (1件)

まず酢酸は普通、CH3COOH を CH3 と COOH として考えることが多いです。


CH3- は、メチル基と言い、この水素が酸塩基反応で分離してイオンになることはまずないです。それくらい炭素と水素は共有結合で強く結びついています。

-COOH は カルボキシ基(昔はカルボキシル基と言った)と言い、
-C-O-H
 ‖
 O    のような構造をしています。

このカルボキシ基のHは、極性を持つ溶媒の溶液中では、プロトンH+として遊離しやすく、この H+ が、酢酸の酸たる性質の原因になっています。
カルボキシ基を持つ酸を、カルボン酸(多数の種類がある)と言い、手近なところでは液体性の薄い透明な茶色い糊(主に紙をくっつける)に利用されていたりします。

プロトンH+が遊離した時、酢酸イオンは CH3COO- と表記するのですが、後半の COO- は 炭素C に 酸素O が 1.5重結合 で2つくっついているような状態になります。
ここら辺を話し出すと、上のような難しい事になり高校化学の範囲を超えてしまいますね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!!
とてもわかりやすかったですm(_ _)m

お礼日時:2019/09/01 18:37

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