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中年になって体の変調が感じられるようになりました。

若い時なら何でもない動きでも、急にすると筋を痛めたり、軽いギックリ腰になったりします。

年だから仕方ないとは思うものの、本当にイヤになります。

一応、健康維持のためゴルフをしたり、近所を散歩したりするのですが、筋肉や体力の衰えは進むばかりです。

そこで昔から愛用されている様々な薬品や健康食品を根気よく続けてみようかと思っているのですが、次の中で本当に効果があるのはどれなのでしょうか?


1.江戸時代には一匁が純金一匁と同じ価値だと言われた 「朝鮮人参」。  最近は人参だけではなく、鹿茸や他の漢方薬のエキスを混合し、飲みやすくしたカプセルなども販売されています。

2.アリナミンやキューピーコーワなどの総合ビタミン剤。

3.よく通販で紹介される蜂蜜から採取したローヤルゼリー。

4.青木功氏のコマーシャルで紹介されているクロレラ。


コマーシャルや説明を聞くとどれも効きそうなのですが、本当に効くなら大病院の医師たちが積極的に服用を指示するはずではないかなと感じてもいます。

一応効果がゼロではないとして、これらの薬品や健康食品の中で本当に効果が期待できるのはどれでしょうか?

また服用し始めてから、どのくらいの期間を経て効果が実感できるようになるのでしょうか?

A 回答 (2件)

おはようございます。


兵庫県内で内科勤務医をしているものです。
医療従事者の一意見としてご参考にしてください。

ご自分でもおっしゃっているとおり、希望者が自分の判断で手にすることのできる健康食品や薬品は、医療機関で処方されるものとは全く別物で、効果のほどが定かでないものが多くあります。(薬局で購入できる風邪薬や胃薬、漢方などはほぼ同様の効果が期待できます。)
とくに「ガンが消える」とか「不治の病に効く」などのうたい文句で売られているものは、医学的には効果が立証されていないものがほとんどです。

そういったことを踏まえて、
(1)いわゆる健康食品はお勧めできません。
(2)しかしながら、ビタミン剤や漢方薬はおっしゃっているような身体の変調には効果が期待できると思います。
具体的にはB系の総合ビタミン剤、補中益気湯、香蘇散、半夏厚朴湯などが挙げられます。ただし漢方薬はヒトによって選択が変わってきますので、詳しくは専門家に相談された方がよいでしょう。
(3)ローヤルゼリーやクロレラは健康食品として有名で、補助的にはよいほうに作用すると思います。
(4)こういった症状は全身的なものですから、今はやりのウォーキングや湯治なども効果が期待できると思いますよ。

補足ですが、健康食品の多くはある程度の効果は期待できると思います。しかしながら支払った投資額と効果を天秤にかけると、かなり損していることになるかもしれませんので、まずは効果の確実なお薬を試された方がいいでしょう。
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この回答へのお礼

医師の先生からご回答を頂き本当に感謝しております。  昔から定評のある漢方薬から、現代科学の粋のような薬品まで数ある健康食品や薬品の中から何を選べばいいのか、何を避けるべきなのか悩んでおりました。  先生のアドバイスを熟考して、時間をかけて選択したいと思います。  貴重なご意見、本当に有難うございました。

お礼日時:2005/01/08 15:52

@お早うございます。


 まず押さえて置かなければ成らない基本事項が二つ。
医薬品・・・・国が検定を行い中身が保障されており、飲み合わせ、副作用の発現率などある程度の事がわかっているもの。
健康食品・・・製造(販売では在りませんよ!)メーカーの誠意。
と言う事をまずお判りの上で先に進みます。
1.については人参といっても種類が在るので、血圧が高いか低いかで選べる物が違うのでその差を説明出来る様な所で購入すること。
血圧が高い方は人参の中で「ひげ」部分を含む製剤は注意が必要ですが逆に血圧が低く顔色が悪い方には最適です。
2.表記の商品は総合ビタミンとは言えませんよね!ビタミンB1が中心の、筋肉疲労・便秘改善に使われるビタミンです。
3.免疫機能改善などに使われる場合が多いようですが、これも確か医薬品扱いの物と、それ以外の物があったはずです。選ぶ時は注意して選択しましょう。
4.これが一番問題ありですね!!血栓溶解剤(ワーファリン)を飲まれている場合は併用出来ませんし、便秘の改善は間違いなく出来ると言う所ですか?

この4つの物を色々なケースで検証してみましょう。
質問者の方の要求は
一般的な体力の低下防止、筋肉疲労改善です。
この場合は2>1>4>3もしくは2>1>4=3
眼精疲労(いわゆる目の疲れ)だったら
1=2>3=4
ただし現在の市販剤は1+2の物が多い様に思います。
次に効果発現時間
2>1>4>3もしくは2>1>3=4
病中病後の体力改善
1、4使えない場合がある。一般的には3>2
1の中には漢方処方剤を含む。4は心筋梗塞時や脳梗塞治療時には使用不可の場合あり。
費用
2<1=3=4
健康食品の場合はピンキリが酷いので判断出来ない場合が多い。
医薬品と健康食品と全く同じ物があるなら、
効果・価格・効果発現時間・安全性  医薬品>健康食品となる事が多い。ただし最近は医薬品の許可を取るのに時間が係り、その間に他社が販売してシェアを
取られるのが嫌な為に、医薬品メーカーがわざわざ健康食品として販売している物が数多く見受けられます。

長くなりましたが、これが現状でしょうか!ご自分でご自分の体に合う物を選ばれる事が一番大事だと思います。
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この回答へのお礼

とても詳しくご解説頂いて心から感謝致します。  私たちシロウトから見ればどれも同じと思われるものでも、その時の体調や条件で随分効果に差があるものなんですねえ。  tumekiri 様のご解説とアドバイスを念頭に入れ、自分に合った健康食品や薬品を選択したいと存じます。  再度お礼を述べたいと思います。  本当に有難うございました。

お礼日時:2005/01/08 16:00

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