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現代で領土獲得の方法は「領有権主張→侵攻」以外にありますか?

質問者からの補足コメント

  • あ、あと買収もありますね。

      補足日時:2020/06/09 07:30

A 回答 (4件)

領土を獲得することが有効であるとされる根拠を領域権原と言います。


様々な理論がありますが、近年では以下のものが挙げられます。
先に回答しておくと、現代であるのは添付、割譲、併合です。


・先占

領有の意思をもって無主地を実効支配すること。
簡単に言うと無人島を見つけること。
例えば尖閣では中国の主張する「明の記録で近くを通った記録がある」や
竹島の「昔の記録では独島(于山島)は竹島のことと思われる」は
領有の意思もなく過去に実効支配していないので無効です。
これはパルマス島裁判で先に見つけたスペインではなく
実効支配していたアメリカの領有が認められた先例があります。


・添付

主に自然現象によって拡大された領域。
海底火山の隆起や河口部の土砂の堆積などが挙げられます。
近年では領海内の堤防や埋め立て地も認められます。
南沙諸島のように離れたところを埋め立てても認められません。


。割譲

両国の合意により一部地域を譲り受けるもの。
例えばアラスカ。
買収も含まれます。


・併合

両国の合意により全部地域を譲り受けるもの。
割譲と違い、被併合国は消滅するのでその国民の国籍など
併合国が責任を負うことになります。


。征服

武力によって自国に編入すること。
強制併合とも言われ、併合を主張されることがありますが、
近代法では条約法条約52条(武力による威嚇又は武力の行使による
国に対する強制)などで無効とされています。
近年ではクリミア半島がありますが、ロシア以外は認めていません。


・時効

相当期間平穏に実効支配していた領域。
竹島の場合、日本が抗議しているので時効には該当しません。
マレーシアのシパダン島などが該当しますが、
あまり認められることはありません。
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交換することもあります。


https://jp.wsj.com/articles/SB106198625280159038 …
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公海上の新島発見→領有


領海内の新島、埋め立て
併合など。
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国連による信託統治

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