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データ分析を行っているのですが、例えば売上を分析するときに、説明変数として気温などの量的データと曜日や天気などの質的データ(ダミー変数を用いる)を一緒にしてExcelの回帰分析の機能を使用し分析することは、数量化理論(1)類といえるのでしょうか?それとも重回帰分析というのでしょうか?それとも他に呼び名があるのでしょうか?

A 回答 (1件)

こんにちは.「ダミー変数を用いた重回帰分析」と「数量化理論1類」についての質問ですね.



質問者さんが御指摘しているように,同一データに対して両分析法を使うことができます.そして,どの説明変数が有意な要因であるかを分析するという意味で,ほぼ同じ目的を持つものです.この意味で,両分析法は限りなく同じ,と考えることができるかもしれません.
実際,統計分析法の資料(教科書など)によっては,数量化理論1類の実際の分析例として,ダミー変数を用いた重回帰分析を使っていたものもあります.

しかし,両分析法は結果出力が異なりますので,やはり同じということはできないと思います.両分析法で共通して算出される結果数値もありますが,重回帰分析でしか算出されない数値結果,あるいは,数量化理論1類でしか算出されない数値結果があります.結果出力に注目すれば,両者は区別する必要があるでしょう.

ただし,両分析法の重要な数値については,比較的単純な計算によって相互に求めることができるとあります(詳細は下記ページの「数量化1類と重回帰分析の関連についての解説」を参照して下さい).

さて,以上を踏まえて,質問に回答します.

・Excelの回帰分析を利用した場合の名称
厳密に考えると,数量化理論1類とは言いにくいです.「ダミー変数を用いた重回帰分析」という比較的一般的な名称を使うのがより正確だと思います.

参考URL:http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/LaTeX/LaTeX.html
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この回答へのお礼

selferさん、回答ありがとうございます。
丁寧に教えていただき、また参考となるページも教えてくださり感謝いたします。
参考として挙げてくれたページも早速参照しました。そちらの方もわかりやすい説明で、とても勉強になりました。

お礼日時:2005/01/15 02:08

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