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西から天気が変わるのはなぜ

A 回答 (8件)

他の人と違う回答を書きます。



 天気が変わるのは、必ずしも西側からとは限りません、たとえば夏の夕立や、冬の雪雲などはその時吹いている風に流されて行きます。この動きは、レーダー画像で確認することができます。
 その時の風に支配される変化をするのは、積乱雲が作るような局地的な天気変化に限られます。このような場合は例外的なので以下では無視して話を進めていくことにします。

 もっと広い範囲で一斉に起こるような天気変化は、低気圧や高気圧の接近通過にともなって起こっています。低気圧が近づくと天気が崩れ、高気圧が近づいてくると天気が回復するということがいえます。このような現象が起こるのは、低気圧内部では上昇気流が、高気圧内部で下降気流が発生していることで説明できます。
 温帯低気圧・移動性高気圧(以後単に低気圧・高気圧と書くことにします)は基本的に西から東に移動します。従って天気変化は低気圧・高気圧が西からやってくるから、天気が西から変わると言い換えることができます。まだこれでは答えになっていないのは、わかりますね。単に言い換えただけです。

 それでは、低気圧・高気圧が西から東に移動するのはどうしてでしょうか。実際の所、これに対して明確に説明された答えを見たことはありません。従って、正しい答えが何なのかはわかりません。関連事項を整理することで、どういうことが考えられるかを検証したいと思います。

 一番よく見かけるのは、低気圧・高気圧が偏西風に流されているという説明です。これも変な話です。
 偏西風というのは、地球上にできた高気圧(気団を含む)低気圧が作り出した風の流れを平均化した物です。それに、低気圧・高気圧が流されるというのは変な感じがします。実際には低気圧・高気圧のできるしくみがわかっていて(これについては後述します)、このことから偏西風に流されるという答えは間違いであることが説明できます。

 答えを求めるために、地球の高度10km程度までの対流圏の風の流れを考えてみることにします。最初は一様な大気があったとします。
 地表では、日射によって極付近より赤道付近の方が暖かくなります。暖められた空気は膨張します。水平方向には膨らむことができません(空気が詰まっているから)から、上の方に膨らんでいくことになります。その分上空の同じ高さでは赤道付近の方が気圧が高くなります。
 気圧が高くなれば、低い方に向かって空気が流れていくことができるようになります(気圧傾度力で説明します)。
 ここで、地球が自転していることによって奇妙なことが起こります。極側に移動していった風は、次第に東の方に曲がって西風になります。転向力という力が働くということで説明されています。
 結果としては、地球対流圏の中は、赤道付近をのぞいて西風が吹くことになります。
 この間にも赤道付近は暖められ続けます。気圧は高くなり、極側に風を送りますが、この風も、西風の仲間入りをして行きます。 
 赤道側の高気圧が強くなっていく内に、この西風を押す力が場所(経度)によってムラができてきます。強いところでは、極側に風がながれていき、弱いところでは赤道側に風がながれるようになります。つまり上空の風は南北に波うつように蛇行しながら流れるようになります。

 このような蛇行した風の流れ方を偏西風波動といいます。中緯度地帯では、上空の風は一様に西から東ではないことに留意ください。

 偏西風波動が起こればどのようなことが起こるかを説明する前に、一つ用語を説明します。蛇行した流れが極側に張り出している所を気圧の尾根、赤道側に張り出しているところを気圧の谷と呼んでいます。(この先の文が理解できなければ次の空白行の先まで読み飛ばしてもらっても結構です)
 風がまっすぐ進む時は、気圧傾度力が転向力と釣り合った状態で吹いています。気圧の谷とか気圧の尾根とかでは風が曲がって進みますからこれに遠心力が加わります。遠心力は、気圧の谷では、転向力と同じ向きにかかります。遠心力が転向力の一部を変わってやっているという形になります。転向力はその分少なくてすみます。風が弱いと転向力が弱くなる関係がありますから、気圧の谷では風速が遅くなる傾向があります。
 気圧の尾根ではこれと逆になります。遠心力は気圧傾度力と同じ側に働きますから、転向力がたくさん必要でその分風は強くなります。
 気圧の谷から尾根に向かうところでは、風は速くなっていきます。風の元になる空気が必要です。そのため地表付近から空気を上昇させてきて風の元を補給します。この付近には上昇気流ができますから、地表には低気圧ができる事になります。
 気圧の尾根から気圧の谷では、風が遅くなることで空気が詰まってきて、それが下に降りていって地表付近で高気圧を作ります。まとめると次のようになります。

 偏西風蛇行で、気圧の谷から気圧の尾根に向かうところでは、地表付近に低気圧になり、気圧の尾根から気圧の谷に向かうところでは、地表付近では高気圧になる。という関係ができます。
 低気圧・高気圧が偏西風やジェット気流に流されるのではないというのはこのことから明らかです(ジェット気流は偏西風波動の特に流れの速いところを指します)。その一部なのですから。

 偏西風波動は、夏・冬は安定していてだいたい同じ所を流れ続けます。これにともなって、だいたい同じような気圧配置が続くことになります。
 これが春・秋になると波高が大きくなったり小さくなったりしながら、東に進むようになります。気圧の谷・気圧尾根も一緒に東に進みます。これにあわせて、低気圧・高気圧も西から東に進むようになります。

 春と秋には天気が西から変わってくるのは、偏西風蛇行が東に進むからだと言い換えることもできます。ここまでの説明はよく見かけます。こうしたところでまだ根本的な解決にはなっていません。
 偏西風波動が夏・冬で安定していて、春・秋で東進するようになるのかという説明は聞いたことがありません。計算が複雑でコンピュータでシミュレーションしてみるとこうなったとしかいいようがないのかも知れません。

これでは答えになりませんから、推測で考えていることを付け加えます。あくまでも私見として参考にしてください。
 夏・冬で偏西風波動が安定するのは、地表の温度分布が不均一のまま変化しないからなのでは。
 春・秋で偏西風波動のようすを見ていると、波高が大きくなりながら東に動いているように見えます。波高が大きくなり過ぎると、波の一部がしぶきの一滴のようにちぎれて、渦を作ることがあります。切り離し高気圧とか切り離し低気圧(別名寒冷渦・寒冷低気圧)といいます。これらは明らかに上空を支配している西風に流されて移動していっています。波高が大きくなるときにも同じような作用が働いて、波が東に進むのではないかと思っています。膨らんだ波頭が風に流されるように。

補足です。台風が日本付近に接近した時に上空の風(偏西風という人もいます)に乗って流されるのは、台風は単に暖かい空気のかたまりだからです。この時の動きは西から東ではなく南西から北東になっています。
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他の方々がおっしゃるように、日本のような中緯度(緯度で30~50度の範囲)の高い空(1万メートル前後)で西から東に向かってジェット気流と呼ばれる強い風が吹いています。

 これが天気を西から東に動かす大きな力のひとつです。
でも、これで『地表付近の天気が動く』かというと、それは直接的ではありません。
日本の学校ではほとんど教えてくれませんが、地球の大気には決まった動きがあります。
上記に記した風もそうですが、そのほかにも大気にはいろいろな流れがあり、結構それらは『循環』と呼ばれるように『ぐるぐる回る動き』をしています。
特に日本の夏の雨に関係するものを紹介すると、赤道当りの地域と日本あたりの地域とを南北に循環している流れがあるんです。
太陽が赤道付近の海面を熱すると、暖かくなった空気は密度が下がるので上昇気流を生じます。 もちろん、それがローカルにスコールなどの天候を作ることもありますが、広い海で作られた上昇気流はそんなものでは収まりません。 ずっと高い高度まで上がります。 赤道上で上昇した大気は、中緯度のジェット気流で流れに飛ばされた大気で気圧の下がった領域に来ます。 その領域の大気は赤道領域の大気に比べて低いので、冷やされて下降します。 その大気はまた南方へ戻るという経路をたどって大気の循環が形成されます。 この赤道から中緯度との間の大気の循環を『ハドレーセル』と言います。

ハドレーセルがあるので基本的に中緯度は高気圧帯となって天気がいいのですが、それが特別安定でもなく、ローカルに大気の擾乱(かき回されること)も生じます。 例えば夏の夕立などです。
ただ、こういったハドレーセルの下降気流もローカルな擾乱も、その上層の空気の強い流れには逆らえず、ジェット気流が西から東に流れるのに影響されて西から東へ動きます。 その結果、天気は基本的に西から東に動くのです。

しかし、物には例外はつきもの。
ジェット気流はまっすぐ西から東に流れるわけではありません。 上記のハドレーセルや強力な台風のようなものがあると、構想の気圧配置が乱れ、その結果、ジェット気流も蛇行します。 すると晴れの日がやたら長続きすることも起きれば、次々と台風が来るということも起きます。

こういったことを予測するには、高い空の状態を知ることが大事になります。
興味を持たれたら、高層気象、なんかをキーワードにググってみて考えてみてはいかがでしょう。
下駄で占うよりはマシとおもいます。
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それは偏西風の影響を受ける地域に限定した話です。


つまり、日本付近の上空は、西から東に向けて強い風が常に吹いています。それが偏西風です。その影響で西から東に前線やら低気圧、高気圧やらが移動するからです。

しかし、地球上のすべての地域で偏西風が吹いているわけではなく、赤道に近い地域では貿易風と呼ばれる西向きの風が吹いているために、その領域では東から西に天気が変わります。

台風とかは、南の方で発生し、その地域は貿易風の影響を受けるので西向きの進路をとります。それが北上すると偏西風の影響によって進路を東向きに変えます。その様子は台風シーズンにはよく目にしますよね?


http://weather-ignorance.jp/11-torivia.html
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太陽は反対だけど、これと関係していると聞いたことがある。

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地球全体の大気の循環です。



赤道付近の日照が多いので海面温度が上昇して「上昇気流」が発生し、それが上空で北に流れた後、中緯度地域で下降してきます。そこから地表面を北に向かう風は地球の自転のために「西から東に」向きになります(「コリオリの力(ちから)」というものが働く)。これが「偏西風」であり、日本付近の温帯では地球全体で西から東に大気が移動することになります。

こんなサイトを参考に。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%89 …
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%81%8F%E8%A5%BF …
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地球が回っているからです

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偏西風って聞いたことありませんか?


それがあるから雲は西から流れて東へ逃げていくってことです
偏西風は緯度30度あたりから60度あたりまでで吹く西からの風です

また、緯度30度以下、赤道の近くに行くと貿易風というのが吹いていて、これは偏西風とは逆の東よりの風になります。

台風が最初は西に動きながら北上し、だいたい沖縄あたりで向きを変えて東へぐぐぐっと曲がるのは、貿易風に乗って動いていた台風が偏西風に乗り換えるからですね
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風は西から。

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