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政治の経済議論の中でよく「再分配」って話が出てきます。
再分配は多くの場合、政府の徴税権を拡大させて社会的な不合理を取り除いていこうと言う話で、それが経済として合理不合理で意見が述べられいろんな話があります。

では経済による「分配」ってなんなのですか?

A 回答 (7件)

稼ぎを分配することです。



その分配が、一部に偏ったり
するので、再分配して、ならす
訳です。
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この回答へのお礼

> 稼ぎを分配することです。

それはなんですか?
例えば、公共事業として光ファイバー網を日本中に張り巡らせてそこで稼ぎ分配を受けるのも分配ですか?
福祉事業を公的に充実させてそこで働いてお金を稼ぐのも分配ですか?
あるいは警察官が働いてお金を稼ぎ分配することも分配ですか?
あるいは学校で教員としてお金を受け取るのも分配ですか?

だとすると再分配って存在しないってことですか?

お礼日時:2020/05/30 06:25

税の話じゃないの?


税は「所得や富の再分配」と言われます。
税は応能負担。徴収した税は公平に配分される仕組みです。

>公共事業として光ファイバー網を日本中に張り巡らせてそこで稼ぎ分配を受けるのも分配ですか?

通信事業は、民の仕事。税は投入されません。

>福祉事業を公的に充実させてそこで働いてお金を稼ぐのも分配ですか?
>あるいは警察官が働いてお金を稼ぎ分配することも分配ですか?
>あるいは学校で教員としてお金を受け取るのも分配ですか?

そうです。
福祉、治安、教育も無形の再配分です。

>だとすると再分配って存在しないってことですか?

誰かが仕事し給与を得る⇒給与は消費に回る⇒市場が潤う⇒雇用が創出される⇒給与が上がる。
そうして、社会経済全体が回るのです。
簡単に云うと、お金が好循環するほど、一人一人の暮しが向上するのです。
そのパイプが詰まらないようにするのが公共事業投資です。
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この回答へのお礼

> 税の話じゃないの?
> 税は「所得や富の再分配」と言われます。
> 税は応能負担。徴収した税は公平に配分される仕組みです。

質問文よんでないの?
では経済による「分配」ってなんなのですか?
って書いてます。


>公共事業として光ファイバー網を日本中に張り巡らせてそこで稼ぎ分配を受けるのも分配ですか?

> 通信事業は、民の仕事。税は投入されません。
通信網を構築するために多額の税金が投入され公共事業が行われています。
昨今でも5G関連の通信設備のバックボーンとなる部分には公共事業として多額の税が投入されています。


> そうです。
> 福祉、治安、教育も無形の再配分です。

なぜ通信施設や道路や橋が再配分ではないのに、 福祉、治安、教育が再配分となるのですか?


>>だとすると再分配って存在しないってことですか?

> 誰かが仕事し給与を得る⇒給与は消費に回る⇒市場が潤う⇒雇用が創出される⇒給与が上がる。
> そうして、社会経済全体が回るのです。
> 簡単に云うと、お金が好循環するほど、一人一人の暮しが向上するのです。
> そのパイプが詰まらないようにするのが公共事業投資です。

で結局質問に答えられないってことは、回答者さんは何も知らないってことなんですね。

お礼日時:2020/05/30 20:51

端的に言って、例えば、日産のゴーンが大金をせしめようとしていたが、その陰で多数のリストラがあった。

力任せにも不平等が生ずる。その意味では国よるバランス政策として、お金持ちから多めの税金を取り、貧しい人々に多めに社会保障等を通じて支援するという考えになるでしょう。

意義については格差論を学ぶしかないと感じます。

自由競争のアメリカから、高福祉の北欧まであります。しかし、例えば、一人当たりのGDPや一人あたりの特許数はスウェーデンの方がアメリカより上です。競争は大事ですが、低所得者等での教育費や医療費等の問題もあるからでしょう。

また、競争と言っても可笑しな事があります。特に酷いのはケーマン諸島等に籍をおいて、或いは、売上を迂回させて、税金逃れをする企業がありますが対策が必要です。

他方、査定や評価はサボリ徳を減らす事や意欲を生む事から、ある程度の格差は必要だと思います。現に旧ソ連や中国で例えばモスクワ証券取引所や上海証券取引所が始まり資本主義化しだしました。

しかし、同時に適度の格差是正は必要だと考えます。ここで大事なのは格差是正の意義だと思います。この説明に著作権や特許権等の権利が使えると思います。

権利の期間を長くしすぎると格差が広がりすぎ、短すぎると十分な利益が得られない事から開発が進まないか倒産が増える可能性があります。

ただ、権利の適正期間は非常に難しく、本来は個々のケースで違います。

そこで、一つの理想はやや期間は長めで、微調整を税で行うという考え方はあると思います。それが消費税であれば複数税率、所得税であれば累進課税、資産課税、社会保障もあるでしょう。

権利はもともと王様が発明家にご褒美としてわたしたもののようです。つまり、チップ的です。近年は開発費が膨大なケースもあるので、制度化されています。しかし、目的は開発者や機関が損をしない事であり、大富豪つくりではなかったと思います。

注目すべきは、権利使用料を安くした事例やタダにした事例がありますが、すごい人たちです。現実に材料や従業員を抱えた組織等では同じ事は無理な場合もあるでしょう。しかし、奉仕の精神にもう一つの労働の理想があると思えます。
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この回答へのお礼

で、
政治の経済議論の中でよく「再分配」って話が出てきますが、
では「分配」ってなんなのですか?

お礼日時:2020/05/30 20:38

>経済による「分配」ってなんなのですか?


誰かが何かをして所得を得ることが「分配」です。

たとえば道路は公共設備として作られています。車を持っていなければ使うことはありません。しかしトラックを所有していれば、ある場所から荷物を載せ、別の場所に運ぶことでお金を儲けることができます。
ある人はトラック輸送をしてくれることを前提に「別の場所に運んで売れるから」たくさん商品を作って、大きく儲けることもできるわけです。

 しかし逆にトラックも持っていないし、商品を作れるような技術もお金もないなら、お金を儲けることはできないで貧困にあえぐことになります。

このような経済その物で得る所得が「社会活動による利益の分配」つまり経済活動で作られた「富の分配」となります。

しかし、社会の仕組みやインフラなどを上手く使って儲けることができる人が出る半面、元手もなく技術もないので、安い賃金で労働するしかない人もいるわけです。

こういう「同じ社会に居て、同じ仕組みを使えるはずなのに、ちょっとした差で大きな所得格差が出来た時にそれを是正する」のが「富の再分配」で、これは「多く設けた人は多く税金をもらい、少ない所得の人がそれなりに生活できるように助ける」機能になります。

この機能で一番分かりやすいのは健康保険でしょう。
健康保険は低所得者だと保険料が無料になるのに対して、高所得者だと年間80万円ぐらいの保険料の支払いがあります。これらで徴収したお金を使って、低所得者でもMRIや手術などの本来高い費用がかかる医療を安く受けられるようにしているのです。

こういうのが「富の再分配」です。
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この回答へのお礼

道路建設、橋の建築、インターネット網の構築、電話、電線インフラの構築、学校教育、市立学校の補助金、病院建設の助成金、そのた企業活動の助成金、など毎年予算として計上されて使用されているこれらのお金を所得としている企業や個人も多いですが、これらは分配ではなく再分配ということなのでしょうか?では分配、再分配の違いは何なのでしょうか?

また健康保険は高所得であっても所得に関係なく同じ保険料支払いとなっていますが、それでも再分配ということになるのですか?保険が再分配とは初めて聞いたのですが、では保険ではないのでは?

結局、分配って何なのですか?

お礼日時:2020/05/30 20:50

No.3です。


>「分配」とは
この場合は、お金を渡す事。

再分配は2度配るという意味。

企業が従業員に配った賃金等から、消費をして税金を通じて国等がお金を集めて、国民へ社会保障等を通じて配る事。
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#4です。

お礼ありがとうございます。

なるほど、質問者様の指摘は鋭いですね。たしかに所得を「得る」と言う点でいえば、分配と再分配が混在しています。

>道路建設、橋の建築、インターネット網の構築、電話、電線インフラの構築、学校教育、市立学校の補助金、病院建設の助成金、そのた企業活動の助成金、など毎年予算として計上されて使用されているこれらのお金を所得としている企業や個人も多いですが、これらは分配ではなく再分配ということなのでしょうか?

道路建設やそれに伴う橋の建設・学校教育などはインフラ・ストラクチャーといって、そもそもが「再分配」です。ただ、このインフラを作る人たちは仕事として行っていて、それにかかる労働提供や技術提供における所得は「分配」の側です。

なぜかというと、道路建設にしても、学校教育にしてもそれを行える専門技能の持ち主は「自分でその方向性を選び、その技能を高めた」わけで、教員免許を取るのは「自分の資本」の一つだからです。

よって、学校教育で教師が生徒に教え、所得を得るのは「教員免許という自己資本によって経済的な分配を得る」事と呼べます。ただし、学校教育を受けた生徒の側は、公教育なら基本的に無償なので「教育というインフラの再分配を得た」といえます。

道路や橋も同じで、作る人々に払うのは「経済的な分配」ですが、その結果できた道路や橋を使うことが「再分配」になるわけです。

インターネット網の構築、電話については、最初は政府からの補助(再分配としての助成金など)はありませんでした。なので普及するまでにそれなりの時間がかかり、インターネットについてはソフトバンクがADSLモデムを無料で配ったことで一気に普及に至ったという点も見逃せません。つまりこの時点まではほぼ民間の資本で行われたのです。
 電話だって50年ぐらい前までは、まだ一家に一台なかったのです。

しかし、ネットにしても電話にしても、普及してそれをインフラとして使うようになると「使えない人に不合理が起きる」ということになります。今ネットによる授業や役所の手続きを拡充させようとしていますが、貧困家庭でスマホもネット環境もまともにない人たちがたくさんいるわけです。

だからそういう人たちに補助金をつかってスマホ(タブレット)とネット環境を提供しよう、という政策が議論されています。これができれば「ネットという既にインフラに成長した設備を使うために再分配機能が必要になる」といえます。

>また健康保険は高所得であっても所得に関係なく同じ保険料支払いとなっていますが、それでも再分配ということになるのですか?保険が再分配とは初めて聞いたのですが、では保険ではないのでは?

健康保険は「病院で支払うとき」は健康保険で決められた金額を支払うので、誰であっても同じ金額になります。しかしこれは「診療報酬料」であって「保険料」とはいいません。

健康保険料というのは、所得に対して支払わなければならない金額、いわば税金と見做されるもので、こちらは所得に応じて金額が異なり、前に書いたように国民健康保険なら最大80万円の支払いになりますが、低所得だと支払いがゼロ、と言う場合もあります。

>保険が再分配とは初めて聞いたのですが、では保険ではないのでは?

いえ、保険はむしろ「再分配機能のもっとも代表的なもの」です。民間保険であっても(政府機能は入りませんが)再分配として機能します。

民間保険は、基本的に「保険料金を支払い、集まったお金の中から、非常時にお金を受け取れる」というものです。
一人が年間1万づつ保険料として支払いそれが1万人集まれば、元手は1億になります。
その一万人の中で、たとえば家が燃えた人が2人いて、それぞれ5千万円ずつ受け取ることができれば、冨の再分配が行われます。(運営費がどうとか、3人居たらどうするのか、は省いています。実際にはもっと複雑な機能があります)

税金がやっているのも基本的には同じことですが、経済そのものが複雑化しどんどん高度になっているので、どこが分配でどこか再分配なのかは分かりにくい部分もあります。

しかし「何もない所から、自分の資本を投下して利益を得ること」と「政府や民間がお金を集めて、それを再分配すること」はよく見れば違うことが分かると思います。
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国内で得られた利益の享受の個人個人の格差をなくすことです。


理想は完全なる平等。
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