A 回答 (4件)
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No.1
- 回答日時:
そのような単射 f が存在すると仮定します。
f は単射なので、f(x) = f(m) となる x は m だけです。
よって、f の定義域を { 1,2,...,m-1 } に制限すると
{ 1,2,...,m-1 } から { 1,2,...,n } - { f(m) } への単射になります。
{ 1,2,...,n } - { f(m) } の元が n-1 個であることに注意しましょう。
同様の操作を計 n 回繰り返すと、f の制限写像として
{1,2,...,m-n } から空集合への単射が得られることになります。
空集合への単射はありえません。この矛盾は f を単射と仮定した
ことから生じたと考えられ、背理法によって、
そのような単射は存在しないと判ります。
No.2
- 回答日時:
> できれば、m<nで全射が存在しない場合も
いや、それは No.1 の内容を理解したなら
自分で書けるはずです。
No.1 が解らなかったならば、どこが解らないか
またはどこがオカシイと思うかを書いてください。
解ったのであれば、全射については
自分で証明を作って補足に書きましょう。
書けば、添削はしますよ。
No.3
- 回答日時:
←補足
1.
概ね良好だけど、ちょっと修正が必要。
f を f(1)=1,f(2)=2,...f(m)=m に限定してしまうと、
そうじゃない f で全射になる例があるかも
という疑惑が残る。
終域の元の番号を順次つけかえていけば
いいだけだけど、その手間を惜しんではいけない。
2.
これはダメ。
m と n のどちらが大きい場合の話をしている?
No.4
- 回答日時:
「全射」だから「終域の任意の元に対して『写すとその元になる』ような始域の元が存在する」わけだけど, その「始域の元」は 1つとは限らないのでそこはちょっと注意しないとね. そんなのをもってくるといっそう「始域の元」が足らなくなるんだけど, 「そういうことはありえない」と a priori に仮定するのもよくない.
あと, 「空集合から空集合への写像」は全射 (かつ単射)... だけど, この問題ではな~んにも関係ない.
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できれば、m<nで全射が存在しない場合もお願いしたいです汗
1
このような全射fが存在するとして、
m,nは自然数でm<nなのでnの集合は{1,2,....m,m+1,..n}と考えることができる。
{1,2,3...m}から{1,2,3,...m,...n}への全射を考える
順に対応させていくとf(1)=1,f(2)=2,...f(m)=mの時点でm+1...nに対応させる元が足りなくなる。
よって全射であることに矛盾。
最初はこのように考えましたが、回答者さんのを参考にして考えたのが2です。
集合から空集合への全射はあり得ないですよね?
2
このような全射fが存在するとして、
f(m)=xとなる元をmだけだとすると、
{1,2,...m-1}から{1,2,..n}-{f(m)}への全射となる
この操作をn回繰り返すと{1,2,...m-n}から空集合の全射となり
空集合への全射は存在しないので矛盾