
No.5ベストアンサー
- 回答日時:
パロディは盗作とは言いません。
盗作というのは、他人の作品を下敷きにして作ったものを、あたかも自分のオリジナルであるかのように発表することです。
パロディはオリジナルがあることが周知されているものです。
その句が芭蕉の句のパロディとして自他ともに認識されているのなら、盗作とはいいません。
オリジナルを真似た作品をすべて盗作というのなら、パロディも盗作といえます。
元々パロディ文化がない日本では、西欧のパロディ作品を盗作というイメージでとらえる人もいました。つまりパロディの価値をよく理解していない文化でもあります。
駄作か秀作かは、盗作とは別の話です。
盗作、パロディにも、秀作もあれば駄作もあります。
パロディは秀作であってこそ価値があり、パロディの駄作はオリジナルに対して失礼でしかないです。
質問の句は、芭蕉の句の言い間違い、覚え間違い、と思われてしまいそうです。
パロディとしてうまいとは思えません。
作った人がパロディのつもりなら、パロディの駄作です。
早速のご回答ありがとうございます。
<盗作というのは、他人の作品を下敷きにして作ったものを、あたかも自分のオリジナルであるかのように発表する>ですね。
<パロディはオリジナルがあることが周知されているものです>
この句は、盗作ではありませんね。
<質問の句は、芭蕉の句の言い間違い、覚え間違い、>とみられるのですね。
パロディとしたら<パロディの駄作です。>。
No.10
- 回答日時:
「古池や〜」を元にした、と公言していればアレンジになるのではないでしょうか。
私は俳句に詳しくありません。音楽で似たような事をすれば、そのようにアレンジと解釈されると思います。当然その場合、オリジナルの作者の許可は必要ですが、俳句、しかも昔の俳句の場合はどうなるんでしょうね。。。
元にした、と公言しなければ盗作だと感じます。
ごかいとうありがとうございました。
音楽の分野から類推すると<「古池や〜」を元にした、と公言していればアレンジ>なのですね。ただし、<公言しなければ盗作>。
正直に<公言>するかどうかが、分かれ道なのですね。
No.9
- 回答日時:
「古池に蛙飛びこむ水の音」は盗作ですか?
私は、盗作だと思います。
当時の俳句は 、誹諧連歌と呼ばれ、次々句がつゞいていたために、発句には切れ字(や、けりなど)を入れる決まりが有り、意味的には「や」も「に」も変わらないです。
もしこれが、
「古池よ」であれば、全く新しい俳句になります。
正岡子規以降、本歌取を馬鹿にする風潮が有りますが、百年も前の下らない歌論を未だに保持している事自体笑うだけですね。
本歌取は、前の歌のイメージを取り込みつつ、新たな感性を読み込みました。
俳句は、一字一句が感性ですよ。
拙句
かはづなく池をめぐるやみづの音
ご回答ありがとうございます。
<発句には切れ字(や、けりなど)を入れる決まりが有り、意味的には「や」も「に」も変わらないです。>のですね。
古池やでも古池にでも、同じ俳句とみなされ、<古池よ」であれば全く新しい俳句になります。>のですね。
><次々句がつゞ>くための<決まり>だったのですね。
誹諧連歌の
No.8
- 回答日時:
これよりは盗作の方がましです。
私も一瞬本物と思いました。これは字を(わざとかどうか知らないけれど)まちがえているから、偽物です。盗作というのは、本物の一部を借りる形で作った作品で、中村草田男の「明治は遠くなりにけり」を使った作品が一部で話題になりました。同じ草田男の「万緑や」は季語として使用する人もあります。(さすがに少なそう)しかし、偽物であっても、「これは私の作品です」として発表しなければ問題になることはありません。これは俳句のことでなく、短歌のことですが、「宮中歌会始」に入選歌として発表された歌が、短歌雑誌に発表された別の人の作品とおなじであったため、入選取り消しになった事件がありました。(古い話です)これは剽窃・盗作の好例でしょうね。
なお、「本歌取り」は短歌の世界で、俳句にはありませんでした。
ご回答ありがとうございました。
盗作・偽作・パロディといろいろありますが、今回の句は偽作になるのですね。
他人の句を自分の句として扱えば盗作ですが、今回は文字を間違えている(変えている)だけですので偽作になるのですね。
No.6
- 回答日時:
それをどのように発表するかによります。
なんのひねりもないので、それをパロディーだというのは無理があります。
盗作かどうかは、作者の意図にもよる話です。
ただし、他人から見れば、元の俳句として「古池や蛙飛びこむ水の音」があるということを誰でも知っているわけですから、第一印象としては、どこぞのバカが間違えたんだろうと思うでしょうね。で、それに対して作者はどう反論するのでしょうか。全くの新作であるという理屈は通用しないでしょう。内容が酷似しているからです。パロディという理屈も無理があります。なんのパロディにもなっていないからです。
したがって、限りなく盗作、盗用に近いです。基本的に「盗作」というのはオリジナルと全く同じでなければならないというわけではありません。内容の中心になる部分が同じであれば盗作とみなされるでしょう。
「俳句には盗作は無い」というには、あまりにも勝手な言い分です。もちろん、文字数の制約があるわけですから、誰かが発表した俳句と似たようなものが出来上がってしまうことはあるでしょうし、これまでに発表された全ての俳句を知っている人などいないでしょうから、偶然似てしまうことはあります。しかし、元の俳句を知らなかったのであれば、盗作とは言い難いです。そういう意図がなかったからです。しかし、ご質問の例では明らかに元の俳句を知っていて、パロディにも何にもなっていないのであれば、それを新作として発表しようとすれば、盗作と思われるでしょうね。
早速にご回答あありがおうございました。
最後の3行に見事にまとめられていますね。
<ご質問の例では明らかに元の俳句を知っていて、パロディにも何にもなっていないのであれば、それを新作として発表しようとすれば、盗作と思われるでしょうね。>
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
このQ&Aを見た人はこんなQ&Aも見ています
関連するQ&A
- 1 古池に飛び込むのは、複数の蛙、も有り得るのですか?
- 2 俳句「人来たら蛙となれよ冷し瓜」の解釈
- 3 漱石が子規に俳句や、漢詩の添削をしてほしいと送った手紙の俳句、漢詩の後に「大政」と書いてありますが、
- 4 小林一茶の有名な俳句、「めでたさもちゅうくらいなりおらがはる」の「ちゅう」は、上中下の「中」ではない
- 5 俳句?の一節が分かりません。有名な俳句?
- 6 俳句らしい俳句にするために・・・・
- 7 英語の俳句の元の俳句を教えてください
- 8 至急お願いします!!!! 俳句の宿題があります。 お題が「中尊寺」、「湯殿山」で必ず夏の季語を入
- 9 俳句。 こわく"と (怖々と) 下から覗き 蜂の巣を これをカッコいい俳句に手直ししてください。 下
- 10 俳句と短歌は一見よく似た文芸詩のようにみえますが、なぜ、科学者では、俳句よりも短歌を詠む人が、多いの
おすすめ情報
このQ&Aを見た人がよく見るQ&A
人気Q&Aランキング
-
4
有名俳人の有名な俳句を教えて...
-
5
近代俳句の近代とは?
-
6
水原秋桜子の俳句の解釈教えて!!!
-
7
「たわむれに、母におぶさり、...
-
8
川柳 俳句
-
9
松尾芭蕉の奥の細道についての...
-
10
昼の月を歌った歌
-
11
俳句の読みを教えてください!!
-
12
「箒で掃く」という意味を表わ...
-
13
俳句のとき小さいつは数えますか?
-
14
次の内容の添削のお願い
-
15
十・八・五の川柳ってありですか?
-
16
<せきをしてもひとり 放哉>...
-
17
松尾芭蕉が俳句に込めた思いと...
-
18
俳句
-
19
俳句文法「かも」「やも」「は...
-
20
食に関する(有名な俳人が書い...
おすすめ情報