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工学部の機械電気土木系は将来田舎の工場で油塗れになって働かなければなりませんか?
ブルーカラーみたいで嫌なのですが、工学部を目指す方はそれを覚悟しなければならないのでしょうか?

A 回答 (4件)

大学の工学部では、そんな「油塗れになって働ける」ような「技能」「匠の技」「熟練」「腕の良さ」なんて教えてはもらえませんよ。



もっとどうしようもない、つぶしのきかない「机上の理論」や「設計手法」のようなか弱い学問しか教えてもらえませんよ。事務所で「設計書」や「見積書」や「図面」を書いたり、数百人のプロジェクトを統括したり、現場から上がってくる問題点やクレームの対応に東奔西走したり、人や資材の手配の工面や工程表を見ながらやきもきするのが関の山です。
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この回答へのお礼

参考になりました。よく3Kだと言われてるので、勝手にそのイメージが先行してしまいました。

お礼日時:2020/04/26 16:45

何もご存じないんですね。

どのくらいの大学においでなのか存じませんが,旧帝大はもちろん,たいていの地方国立工学部で,旋盤やフライス盤の技能を身につけたり,コンクリート打設や玉掛けの資格をとったり,そんな暇はありません。もっと学問的な基礎をじっくり学びます。工学系の仕事はものづくりですが,常に現場には問題・課題があります。答が無い! さぁどうする。経験が最も重要ですが,その経験のためには基礎知識と知恵が必要です。言い方は悪いですが,旋盤を回して技能オリンピックで一位になった工業高校卒業生が,そういった問題・課題に対処する新しい技術への提案はなかなか難しい。そこで出番になるのが,力学や化学などの基礎をしっかり身につけた大卒者です。もちろん,現場を知らない技術者なんて役に立ちません。が,大卒を工場に配置して切削や溶接をやれと言っても,10年は使い物にならない。そんな無駄を企業はしません。もし立派な技術者になって,新しい技術開発をして,提案・設計ができるようになりたいなら,まずちゃんと基礎学問を勉強しなさい。
 僕は土木系なので,ときどき学生や役所の人と現場を訪問しますが,卒業生はみんな所長や副所長・主任になって仕事してます。例えば,某羽田空港の新しい滑走路の建設では鋼のジャケットをある大人の事情で使いました。これを設計したり製作で主任をしている人は旧帝大などの卒業生ですが,彼らは溶接はしません。できません。溶接する人たちは技能者で,誇りを持った人たちです。生まれて初めての変な形のジャケットを,クレーンで吊ったまま高所作業車のトップで手溶接するんです。最初の一本は長時間かかったそうですが,二本目からはサクサクとコツをつかんでやれたそうです。これが,大卒の技術者と専門の技能者の協力体制です。どちらかが欠けてもまっとうな社会は作れません。
 その「田舎」だとか「油まみれ」だとか,技能者を軽蔑するような人は立派な技術者になれないかもしれません。ちゃんと勉強しましょう。
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この回答へのお礼

理数系の技術を身につけた人とそうでない人ではしっかり識別されてるのですね。
初めて知りました。

お礼日時:2020/04/26 16:47

多くは田舎なのかも知れませんが、


工学部卒業だと多くはそうなると思います。
機械に携わるなら普通の事では?
大きな工場等は地方に有る事が多いですし
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この回答へのお礼

やはり工場で働くのは避けられませんよね…
当たり前といえば当たり前ですが。

お礼日時:2020/04/26 16:47

技術者は技能者を指導するものですが、働く場所(会社/地域/場所)にもよります。

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この回答へのお礼

参考になりました。

お礼日時:2020/04/26 16:47

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