従軍慰安婦問題の争点

Question

こんにちは。よろしくお願いします。
NHK番組改変問題の番組でも取り上げられた（私は見ていません）、
従軍慰安婦問題の争点とは、何なんでしょうか？
関係者には申し訳ないのですが、
個人的にそれほど、関心のある問題ではないので
正直、情報収集をしていません。

どうも、慰安婦はそれなりのお金もらえたし、
（日本国内でも当時は売春目的の人身売買が横行していた）
自ら、希望者もいたと主張する人もいるようです。
ということは、
１）『自分で希望したのだから、後から文句は言うな』ということなんでしょうか？

２）国内にも沢山いた日本人の売春婦は派遣しなかったのでしょうか？
なぜ現地で調達しなければならなかったのでしょうか？

３）結局この問題は朝鮮人の強制連行があったか、なかったという議論と同じなんでしょうか？
明らかに被害者がいるのに、なぜなかったと言えるのでしょうか？
（元従軍慰安婦は現在では利害関係のあまりない多数の国にいるようです）

４）他の国の軍隊で、このように性的サービスをつけた
軍隊のいうのはあるのでしょうか？
あまりないとすれば、どうしてなんでしょうか？

まだまだ疑問はありますが
お答えになれる範囲でよろしくお願いします。

junt · Accepted Answer

私もＮＨＫのＴＶは見ていないし、『従軍慰安婦問題の争点』自体が時代によってどんどん変わってくるものですから答えずらいんですが、現在裁判で争われているのは、次の2点かと思います。

　(1)フェミニズムという考え方のなかった時代に行った行為を現在の価値観（フェミニズム）に照らして裁く事ができるか？
　(2)突然、終戦となり戦線が崩壊したために未払いとなっている賃金を請求することができるか？

　(1)について言うと『強制連行』自体の言葉の意味が時代とともに変わり、少くても現在裁判では、『人狩り的連行』をされたとか『日本軍に詐欺的勧誘』をされたと言っている人はいません。現在の『強制』の意味は『慰安所で意に沿わない強制が行われた』というものです。

　(2)について、質問者さんはそれなりのお金と言っておられますが、終戦後直後のアメリカ軍の調査で慰安婦に支払われた賃金は日本軍兵士の100倍、将校の10倍だったことが分かっています。ただ、戦争初期に働いていた人はちゃんと受け取られましたが、戦争末期に働いていた人が日本軍撤退が突然だったこともあり、支払われていません。これを日本の民法に照らせば請求権は時効になっているし、それ以前に日韓基本条約では個人の未払い賃金の請求権は韓国側が放棄するとなっています。（日本政府はこれでは人道上申し訳ないとして韓国人留学生に国費を出すことにしました）

　質問２について：従軍慰安婦の構成については、やはりアメリカ軍の調査によりかなり分かっています。韓国では韓国人が一番多いようにいっていますが、一番多いのは日本内地の女性で、台湾女性もいます。ついでに言うと満州や中国大陸の大都市（城内）には日本からの技楼の出店があり軍の慰安所はありませんでした。

　質問3については、最初に書きました現在の裁判の争点が答えになっているかと思います。

　質問4について；他の軍隊で日本軍のように自前で慰安婦を用意したという良心的な軍は無かったと思います。第二次大戦時、ソ連軍がベルリンに侵攻した時は90％以上の女性がレイプされ、ベルリンの医師はキリスト教の教義に反してでも堕胎手術すべきかどうか悩んだといわれています。ソ連兵には樺太の日本人女性も犯されました。
　ベトナム戦争の時、アメリカ軍の先鋒を勤めていたのは、韓国軍でしたが、韓国軍はベトナムの村々を虐殺するとともに、ベトナム人女性をレイプしました。ベトナム戦争終結時には、韓国人とベトナム人の混血児が１万人とも3万人ともいたといわれています。現在でも子供が泣くとベトナム人の母親は『いつまでも泣いていると韓国兵が来るぞ』と言うといいます。ちなみに韓国はベトナムに謝罪も国家賠償（個人賠償も含む）もしていませんが、日本のやり方とソ連・韓国のやり方どちらがいいかと言う話になるかと思います。

　最後に明かに被害者がいるのになぜ無かったという人がいるかというと、裁判に耐えうるだけの証拠が全く無いからです。それから被害者とされる女性の証言がクルクル変わったり信用に耐え得るものでないのも原因の一つです。ある時は貧乏な農家に生まれたといっていた人間が別の場所では裕福な家のお嬢様だと言うのはいいくらいで、自分の年が5年も違う人間もいるし、親にキーセン（日本の芸者のような存在で半芸半娼といった存在）に売られ中国人相手に体を売っていた（この人がどうして日本を相手に訴訟を起こすのか理解できない）という人もいる。先にも書いたように慰安所の無い所で働いていたといったり、クリスマスには普段より多くの客の相手をさせられたといっている人間もいます（日本軍が戦地でクリスマスをするとは思えないが）。

Tsan · Answer

さて、強制連行の強制は誰がしたのでしょう。

軍が直接女性を調達するということはありえないでしょう。軍による強制連行が行われたならなぜに1990年代まで全く知られなかったのでしょうか？

また、1910年から1945年まで朝鮮半島は日本なので朝鮮系日本人ということです。

いわゆる売春宿のオヤジが軍から仕事を受注し貧しい家の娘を親から買い、いざ娘を連れて行こうとしたら本人が嫌がるので無理矢理のような状態で連れて行く。つまり「業者」による強制連行が行われた。軍はそういう誘拐まがいのやり方で女性を調達することがないように指導するくらいだったそうです。

mokoa6710 · Answer

「歴史」の問題は、古ければ古いほど、結局誰も「見ていないのだからわからない」ので、
様々な言い分が生じるものです。
この投稿は、今の私自身がこれまで学び、判断してきたものであり、
誰かを中傷する意図は全くありません。
どうかご自身でも調べ、ご自身の意見をお持ちになられるよう願います。

従軍慰安婦問題と言ったとき、主には戦時中日本軍が中国に侵攻した際のことを指します。
問題点、争点を端的に言えば、戦後補償です。
日本に賠償責任があるかどうかですね。

１）については、確かにそうです。
割合はともかく、
a）中国侵攻中の現地での連行
b）朝鮮からの強制連行
c）朝鮮からの自主同行
があったようです。
確かに上記c）には戦後補償は難しいものがあります。
そしてこれらの判断が今となってはつかない点、
いまさら「実は強制だった」と言っている人もいる可能性が否定できない点が問題の解決を妨げています。

２）については、推測の域を出ないので発言しません。

３）日本国内において、あったなかったという議論があります。
本質はいわゆる右かどうかの違いです。
天皇の戦争責任の是非とも言えます。

４）他国については言及を避けます。

今のＮＨＫの問題は、また別の問題が絡んでいますが、
上記３）とは、つまり政治の世界での議論が主ですので、
「国営放送のくせに自虐的なことを放送するとは何事か」ということですよね。

回答として適切かどうかはわかりませんが、
参考になればと思います。

従軍慰安婦問題の争点

私もＮＨＫのＴＶは見ていないし、『従軍慰安婦問題の争点』自体が時代によってどんどん変わってくるものですから答えずらいんですが、現在裁判で争われているのは、次の2点かと思います。

さて、強制連行の強制は誰がしたのでしょう。

「歴史」の問題は、古ければ古いほど、結局誰も「見ていないのだからわからない」ので、

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