プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

ヘミングウェイの短編小説の中に”Cadillac is where S came from”の表現があります。意味は「キャデラックはSの出身都市です」と分かるのですが、この文中のwhereの文法的解釈を教えてください。以下のとおり、先行詞the cityがwhereに変化したと考えればいいのでしょうか?もしそうなら、このwhereは関係副詞(=前置詞+関係代名詞)といえるのでしょうか?

Cadillac is the city that Steve Ketchel came from.

Cadillac is the city Steve Ketchel came from.

Cadillac is where Steve Ketchel came from.

A 回答 (4件)

文法的には本来、


Cadillac is the city that/which Steve Ketchel came from.
なところを、where を使っているのですね。ヘミングウェイだと間違いとは言えないでしょう(笑)。(あ、シェイクスピアでも文法間違いだらけだと聞きますけど。)
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。「ヘミングウェイだと間違いだと言えないでしょう(笑)」は実に的確で秀逸な回答だとおもいました。

お礼日時:2020/05/30 08:25

英語が歴史の中でグダグダになった部分だねぇ. 形式的にいえばこの場合「前置詞」を含まなくなるので


where は関係代名詞
と扱うのが正しいような気はする. 実際, 代名詞として立てている辞書もある. もちろん #1 でいわれているように本来の代名詞を使って
Cadillac is the city that/which Steve Ketchel came from.
でいいんだけど, the city が「いかにも場所」なのでそれにあわせて (あるいは引き摺られて) where になってるとも考えられる.

場所や時を表す名詞は副詞として用いられることもあるので, その逆に副詞が名詞のような扱いをされる場面もあったりする. 特に現在の英語では時や場所の起点を表すのに前置詞を使わざるをえないので,
from here (ここから)
since then (それ以来)
のように「前置詞+副詞」の形にどうしてもなってしまい, この here や then をどうとらえるか (名詞なのか副詞なのか) は文法家によっても違うんじゃないかな.

まあこの傾向は古語でもあって, 本来なら
Cadillac is the city whence Steve Ketchel came.
で済むところを
Cadillac is the city whence Steve Ketchel came from.
としてる例すらある.
    • good
    • 1
この回答へのお礼

詳しく解説いただきありがとうございます。文法は「後追い」の体系・規則ですし、古語の例示のようなパターンもあるんだとよく判りました。また、from here (ここから)、since then (それ以来)の「前置詞+副詞」の形に、副詞なのか名詞なのか文法家によっても意見が分かれるということにも納得いたしました。ありがとうございました。

お礼日時:2020/05/30 08:25

しかし、~ is where xxx came from って、あまりにもよく使うんですよね。



これは、関係節ではなくて、名詞節として正しいですね。
That is how we did it.
This is what we like.
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。仰る通り、頻出パターンなんです。何十年後には、先行詞を含む関係詞の"what"と同様に、"when"="(場所を表わす名詞)+that"ってなるかも?ですね。

お礼日時:2020/05/30 08:25

や、what と同じように、先行詞を含む関係節としないと、


from の目的語の行方が説明つかないですね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

仰る通り、"what"="the thing that"と同様に、先行詞を含む関係詞として、"where"=
"the city that"なのかなあと思います。所謂、基本英文法を超えた用法ですが、#1の回答の方の指摘とおり、なんせ相手が文豪ですから、”That's the way it is."なのでしょう。 ありがとうございました。

お礼日時:2020/05/30 08:25

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!