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蛍光顕微鏡等で蛍光を観察していますと,すぐに退色してしまいます。

(1)これは有機物のみの現象ですか?
(2)退色とはどのような仕組みで生ずるのですか?二重結合が切れてしまうんでしょうかねー?????

化学知識の全くない老人の単なる興味ですが,どなたか簡単にご教授ください。

A 回答 (1件)

>蛍光顕微鏡等


を使ったことがないので.使う染色剤がわからず.一般的内容になります。「有機物」とあることから.動植物の観察に限るということで答えます。

蛍光は.あるぶしつが励起状態になって.励起状態から基底状態へ変化する(必ずしも元の状態に戻るとは限らない)ときに発する光です。一般に寿命が短いです。励起には普通の光化学反応では紫外線が使われています(低価格・可視こうと重ならない)。

燐光も蛍光とほぼ同じなのですが.関係する軌道の違いから.寿命がながいのです。スーパー等で販売されている「蛍光なんとか」という商品はこちらを使っています。大体数秒以上光りつづけて物によっては半年以上光りつづける場合もあります。

1.たとえば.塩化ナトリウムにCuターケットNiフィルターのX線を照射すると.黄色い光がでます。これも.「光をあてて.あてた光以外のの光を出す」という意味で.蛍光(燐光かもしれません。どの電子軌道を使っているのか知らないのでどちらかわかりません)になります。きゅうしゅうは腸と発光波長の関係で.元素分析に使われる蛍光X線スペクトルというものもあります。
有機物に限られた現象ではありません。ただ.発光する光の関係で.有機物と元素分析くらいしか使われません。

2.基底状態に戻るときに.元のぶしつ以外のぶしつに変化した場合は.多くのは合い退色します。色素等の場合には.「二重結合が切れて吸収がなくなった」と説明される場合が多いです。しかし.励起状態は.ある種のラジカルですから.何の反応がおこるかわからない状態であり.「二重結合が切れた」反応だけとは限りません。
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