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英語の仮定法で、仮定法の目印はIfでは無く、助動詞の過去形だ!っていうことを学んだんですけど、助動詞の過去形があったら100%仮定法なわけじゃないですよね?決め手は結局何ですか?

A 回答 (4件)

1. 乱暴な言い方ですが、if+過去形、またはif+過去完了形の従属節と、過去の助動詞が使われている主節(=帰結節)で構成される文であれば、仮定法の文だと判断します。



2. 同じ形は、過去を基準にした単なる条件(現実としてあり得ること)節と、それに時制を一致させた主節、という仮定法ではない(=直説法)文でも生じます。
ただ、それを可能にするためには、その前にそういう「過去の単なる条件」ということ示す文脈(別の文、語句)が必要になります。
ですから、ifがあるけれど仮定法ではない文というのは、ほかに「過去のことであり、非現実ではない」ということを示す内容が示されている場合だと整理しておきましょう。

一例を示します。
-If Tim liked the story, he would buy the novel.
これが単独で示されれば、仮定法過去で、「もしその話が好きだったらTimはその本を買うのだろうけど、事実は嫌いなんだよ。」という意味です。
ところが、Mary said that, if Tim liked the story, he would buy the novel. のように、ほかに「過去の要素」が加わると、時制の一致が生じているだけで、「もし気に入ってるのなら、買うかもね」という単なる推量だという可能性も出てきます。
直接話法に言い換えると:
-Mary said, "If Tim likes the story, he'll buy the novel."
となるからです。
でも、メリーは次のように言ったのかも知れません。
-Mary said, "If Tim liked the story, he would buy the novel."
「Timはそんな話を好きになる筈がない,買わないよ。」(仮定法の帰結節では、時制の一致がありません。)
そうすると、ここまででは仮定法か直説法か判断のしようがありません。
ですから、必然的に、更にほかの情報を探すことになります。
例えば長文の場合、どこかにMary did not know what kind of stories Tim liked. というようなヒントになる文があって、それを根拠に、問題の文は「Maryは知らずに言った」=過去の単なる推量と特定する、という解き方をすることになります。

以上のような解釈のプロセスを経ることで、単なる推量なのだな、または非現実の仮定だな、ということが確定します。
過去完了についても、同じような判断方法で、仮定法か直説法かを判断しましょう。
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>決め手は結局何ですか?



これへの回答を忘れていました。
仮定法(本来、叙想法と言うべきもので)とは〈非現実感〉を表す主観表現の動詞活用のことです。If節の動詞のことです。なので、これを見ないでいいわけがありませんよね。
英語では動詞の形を《過去に遡らせること》で行いますから、現在形はありません。(他言語では直説法とは形を全く異にする活用があって一目瞭然だそうです。)―― 因みに、もう一つ、仮定法現在というのがありますけど、recommend he be など提案や命令の内容を言う that節の動詞に使われる《原形》のことです。

条件文に使われる仮定法と言うと、if節の動詞のことで、
1.If節の過去形については、文脈から何を言っているのか分かっていないと分かりません。現在のことを言っているのに過去形を使っていたら仮定法過去です。
ただし、 I/he/she/it were の場合は一目瞭然に仮定法でしかありません。

2.If節に過去完了が使われていたら、仮定法過去完了だと思えます。

そして、このように if節で〈非現実感〉を出したら、帰結節で would を用いるのが典型例ですが、would を用いるのは本来、〈推量〉のためであって、ほかにも might や could も用いることがありますが、過去形助動詞は、時制ではなく、主観の弱いことを表すから〈推量〉になるわけなのですが、この形を、強制されたのか、使い切れないのか、ただ周りがみんな使っているように使っているだけなのか、〈断定〉にも使うことになってしまっているのが現状です。しかし、それでも、尚、語感に優れたもの書きさんたちは、〈非現実感〉を出した条件節とともに、帰結節で助動詞を使わずに〈断言〉をすることもあります。

なので、無難に社会を乗り切るには、ネイティブのやることに従っていましょう。そして、英作文するときは、覚えている限り、できるだけ型通りの表現にとどめるようにして、それでは収まらない場合は、別の表現を考えるのをおすすめします。
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英語は、仮定法の文も普通の文(直説法といいます)も、一見すると(助)動詞の活用が同じなので、(助)動詞の活用からそれが仮定法かどうかを見極めることは困難です。



仮定法が、「話し手が事実をそのまま述べるのではなく,自分の頭の中の仮想の世界のこととして,ありそうもないことを仮想したり,自分の願望や要求を表すような場合に用いられる」ということは勉強しましたよね。

なので、まずその文が、その文自体や前後の文脈から、「ありそうもないことを仮想したり,自分の願望や要求を表しているのかな?」と推理するのが最初だと思います。

例えば、
If I were a bird, I would fly to you. (もし僕が鳥だったら、君のところへ飛んでいくのに)
は、僕が鳥であることはあり得ないので、仮定法だと分かります。

He said that he would do it by the end of March. (3月の終わりまでにやる、と彼は言った。)
は、単に「彼が『3月の終わりまでにやる』と言った」、という事実を述べているだけなので、この would は、主節と時制を一致させるためにwill を過去形の would にした、ということがわかります。
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>助動詞の過去形があったら100%仮定法なわけじゃないですよね?



正しい考え方です。誰に何を言われても、これを忘れずにいれば、それほどひどい混乱に巻き込まれずに済みます。

>英語の仮定法で、仮定法の目印はIfでは無く、助動詞の過去形だ!っていうことを学んだんですけど、

それはナンチャッテ文法というものですが、現代のネイティブにはそう考える人が一般人にも学者にもいるようです。ネイティブの使い方に妙な混乱があって、would は〈断言〉にも使われるようになっていますが、困ったことに、混乱と認めるどころか〈断言〉とも認めないまま、私たち外国人学習者を混乱に陥れています。その上、この現状が社会に認識されてもいないようです。

ネイティブの使い方にこのような混乱があるのは、私の察するところでは、不自然なほど徹底された時制の一致と、仮定法と名乗りながら "条件文の作り方" を教えて3つ、4つの典型例だけが正しいかのように思わせている問題のある教え方に起因しているように思われます。もしかすると、時制の一致の徹底→would を時制の一致以外の場所でも〈断定〉に使うようになる→仮定法の条件節には帰結節の would で〈断言〉もできる、という順序を辿ったのかもしれないと想像します。

「仮定法」という呼び方からして変な名前ですが、どうしてこんな名前がついているのかをこちら(https://oshiete.goo.ne.jp/qa/11518893.html)の No.1 で説明していますので、よかったらご覧ください。
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