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一口に利益率といっても、売上総利益率、営業利益率、経常利益率、当期利益率、総資産利益率、総資本利益率、投下資本利益率、さまざまな利益率がありますが一般的に利益率といえば、どれをさすのでしょうか?
また何%ぐらいが会社として理想的なのでしょうか?

よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

使う場面によって違うと思いますが、株式市場等で「利益」をいう場合は、「当期利益」⇒「経常利益」⇒「営業利益」(この優先順位)をいう場合が多いです。



何%が妥当かという質問については、「高い方が良い」ということでしょうが、業態によって水準にばらつきがありますので、一般論では難しいと思います。
「四季報」でもめくって研究してください・・・。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

四季報という本は知っていましたが今まで全く無関心でした。
今から本屋さんに行って来ます。

お礼日時:2005/01/21 12:06

一般的に損益計算書で出てくる利益は、売上総利益、営業利益、経常利益、税引前当期純利益、当期純利益、といった感じです。

利益率は製造業、販売業など業態によりかなり変わってくるのでこれという基準は設けにくいですが、あくまで一般論としては経常利益が重視されるかなぁと思います。経常利益は業績利益とも呼ばれ、その会社の本業プラス財務などの経常的な活動も含めた利益を表すからです。これに特別損益を加減したものが税引前利益です。
また、投資家、債権者、経営者など立場によっても重視する利益や財務諸表の種類も変わると思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
すごく勉強になりました。

お礼日時:2005/01/21 12:04

みなさんのおっしゃる通り、立場により、状況によりどの利益を重視するかは異なりますし、業種によっても利益率は異なりますので一概には言えません。



具体的にいきましょう。
小売業:売上総利益率は30%前後が一般的と言われていますが、ユニクロやハニーズのようなSPA(製造小売)と呼ばれるところは40%を超えています。
製造業:30~50%くらいが多いです。
半導体検査装置、といった競争が激しくない製品であれば高い売上総利益率になりますし、反面競合の多い業種であれば低くなる傾向があります。
飲食業:ラーメン屋は60~70%程度、居酒屋は50~60%程度が多いです。

*ただし上記の数値は上場企業の一部に限った話で、もっと高い売上総利益率を取っているところもありますし逆に非常に低いところもあります。


そして「利益率」とはどれをさすか?ですが、、、
例えば、、
小売業・飲食業で、同業他社と自社との競争力を比較する場合、まず見る指標は「売上総利益率」です。
投資家が企業を比較する場合、経常利益率、投下資本利益率を見る場合が多いです。
(余談ですが投資家に対する開示義務には売上総利益は含まれておりませんので公表しなくてもよいことになっています。
だから決算短信には記載されず、有価証券報告書に記載されるのですが)

金融機関(銀行)がその会社への融資の可否を判断する際は、総資産利益率、投下資本利益率といった効率性をあらわす指標は重要視されません。
銀行にとってはあまり意味のない指標だからです。
しかし金融機関でもベンチャーキャピタルのような投資家集団は効率性を重視しますので、投下資本利益率は見ます。

おわかりでしょうか。
誰が見るか、どういう状況で見るか、で重視する指標は異なること、また何%がいいのか、はこれという正解を出せるものではないということです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

すごく勉強になりました。
私の場合「売上総利益率」を意識して行こうと思いました。
まだまだ勉強が必要だと心から感じました。
これからも頑張っていきます。

お礼日時:2005/01/21 12:03

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