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地球だと空気や重力があるから、エンジンを切ったら自然と止まりますが、宇宙だと無重力で更に障害となる空気がないから、ずっとエンジンを燃やし続けたら、限りなくスピードが上がっていくのでしょうか?

もしそうなら、いずれ光速に届きそうなイメージがあるのですが…。専門知識にまったく乏しい素人の疑問です。愚問かもしれませんが、ご解答よろしくお願い致します。

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A 回答 (11件中1~10件)

簡潔明瞭に言うと熱=エネルギー=質量≒重さです(重量というのは地球上1G下での重さ、質量というのは物質そのものの重さ、ので重くなると考えても間違いではないです。

正確には質量が大きくなる)
熱やエネルギーも質量を持っていて(というか=です)たとえば加速すると何トンの衝撃というように運動するエネルギーと質量は密接な関係です。(多少語弊のある説明ですが)
ちなみに宇宙は慣性の法則的に1のエネルギーを与えれば1の運動をする、つまり時速1000kmで飛んでたら時速1000kmのまま飛び続けるということ。よってどんなにエンジンを燃やし続けてもそれで2000kmになったりましてや光速になったりはしません。また、#2さんの回答にもある通り今の科学技術では光の速さにいたるエネルギー(推力)は出せません。
詰る所、光速でのロケットの状態は理論でしか存在せず一概にこうなるとは言えないと思います。(人によっては時間が止まるとか逆行するとかめちゃくちゃです)
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この回答へのお礼

有難うございます!僕の中で間違っていた点がわかりました。僕はてっきり宇宙空間だと障害となる空気も重力もなく自由な空間だから、どんどんスピードがプラスされ続けるのかと思っていました。「時速1000kmで飛んでいたら時速1000kmをキープする」が正しいのですね!つまり光速に近いスピードのロケットを造るとなれば、それだけスピードが出るエンジンを積まないとダメで、そんなエンジンはない、が常識ですね。「慣性の法則」も知らないなんて…。^^; 皆様お騒がせしました。

お礼日時:2005/01/23 09:33

#2です.



>加速し続ければ、ある一定以上のスピードがでなくなるで正しいでしょうか?

工学からの回答では,
光速に達するほどのロケットは,燃料タンクを作る余裕すらないほど,
燃料の質量の占める割合が大きくなってしまう,
と言うことです.

リクツだけで言えば,一般に,加速を続ければ速度は速くなっていきます.
古典論では同じ力を加えれば,同じ割合で速度は加速されますが,
ただ実際には相対論で表されるように段々と慣性質量が大きくなるので,
加速の度合いが小さくなって,殆ど加速していないに等しい,と言う状態になり,
遂には殆ど無限大の質量を有限の力で加速しようとするので,加速度は殆ど0になります.
光速に達した時点で,現在我々の知る物理は適用できなくなります.(と思います.)

あと#6さまへのお礼にあります,
>(1)「ウラシマ効果」は、実際に実験で証明されたのでしょうか?
についてですが,みかけの時間の進み遅れは特殊相対論で説明可能ですが,
実際の進み遅れは加速度環境(相対論ではこれを重力環境と同じとみなします)でも
適用できる一般相対論を持ち出さねばなりませんが,
その予測通り,例えば富士山の山頂は1年で1億分の4秒程度時間が速く進んでいるそうです.
あと直接観測はしていないと思いますが,理論では,木星では重力が大きいので1年で10数秒とか時間が遅れ,
逆に土星以遠では太陽重力場の影響が小さくなるので地球より時間が進んでいるそうです.
(雑誌「NEWTON」で昔読んだものですが.)

一般相対論の最も有名な検証は,水星の近日点移動の観測で,
これを矛盾無く説明しています.

木星や土星に行く探査機も,相対論を適用して運用され,
きちんと計画通りに飛んでいますから,間接的に相対論は自然を上手く
表現していることの証明と言えるでしょう.
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この回答へのお礼

またご意見いただきありがとうございます。
ロケット燃料にも固体やら液体やら違いがあって、進歩の過程が見えて面白いですが、光速には程遠く、まだまだって感じですね。それでも50年後の世界なんて想像もできませんが。(笑)

富士山の例もそうですが、赤道近くと両極近くを比べると、自転の回転スピードの影響で、微々たるものでも、時間の進み具合が違ったりするのかな?(赤道の方が遠心力があって、スピードが速い→時間の進み具合がゆっくり)と勝手に想像してます。現実と空想が入り混じって科学って面白いですね。

お礼日時:2005/01/28 17:53

興味をそそるかな?と思うので参考URLに加えておきます。

(場所が変わらないうちにみてください。)

参考URL:http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/science/astronom …
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この回答へのお礼

有益な情報ありがとうございます!
CGの宇宙地図がネットで見れるなんてかなり楽しみです。写真や映像など貴重な資料が無料で見れるし勉強になります。
幾度もご教授いただき、ありがとうございます!

お礼日時:2005/01/25 00:08

>それは質量が増えたからエネルギーも増して


エアガン程度のスピードなら、質量が増えたとほとんど検知できないと思います。
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この回答へのお礼

スピードのエネルギーと質量のエネルギーは別、ということでしょうか。自分の無知さ加減がイヤになります。

ここで9回目のお礼を書いているわけですが、質問当時に比べて色々と勉強になりました。とても有意義な時間を過ごすことができたのは皆様のおかげだと思います。もうしばらく置いといて、頃合を見計らって質問を締めたいと思います。もし、何かご意見などありましたら、お気軽にメールや回答などでお寄せ下さい。本当にお世話になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2005/01/24 10:17

(1)「ウラシマ効果」は、実際に実験で証明されたのでしょうか?


 素粒子を光速に近い速度で動かすと崩壊までの時間が伸びる、という現象が観察されています。

他にも、No,3のお礼にも書いたのですが、
(2)「地球の自転、または公転のスピードが変われば、時間の進み具合も変わるということでしょうか?」
(3)「その場合、その地球上での時計の進行スピードは、地球人には変化を読み取れないのでしょうか?」
 もし地球が光速に近い速度で回れば、普通に動いているほかの星などから見れば、地球上の時計は非常にゆっくり進んでいるように見えます。しかし、地球上から見れば、普通に進んでいるように見えます。

さらに想像が膨らんで、
(4)「太陽系自体、何かを中心にして、回転している、または動き続けているのでしょうか?」
 銀河系の中心部を中心にして回転しています。1周するのに2億年かかります。

(5)「宇宙には、絶対座標はあるのでしょうか?」
これは僕も知りません。
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この回答へのお礼

空間と時間の関係が証明されているので、時間とは何か?と疑問が浮かびますが、普通これは哲学ですね。もう僕にはどうしようもないです。^^;

地球時間の変化は地球上ではわからないということは、もの凄い俯瞰で宇宙から地球を観察すれば、地球はもの凄いスピードで移動し続けていて、そのスピードも一定速度ではない可能性は大きいということですね!あ、でも、周期的に天体観測すれば、毎回同じ位置に星々があるということは、あっちの星たちも動き続けているけど、共々同じ周期、つまり同じスピードで動き続けているということですね。

問題は、スピードですね。だったら、地球上でも衛星でもいいから、猛スピードで移動する中で生活を続ければ、時間の速度が遅くなる…でも、その中にいる人の時計は1秒は1秒を刻むわけだ。…時間を延ばすことはできないのですね。相対的にみれば進み具合が変わるけど、その本人には自覚がない。
でも相対的に見れば、価値がありますね。こう書かなくても、常識っすね。^^; 東京とロスの間を船でいくのと、飛行機でいくのでは、かかる時間が全然違う。そこに違う価値観があって、しかし進む時間はほぼ変わらない。

なんだか時間って不思議ですね。どこか間違っているところがあったらご指摘お願いします。勉強になります。ご解答ありがとうございました。

お礼日時:2005/01/24 10:08

>(1)「ウラシマ効果」は、実際に実験


参考HPを2つほど

1>http://www.edu.pref.ibaraki.jp/hs/date1/NEWPAGE2 …

2>http://hoichi.hp.infoseek.co.jp/utyu.html

この中からいうとウラシマ効果は証明の実験は行われたそうですね。
>(2)地球の自転、または公転のスピード
地球時間としては速くなります。(余談ですが火星の自転周期は25時間)
ただそれは日常の時間概念としてだけで、つまりは地球時間としてだけです。物理的観点から時間=距離との概念が#3でのHPからでも解ったと思います。ので速度が速くなるだけです。
>(3)その場合、その地球上での
これは天体の動きから解るでしょう。(余談ですが自転速度は年々遅くなっています。ただ今回インド洋地震で1000年に1秒分くらい速くなちゃったようですね。)
>(4)太陽系自体、何かを
今現在も宇宙は膨張を続けていますので動いているといえば動いています。
>(5)宇宙には、絶対座標
絶対座標は何かを計算したり求めたりする上で基点となるもので自分が絶対座標と言ってしまえば絶対座標ですし、ようは人の概念的な理付けでしかないワケです。しいて挙げるなら我々太陽系を内包している銀河の中心といっても良いし膨張の中心でも良いわけです。
あとはそこまで好奇心旺盛なら宇宙の誕生とかそういう関連書物を読みあさってはいかがでしょう?
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この回答へのお礼

科学的に「時間=距離の概念」が証明されているとのことでスッキリしました。自転速度が年々遅くなっていることは初耳でした。僕はてっきり移動スピードが早くなっているから、時間が過ぎるのが早く感じるようになったと思っていたけど、それは歳とか心理的なせいですね。^^
そうなんです!インド洋地震で自転スピードが変わったとのニュースを聞いて疑問に思ってしまいました。
ビックバン宇宙膨張説は、なにかの本でホーキング自身がその説も怪しいとあったので、まだ実証されてないようですね。素人ですが、そもそもどうやって実証するのかもわからないです。^^;
僕が質問した絶対座標とは、太陽系の太陽のように、つまり宇宙の中心のことです。好奇心をそそるのは、中心は「動いてない」から、時間はどうなの?と思いました。でもそう考えたら、光を食べるほどの質量をもつブラックホールとかどうなの?となれば、もうロマンの世界ですね。なんだか夢と現実が重なり合ったような、不思議な世界です。
ご解答ありがとうございました。

お礼日時:2005/01/24 09:18

 今の技術では光速よりはるかに遅いスピードしか出せませんが、光速に近いスピードを出すと、その乗り物の中では、時間の進み方が変わってきます。


 たとえば、1500光年離れたオリオン星雲に、ロケットで光速に近いスピードで行ったら、地球から見たら約1500年強かかりますが、そのロケットの中の人から見ると、1500年以下で行けます。
 また、そのロケットがどんなにエンジンをふかしても、地球から見たスピードが光速を超えることはありません(光速に近づくだけです)。
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この回答へのお礼

空間と時間の関係の新説を説いたのがアインシュタインですね!
(1)「ウラシマ効果」は、実際に実験で証明されたのでしょうか?
他にも、No,3のお礼にも書いたのですが、
(2)「地球の自転、または公転のスピードが変われば、時間の進み具合も変わるということでしょうか?」
(3)「その場合、その地球上での時計の進行スピードは、地球人には変化を読み取れないのでしょうか?」
さらに想像が膨らんで、
(4)「太陽系自体、何かを中心にして、回転している、または動き続けているのでしょうか?」
もしそうなら、
(5)「宇宙には、絶対座標はあるのでしょうか?」
何か解ることがありましたら、どうかご教授お願い致します。

お礼日時:2005/01/23 09:43

>なぜ、「光速に近づくほど質量が大きくなる」のでしょうか?


これは、非常に難しいので説明しないでおこうと思いましたが、他の方が書いてくれているのでちょっとだけ書きます。
なぜかと言われたら、宇宙はそうなっているからと答えるべきだと思いますが、
数量的には、アインシュタインの相対性理論の公式から、(#3の方の参考URLにある式で)
M=M0/(√(1-(V/C)))
となり、
M0は、静止している時の質量で、
Mは運動している時の質量
Vはその速度
Cは光速度
なんですが、こういう関係があります。
この式から、速度が光速に近づくとバカにならないくらい大きくなることがわかると思います。(逆に飛行機ぐらいの速度だとほとんど変わらないことも)
なぜ、増えるのかというと、エネルギーが質量に変わるからだったような…ちょっと自信がありません。
他のもっとよく知っている人を待ちましょう。
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この回答へのお礼

2度のご解答ありがとうございます。
公式など難しいことはちょっとわからないのですが、例えば地球上で、友達がBB弾(プラスチックの小さい玉)を僕に投げつけても、そう痛くないですが、エアガンで撃たれたら、たまらないぐらい痛いのは、BB弾自体が猛スピード状態で、それは質量が増えたからエネルギーも増して、僕の肌に着弾したときにダメージが大きくなる、の考え方で正しいでしょうか?

光速を越えることはできないのは、No.4の方が勧めて下さったWebサイトを見てタイムマシンが不可能ということで解ったのですが、質量が大きくなると、ある一定以上はスピードが出なくなるで正しいでしょうか?

お礼日時:2005/01/23 09:24

宇宙空間は完全に運動法則の塊みたいなものです。

そこに光の速さとなるとアインシュタインの相対性理論が絡んできます。なぜ光を超えることが出来ないのかについては参考HP内を読んでいただけると良いかと。
質量の増加は
http://homepage1.nifty.com/tac-lab/
でGIFアニメとともに解説されているのでそちらを参考にしてはいかがかと。

参考URL:http://www1.neweb.ne.jp/wa/bois/brk0303.html
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この回答へのお礼

参考のWebサイト見させていただきました。
難しいことはわからないんですが、なんだかロマンチックですね。見上げた満天の星々は、何万年も前の光であって、逆に考えれば、今現在あっちから地球を"超望遠鏡"で観測することができれば、星の場所によって違いますが、その望遠鏡の中に映る地球は、江戸時代だったり、縄文時代だったり、または恐竜がノシノシ歩いていたり、さらには地球の大陸の形も違ったりするのですね。
つまり、宇宙の膨大な「空間的距離」は、「時間的距離」とも言えますね!?更に素人の疑問が出てきて、地球の自転、または公転のスピードが変われば、時間の進み具合も変わるということでしょうか?その場合、その地球上での時計の進行スピードは、地球人には変化を読み取れないのでしょうか?さらに想像が膨らんで、太陽系自体、何かを中心にして、回転している、または動き続けているのでしょうか?もしそうなら、宇宙には、絶対座標はあるのでしょうか?もう頭がパンクしそうです。ご教授お願い致します。

お礼日時:2005/01/23 09:17

工学的な見地から回答です.




相対性理論を考慮しない程度であれば,ロケット方程式(ツォルコフスキーの式),

ΔV=g×Isp×ln(mi/mf)

で速度の増え分(速度増分)が求まります.

gは重力加速度=9.8m/s2
Ispは比推力で,通常のロケットなら最高で450秒,
電気推進なら通常2000秒,大きいものだと10000秒を代入して下さい.
mi,mfは,ロケットの初期質量,最終質量です.即ちこの差が燃料の質量になります.単位はkg.

相対論を考慮しなくても,例えばmiとmfの比からロケット本体の構造の質量が
求まりますが,ΔVが大きくなるほどに,例え紙のような軽量な材料で
作ってもまだ重い!と言うくらい,全体質量の99.999999・・・・%が燃料なんてことになります.
だから我々の現状持ち得るどの推進系(化学推進,電気推進,先駆的推進含めて)を使っても,
材料を使って機体を作る以上,mfとmiの比には限界があるので工学的に加速に限界が出て来ます.
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この回答へのお礼

専門的なご意見ありがとうございます。
加速し続ければ、ある一定以上のスピードがでなくなるで正しいでしょうか?

お礼日時:2005/01/23 09:06

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Q宇宙船の最高速度

最も速い宇宙船の航海速度はヘリオスの252,800 km/hだと聞きました。

宇宙はほとんど真空で抵抗はないと思うのですが、やはり相対論が示す影響が大きいのでしょうか。
宇宙船の加速を遮るものとしてほかに何かあれば教えてください。
あと、ロケットエンジン以外の夢のような推力装置があれば教えてください。

よろしくお願いします。

Aベストアンサー

>最も速い宇宙船の航海速度はヘリオスの252,800 km/hだと聞きました。

宇宙に行ってから推進機やスイングバイで加速することが行われますが,
そもそも打上ロケットでめちゃめちゃ加速する方法もあります.
その場合,打上ロケットにはブースターをいっぱいつけます.
いま冥王星に向けて飛んでいる「ニューホライズンズ」も力業で,
地上から16.2km/sの最速で打ち上げられ,9時間で月を通過,78日で火星を通過,13ヶ月で木星に到達,現在も飛行中です.

>ロケットエンジン以外の夢のような推力装置があれば教えてください。

今のところ人類は,次の2種類の推進装置しか知りません.
1.物体を放出又は受け止めて,その反作用で推力を得る.
2.場(地磁場など)との干渉を利用して推力を得る.

目下,夢の推進機関としては,「核融合推進」ですね.
これは「比推力」が何万秒と言うものです.
(通常のロケットは数100秒,
 イオンエンジンなどの「電気推進」では数1000~1万秒.)

また,一時期,「VASIMR(ヴァシミール)」と言う推進機関が話題となりました.
これは電磁力を利用した推進機関で,電気推進の一種ですが,大きな装置で木星有人探査など,
学会で幾つも発表があったと記憶しています.

因みに,「比推力」が高いことと「推力」が大きいこととは相反しますので,
上記の核融合推進でも,加速はとても微小なものです,が,時間を掛けて,
最終的に極めて高速に加速することが出来ます.

推進剤の噴射速度は,上記のgとIspとを掛けたものに大体等しいとお考え下さい.
Isp=300秒ならば,噴射速度は大体3km/sです.
実際には「ノズル」があり,この値から更に1.5~1.7倍くらいに加速しています.

一方,ではどこまで宇宙機は加速出来るのか?について,
上記1については,宇宙機ではどうしても,推進機自身と宇宙機自体の構造の質量はありますので,
頭打ちになります.因みにいくら増速可能かを求めるには,「ロケット方程式(又は「ツォルコフスキーの式」)を用います.

ΔV=g×Isp×ln(mi/mf)
g:重力加速度
Isp:比推力
mi:宇宙船の初期質量
mf:宇宙船の終端質量(miから推進剤の質量を引いたもの)

「太陽ヨット(ソーラーセイル)」や「磁気セイル」もあります.
こちらは,例えばソーラーセイルは太陽光の「輻射圧(放射圧)」により
推力を得ますが,遠方に行くほど太陽光密度は減りますので力は小さくなります,
しかし持続的に加速が行えるので,場合によってはかなり高速まで加速することが出来ます.

上記2には「テザー(EDT)」などがありますが,これは地球周回軌道の
軌道遷移に使うことを意図して研究されています.

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夢の推進機関ですが,
更に言えば「反重力推進」や「ワープ」なども,まともにまじめに研究している方もいらっしゃいます.
(学会では名物講演として有名です.)

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上記「・・・」の語句は,検索されますと,より詳しい説明や,
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>最も速い宇宙船の航海速度はヘリオスの252,800 km/hだと聞きました。

宇宙に行ってから推進機やスイングバイで加速することが行われますが,
そもそも打上ロケットでめちゃめちゃ加速する方法もあります.
その場合,打上ロケットにはブースターをいっぱいつけます.
いま冥王星に向けて飛んでいる「ニューホライズンズ」も力業で,
地上から16.2km/sの最速で打ち上げられ,9時間で月を通過,78日で火星を通過,13ヶ月で木星に到達,現在も飛行中です.

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>宇宙船は地球から何百キロ離れている軌道で、二時間足らずに地球を一週回れるようですが、その原動力(もしあれば)は何でしょうか

原動力は、打ち上げの時のロケットだけです。
(厳密には、その後も微調整は行ってますが、速度の素はロケットだけです。)

>どうしてそんなに速いスピードで移動できるでしょうか
「出せる」のではなく、「出さないと墜落してしまう」のです。
落っこちる力(重力)と、凄いスピードで地球を周って飛んで行こうとする力(遠心力)がつりあうようにする為にあれだけ大きなロケットで比較的小さな物(宇宙船:人工衛星)しか打ち上げられないのです。

注意:厳密には言い回しが間違っている場所があります。


余談ですが、ジェットエンジンは、空気が無いと動きませんよね(^_^;)?

Q地球の自転、公転の速度

地球の自転、公転の速度を教えてください。
それと光の速さについても教えてください。
お願いします。

Aベストアンサー

 光速を算出するのは少し物理学的な手法が必要ですが、自転公転の速度は(概算でよければ)小学生でも計算できます。

【自転】
 地球一周を赤道上で計るとおよそ4万kmくらいなので、これを24時間で割り算して
 4万(km)÷24(時間)=1666(km/h)
 ちょっと実感がわかない数字なので秒速に直してみると、およそ500m/sくらい(?

【公転】
 これを求めるためには地球が描く軌道の距離が必要です。地球は楕円を描いて太陽を回っていますが、ほぼ円に近いとして。公転距離=2πr×天文単位。
 天文単位は地球では1で、1天文単位=149576960kmと求められているので、公転距離はおよそ939819740kmです。これを365日で割って・・・260万km/day。
 全く実感がわかない数字になったので時速と秒速に直しておきます。時速=10万km/h 秒速=30km/s

 参考URLが時速だけは計算してくれています。今PCの電卓を起動してカタカタやってたんですけど、思ったより無茶苦茶に早いですね。

【光速】
 Maxwell(1831~1879)という物理学者が、理論的に光の速度を導き出したことは有名な史実です。光は、携帯電話やラジオに使われる電磁波(電波)の仲間で、これら電磁波は波長が違っても速度は全て同じ、およそ秒速30万km/sです。電話してても僕らの声が相手に遅れずに届くのも電磁波の速さのお陰?
 上に地球一周の長さ(4万km)を出しましたが、これによると光は1秒で地球を7周半する計算になります。公転自転もべらぼーに早かったですが、さすがに光にはかないません。

 全く話が横道にそれるようですが、かのアインシュタインの相対性理論は「光より速いものは存在しない」ことを前提にした理論であること、また現代の多くの物理学者もアインシュタイン同様「光より速いものは存在しない」と考えていることを付け加えておきます。

 何年生かは存じ上げませんが、そんな些細な疑問がすぐに直結するほど科学(理科)が身近に存在することを知ってもらえたら嬉しく思います。

参考URL:http://www.expocenter.or.jp/shiori/ugoki/ugoki3/ugoki3.html

 光速を算出するのは少し物理学的な手法が必要ですが、自転公転の速度は(概算でよければ)小学生でも計算できます。

【自転】
 地球一周を赤道上で計るとおよそ4万kmくらいなので、これを24時間で割り算して
 4万(km)÷24(時間)=1666(km/h)
 ちょっと実感がわかない数字なので秒速に直してみると、およそ500m/sくらい(?

【公転】
 これを求めるためには地球が描く軌道の距離が必要です。地球は楕円を描いて太陽を回っていますが、ほぼ円に近いとして。公転距離=2πr×天文単位。
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Q真空の宇宙空間でロケットが加速できるわけ

初歩的な質問になるかもしれませんが、許してください。ゴダードというロケットの父が反対論者に言われたことのひとつに、「大気のあるところではロケットの噴射のいわば台の役割として空気がある。だから飛べる。しかし宇宙空間では空気がなく、台がない。だから加速できない」のような趣旨のことを言われたようです。

私も素朴に知りたいです。船の上でふーっと息を吹いたら作用・反作用の法則で逆方向に船が進む。でもそれは空気という台を息が押しているからでは?とすると真空でどうやって加速できるのでしょうか?

Aベストアンサー

まず第一に「反対論者が間違え」ています。そして、質問者さんも「同じ間違え」をしています。それは「ロケットの噴射が空気を押すから、ロケットが前に進める」という間違えです。

そうではありません。ロケットでは「ロケットエンジン自体がロケットの噴射を押しています」。あなたの言う「台」はロケットの噴射なのです。ペットボトルロケットでは「水(ただ、水は圧縮できないので圧力を保持するために空気を使いますが)」、その他水素と酸素の混合、ケロシン、酸化アルミニウムなどなど。こういうものを「ものすごいスピードで後方に噴射する」から、ロケットがその反作用で前に進めるのです。船の上で進めるのは「息という台を口で押している」から。大気を息で押しているからではないのです。

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もし人が宇宙船に乗り土星までいけるとしたら何年掛かるでしょうか?

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ボイジャーのスピードと仮定して
ボイジャー1号、ヴォイジャー1号(ボイジャー1ごう、Voyager 1)は太陽系の外部惑星や太陽系外の探査を目的とするアメリカ航空宇宙局 (NASA) の無人探査機である。1977年9月5日に打ち上げられ木星での重力アシストは成功し、探査機は土星へ向かった。ボイジャー1号の土星フライバイは1980年11月に行われ、11月12日には土星表面から124,000km以内にまで接近した

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約3年2ヶ月ですね

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別にドーナッツ型にする必要もなさそうですし、素人考えでは構造的にも単純に実現できそうな気がするのですが。

Aベストアンサー

その昔、微小重力実験をちょっとかじっていました。

お尋ねの機構は原理的には容易に実現できるものですが、それをしない理由は同一飛行体内の他の無重力実験への支障からと考えられます。

この種のいわゆる「無重力」実験ですが、その環境は厳密な重力ゼロでなく必ず擾乱が伴います。従いまして学術的には「微小重力(microgravity)」という言い方をします。もちろんその擾乱が小さいほど微小重力環境としては優れていることになります。
擾乱の程度は真空などと同様にオーダーで話をします。通常は地上の重力(いわゆる1G)に比べて何桁小さいか、ということで「10^-2G」や「10^-4G」と表現します。

さて微小重力の程度ですがその飛行体内に人がいるだけで1~2桁悪くなります。
回収型の無人実験衛星では10^-6Gのオーダまで行きますが、有人の宇宙ステーションですと10^-5Gのオーダー、同じ有人でもスペースシャトルですと図体が小さいのでさらに1桁悪くなります。

ご質問のような装置は、人間込みで下手したら数トンの物体を高速で回転させることになります。回転のバランスが取れていなければとんでもない振動源になりますし、取れていたとしても実験区内の微小重力の質を2、3桁悪化させるでしょう。
もちろん人間が動くとバランスが崩れますから、中ではひたすらじっとしていなくてはなりません。

それだけ重くてしかも他の実験に影響を与えるものを、わざわざ宇宙まで運ぶかというと答えはやはり否でしょう。

その昔、微小重力実験をちょっとかじっていました。

お尋ねの機構は原理的には容易に実現できるものですが、それをしない理由は同一飛行体内の他の無重力実験への支障からと考えられます。

この種のいわゆる「無重力」実験ですが、その環境は厳密な重力ゼロでなく必ず擾乱が伴います。従いまして学術的には「微小重力(microgravity)」という言い方をします。もちろんその擾乱が小さいほど微小重力環境としては優れていることになります。
擾乱の程度は真空などと同様にオーダーで話をします。通常は地上の...続きを読む

Q宇宙空間で宇宙服を脱いだらどうなりますか?

素人の質問です。
宇宙空間で宇宙服を脱いだらどうなりますか?
宇宙空間といっても広いので、地球の火星の間ぐらいだったとします。

 先日みた映画では、宇宙飛行士は一瞬で死んだのですが、顔が凍ったようになったようにみえました。
 昔聞いた話では、気圧が低いので細胞が破壊されるようなことを記憶しているのですが?

 また太陽光線が当たってとても熱いので沸騰していまうのではとも思います。
 火星の表面温度が130度あるらしいので、それに類似した温度ではないかと想像しています。
 まさかダイビングスーツを着てアクアラング装備であれば生存可能ということはありませんよね?

 よろしくお願いします。

Aベストアンサー

宇宙は超高真空なので,絶対0度に近い温度とは言っても,
我々の言う温度とはちょっと異なります.

我々は濃い大気にいますから,ちょっと温度が下がるだけで,
大量の空気分子が我々の体にぶつかり,体から熱を奪います.
しかし宇宙では1~10ccに陽子1個とか言うレベルですから,
粒子衝突による冷却ではなく,電磁波による輻射冷却となります.
しかし体内の発熱量は大きいですから,すぐに凍るとは考えにくいです.

「ミッション・トゥ・マーズ」は,この点について疑問ですし,
また噴射していなければ進まないみたいな間違った場面が
ありましたから,ちょっと疑問です.

>火星の表面温度が130度あるらしいので、

これは「月」のことではないでしょうか.
火星表面は夏の昼間でも10℃どかそんな温度だったと思います.


で,私の回答としては,

1.息を止めてお尻をきゅっと締めていれば,内蔵が口や肛門から
  飛び出すことはないだろう.お尻きゅっとしてなければ,
  腹圧がありますから,裏返った腸がじわじわと出てくるのでは?

2.超高真空なので,沸点がほとんど絶対0度辺りです,
  従って目や口など,水っぽいところは瞬間的に蒸発して,
  乾いてしゅわしゅわになってしまうでしょう.

3.火星程度までであれば,太陽に当たった側はすぐに火傷しそうです.
  日陰側は凍傷っぽくなるのではないでしょうか.
  ただ,宇宙は1~10ccに陽子1個程度ですので,
  濃い大気中の粒子衝突による冷却(熱伝達)ではなく,
  輻射冷却ですので,最初はすーっと温度が下がっても,
  次第に温度降下は緩やかになるのではないかと思います.

4.口や鼻を締めていないと,肺から空気がシュッと出て,
  酸欠で瞬間的に気絶するでしょう.下水道工事や喘息での
  酸欠ではほとんど一瞬で卒倒するそうです.

5.それに耐えても強力な放射線や宇宙線でくらっとするかも知れません.

即死はしないでしょうが,酸欠で瞬間的に意識を失うと言うのが,
私の結論です.未経験ですので,推測の域を出ていませんが.

宇宙は超高真空なので,絶対0度に近い温度とは言っても,
我々の言う温度とはちょっと異なります.

我々は濃い大気にいますから,ちょっと温度が下がるだけで,
大量の空気分子が我々の体にぶつかり,体から熱を奪います.
しかし宇宙では1~10ccに陽子1個とか言うレベルですから,
粒子衝突による冷却ではなく,電磁波による輻射冷却となります.
しかし体内の発熱量は大きいですから,すぐに凍るとは考えにくいです.

「ミッション・トゥ・マーズ」は,この点について疑問ですし,
また噴射...続きを読む

Q本能寺の変 信長の「是非も無し・・・」とはどんな意味?

本能寺の変で、謀反が明智だと知らされた信長は
是非もなし
と言ったと伝えられていますよね。
これって、どういう意味でしょうか?
・しかたない
という意味なのでしょうか?

Aベストアンサー

 「是非もなし」でも「是非に及ばず」でも同じなのですが、日本語としては「良し悪しを論じても意味が無い(実力行使しかない)」という意味です。

 ちなみに、「直江状」でも家康の言いがかりに対して「是非に及ばず候」と言っていますね。「やるなら受けて立つ」と言っているわけです。

Q書類送検と逮捕の違い?

書類送検と逮捕とはどう違うのでしょうか?
書類送検の方が、拘束されないだけ罪が軽いような気がします。
書類送検でも前科となるのですか。
どういう場合に書類送検となるのでしょうか?
どうも分かりません。

Aベストアンサー

既に適切な回答があるので蛇足かもしれませんが、刑事手続きがどうなっているのかを知ればその違いが自ずと分かるので刑事手続きの概要を必要最小限(のつもり)説明しておきます。長いですので覚悟してください。

刑事手続きの大雑把な流れは、
捜査->起訴(公訴提起)->公判->判決->刑の執行
というところ。全部話をするわけにもいきませんしその必要もないので質問に関するところ(主に捜査)だけ説明します。

犯罪が犯罪として処罰の対象になるためには、まず裁判に先立って、その犯罪の存在を捜査機関が知り、必要な証拠を集め、被疑者(=容疑者)の身柄の確保をしないとなりません。これを捜査と言います。
被疑者の身柄の確保というのは、「後で裁判になった時に被疑者の出廷が必要」なので逃げられては裁判ができなくて困るというのが第一点。それと「自由にさせておくと証拠を隠滅するかもしれない」というのが第二点。
ですから逆に言えば、「逃げも隠れもしない、証拠隠滅のおそれも無い」のであれば身柄を確保する必要はありません(一定の軽微な犯罪につき、更に例外あり)。入院しているような人間なら逮捕しないことはよくあります。この身柄の確保のための手続きが、「逮捕」であり「勾留(起訴前勾留)」です(起訴前と言っているのは起訴後というのがあるからですがここでは関係ないので説明しません)。
「逮捕」というのは、被疑者の身柄を確保する手続きの内、「短時間のもの」。具体的には、身柄を拘束し最大48時間拘束し続けることです。この制限時間が過ぎると釈放しなければなりません。
しかし、それでは困る場合には、引き続いて身柄を拘束することができます。これが「勾留」です。勾留は最大10日間身柄を拘束できます。なお、勾留は1回に限り最大10日間延長することができますから、都合20日間まで勾留できることになります(例外として25日可能な場合もあります)。

ところで勾留の申請ができるのは検察官だけです。ですから警察官が逮捕した場合には、検察官に勾留申請をしてもらうかどうか決めてもらう必要があります。そこで48時間の逮捕の制限時間内に検察官に証拠物、捜査書類と一緒に身柄を送致しなければなりません(刑事訴訟法203条1項)。これを「検察官送致、略して送検」と言います。無論、警察限りで釈放する場合は必要ありません。
検察官送致を受けると検察官は24時間以内に釈放するか勾留請求をするかしなければなりません。ですから、警察官が逮捕した場合の身柄拘束は48時間+24時間の最大72時間に及ぶ可能性があることになります。このような身体を拘束した被疑者を送検することを「身柄付送検」と言う場合があります。これはなぜかと言えば、質問にある「書類送検」と明確に区別するためです。ただ、一般には単に「送検」と言えば「身柄付送検」を意味します。

さて、では「書類送検」とはなんぞや?ということになりますが、まず前提として犯罪捜査は常に被疑者の身柄を拘束するわけではないということを知っておかなければなりません。全犯罪件数から見れば、身柄を拘束しない事件の方が多いです。身柄を拘束していない場合には、先に述べたように「(203条1項による)検察官送致」をする必要がありません。と言うか、身柄を拘束していないのでできません。たとえ逮捕した場合でも、警察限りで釈放すればやはり検察官送致の必要はありません。
しかし、それとは別に、警察は犯罪の捜査をしたら原則として必ず検察官にその捜査についての資料、証拠などを送らなければなりません(刑事訴訟法246条本文)。これを「書類送検」と呼んでいます。書類(証拠物、捜査資料、捜査報告書などなど)を検察官に送致するということです。正確には送致しているのは「事件」なのですが、実際に何を送るのかと言えば「書類」であるということです。
つまり、「(身柄付)送検」と「書類送検」は同じ送検でも別の条文に基づく別の手続きです。と言っても、(身柄付)送検をすればそのとき書類も一緒に送っているので、重ねて書類送検を行う必要はないので、(身柄付)送検は書類送検を実際には兼ねていますが(と言っても、身柄付送検をすれば書類送検をしなくていいのはあくまでも246条本文に「この法律に特別の定のある場合を除いては」と書いてあり、身柄付送検が「特別の定」だから)。

というわけで、「逮捕」と「送検」というのは次元の違う話であることがわかると思います。
まとめれば、
1.「逮捕」とは、捜査において被疑者の身柄を確保すること。
2.警察が「逮捕」した場合は、刑事訴訟法203条1項により、釈放しない限り48時間以内に被疑者の身柄を検察官に送致しなければならず、これを「(身柄付)送検」と呼ぶ。
3.「書類送検」とは、警察が捜査した事件について刑事訴訟法246条本文に基づきその証拠、捜査資料を検察官に送致すること。
4.「(身柄付)送検」は「書類送検」を兼ねている。
5.警察が「逮捕」した場合でも、釈放すれば「(身柄付)送検」はできないので、その場合は「書類送検」を行わねばならない。
ということです。

そして、「書類送検」するということは「身柄付送検」をしていないということですからつまりは「身柄を拘束していない」ということになります。身柄を拘束していない場合というのは大概は相対的に軽微な犯罪であることが多いのでその意味では、逮捕した事件(これを身柄事件と言う場合があります)に比べれば罪が軽いことが多いのは確かです。しかし、それはあくまで結果論であって、書類送検だから、逮捕したから、と言うわけではありません。既に述べたように逮捕しても身柄付送検せずに釈放すれば書類送検ということになりますし。

なお、先に述べたとおり、「捜査した事件はすべて検察官に送致する」のが原則(全件送致の原則)ですが、例外として検察官送致にしないものが幾つかあります。例えば、検察官が指定した事件について、月報でまとめて報告するだけの微罪処分ですとか、あるいは報告すらしない始末書処分などがあります。ちなみに、交通反則通告制度については、微罪処分の一種とする文献もあるにはありますが、多少なり疑問のあるところではあります。
そういうわけで、どういう場合に書類送検となるかと言えば、「刑事訴訟法246条前段に当たる場合」ということになります。もう少し具体的に言えば、「微罪処分等で済ませることのできない事件で、かつ、身柄付送検等もしなかった事件」ということになります。

ところで、前科というのが何かと言えば、これは法律用語ではないということになっているのですが、法律的に見れば「有罪の判決を受けたこと」を言うと思ってください。ですから、前科が付くためには、「裁判を経て有罪判決が出なければならない」ことになります。しかし、最初に述べたとおり「検察官送致」というのは単なる捜査手続きの一部でしかなく、この後で検察官が起訴するかどうかを決め、起訴して初めて裁判になるのですから、検察官送致だけではまだ前科は付きません。その後どうなるかはその後の話です。無論、逮捕だけでも前科は付きません。逮捕=有罪ではありません(そう勘違いしているとしか思えない報道が多いのは事実ですが、有罪判決が出ない限りは被疑者、被告人はあくまでも「無罪」です)。
ちなみに、捜査したが起訴しなかった犯罪事実について「前歴」と呼ぶことがあります。

既に適切な回答があるので蛇足かもしれませんが、刑事手続きがどうなっているのかを知ればその違いが自ずと分かるので刑事手続きの概要を必要最小限(のつもり)説明しておきます。長いですので覚悟してください。

刑事手続きの大雑把な流れは、
捜査->起訴(公訴提起)->公判->判決->刑の執行
というところ。全部話をするわけにもいきませんしその必要もないので質問に関するところ(主に捜査)だけ説明します。

犯罪が犯罪として処罰の対象になるためには、まず裁判に先立って、その犯罪の存在を捜査機...続きを読む


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