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なぜ、抗原を投与してから抗体産生細胞が出現するまでの日数を要するのか?

A 回答 (2件)

警察が 犯罪が起きたからと言って


その地域 都道府県の人をすぐさま全員射殺したら
とんでもないことになりますよね・

警察は 地道に犯人を特定して
その犯人を逮捕(状況によっては射殺)するのが仕事ですよね?

生物の免疫機構も 警察と同じように
犯人(抗原)を同定するまでに時間を要するからです
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免疫学について学んだことのある者です。


結論から言いますと、抗原に対する抗体を産生するには、いくつかのステップがあり、それに時間を要するためです。
抗原(病原体)が体内に侵入した際に、真っ先に対応するのは抗体産生細胞などの液性免疫ではなく、抗原を直接食べて壊しに行く(貪食と言います)マクロファージなどの細胞性免疫です。
液性免疫が発動するまでのステップはざっというと次のような流れです。
樹状細胞という細胞が抗原を貪食して、抗原をバラバラにした後、そのパーツ(断片)を液性免疫の司令塔であるヘルパーT細胞に教えます。(抗原提示と言います)
抗原を教えられたヘルパーT細胞は、その抗原に対して対応できる抗体を産生できるB細胞を活性化します。
するとB細胞は抗体を産生できる形質細胞(抗体産生細胞)になり、液性免疫が機能するようになります。
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