
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
糸1,2が引く力をそれぞれT1,T2とすると、
垂直方向のつり合いより
T1sin60+T2sin30=20
水平方向のつり合いより
T1cos60=T2cos30
連立方程式をといて
T1=10√3
T2=10
No.2
- 回答日時:
平面上の「2次元」の話ですから、「水平方向」と「鉛直方向」に分けて「つりあい」を考えましょう。
「重力」と「2つの張力」について、それぞれ「水平」と「鉛直」のつり合いを考えます。
この図で、唯一外部から力が働くのは「Aに働く重力」だけです。
これは「鉛直下向きに mg」です。(m:質量、g:重力加速度)
問題では mg = 20 [N] と与えられています。
この重力と、「斜め」の2本の糸の張力とつり合います。
張力を「糸Aの張力 T1」と「糸Bの張力 T2」とすれば
T1:斜め左上向き
→これを「水平」と「鉛直」に分ければ
水平:左方向に T1 * cos(60°) ① ←T1 と水平左方向との角度が 60° になることは分かりますね?
鉛直:上方向に T1 * sin(60°) ②
T2:斜め右上向き
→これを「水平」と「鉛直」に分ければ
水平:右方向に T2 * cos(30°) ③ ←T2 と水平左方向との角度が 30° になることは分かりますね?
鉛直:上方向に T2 * sin(30°) ④
これを「鉛直下向きに mg」との釣り合いを考えればよいわけです。
水平:重力自体には「水平方向」の成分はありませんが、それを引っ張る T1, T2 には「水平」成分がありますから、「左向き」と「右向き」がつり合うので、①③より
T1 * cos(60°) = T2 * cos(30°)
→ (1/2)T1 = (√3 /2)T2
→ T1 = (√3)T2 ⑤
鉛直:重力は下向き、張力は②④とも上向きなので、これがつりあって
mg = T1 * sin(60°) + T2 * sin(30°)
→ mg = (√3 /2)T1 + (1/2)T2 ⑥
⑤⑥の連立方程式より、T1, T2 を求めればよい。
やってみれば、⑤を⑥に代入すれば
mg = (√3 /2)(√3)T2 + (1/2)T2
= (3/2 + 1/2)T2
= 2*T2
→ T2 = (1/2)mg
⑤に代入して
T1 = (√3 /2)mg
mg = 20 [N] ということのようなので
T1 = (√3 /2)mg = 10√3 [N]
T2 = (1/2)mg = 10 [N]
「重力」に水平成分はありませんが、それを支える「張力」には「水平成分」があるので、「水平方向」は「張力どうしのつり合い」になります。
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