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朝鮮人徴用工問題をめぐって韓国側が提示した提案が日本でも報道されていますが
NHKでは
「韓国は朝鮮人従軍慰安婦問題の合意を、世論の批判を受けて反故にした前科がある」と報道していましたが、
前の政権で一同した合意を、新しい政権で反故にすることはそんなに悪いことなんですか?
そもそも国際間「合意」は基本的に批准はしませんから立法行為としては確定しておらず、単なる行政行為に過ぎません。
だから日本の報道でも「合意」と「条約」は言葉を分けて報道しています。
(これは原則論で、もちろん批准する合意もあるし批准しない条約も例外的に存在しますが)
原則として批准していない以上、前政権でかわされた「合意」が、新しく政権をとった行政の長が「国益に沿わない」と判断すれば国会などの立法機関の審議を通さずに行政の長の判断で合意を取り消したり反故にするのは特に問題ないはずです。
韓国だけじゃなくてアメリカのトランプ政権もオバマ大統領時代に締結したイラン核合意を「重大な瑕疵がある」という理由で連邦議会を通さずに離脱しましたし、
ウクライナのゼレンスキーも前政権でかわされたミンスク合意を反故にして怒ったロシヤから戦争仕掛けられました。
良いことでは無いかもしれませんがイラン核合意もミンスク合意も批准していない以上、前政権でかわされた「合意」でも、新しく政権をとった行政の長が「国益に沿わない」と判断すれば国会などの立法機関の審議を通さずに行政の長の判断で合意を取り消したり反故にするのは特に問題ないはずです。

改めて質問ですが韓国が朝鮮人従軍慰安婦問題の合意を反故にしたことは、特に悪いことではないと私は考えますが、みなさんはどう考えるか?色々ご意見教えてください。

A 回答 (11件中1~10件)

国際法上の合意に関しては色々なものがあり、あなたのいうように形式上のお互いの認識の確認としての合意のような形のものもあり、これには法的拘束力がないという意見はあります。

このような合意について拘束力の根源は何かという話のなかで重要なのは「信義誠実の原則」であり、お互い国家として合意したものについて反故にしないように忠実にやりましょうという国内でも民法などでしばし出てくる概念があるとされます。

一方で、合意そのものに拘束力がないのだから反故にされるだけでもっと法的拘束力のある日韓合意をすべきでは?という意見は国会答弁でもされてます。

https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_shitsumo …

これについては政府は、「慎重に議論して納得してるはずだから大丈夫」みたいな曖昧な答弁にしかなってませんので政府が合意をより法的拘束力のある形にしない理由が説明されてません。あなたのいうような主張があること自体もこうした事実に対する反論になります。

一方で、実務上の合意形成に至る手続きを考えた時に法的拘束力のある合意や条約を結ぶというのは現実的に色々大変なんです。例えば、条約は国家間の責任が生じるため国会での審議を必要とする場合もあります。また、安直な条約締結は、状況が変わった場合に自国の行動の選択肢を拘束します。あくまで信義則上の拘束にとどまるものであれば、外観上の事情に納得いく事態が生じれば合意そのものの”解釈”を拡大することで、相手の国に納得してもらうような行動や交渉の余地が生まれるわけです。それこそが止むを得ない事情による「信義則」とみなされるかの判断で、要するに信頼関係そのものに担保されてるわけです。一方の完全な約束の反故であればそれはもはや信頼関係を維持したものではないと解釈さるのは状況を見れば理解できるでしょう。

何れにせよ、韓国内の戦前の被害に関する請求権は一九六五年の日韓請求権協定にすでに「完全かつ最終的に解決」に法的な拘束力を持って終結しているのです。この事実を新たな法的に強い拘束力のある合意によって妥協したくないのは日本にとっても当然なのです。むしろ、あくまで日韓請求権協定を絶対的なものとするスタンスを変えずに、道義的国際支援的な枠組みでしょうがないから協力してあげようという合意に過ぎないのですから、日本の前提としてはあくまで実務上の協力合意にすぎません。韓国内の慰安婦補償問題に対して国際的に法的な責任を伴う合意などをすることのメリットも、解釈もしたくないのです。本来であれば日韓賠償協定で済んだことなのだから突っぱねるしかないものを、両国の地理的関係や経済政策などの実利的実務上の理由で、一部拡大解釈して運用するための手段として合意、をとってるにすぎません。

長くなりましたが、
>前の政権で一同した合意を、新しい政権で反故にすることはそんなに悪いことなんですか?

については、当然問題があります。法的な制裁などを含めた拘束力のある合意でないとしても、両国の信義則に基づく合意に従った対応を取ることはまともな国として信頼されるための義務です。それを自分勝手な都合によりぶり返してしまうことは、もはや信義も何もなくなるのでその後その国と一緒に何かをやっていくことが難しくなると判断されてもしょうがないのです。

最後にいうと、そもそも国同士の取り決めにおいて条約や協定、合意などの表現の法的拘束力なんていうものはあくまで格式的な法理によって担保しているものであって、突き詰めればそれを拘束できる立場の組織がないのであくまで概念的なものでしかないです。実際、時代によってそういうものは簡単に反故にされてます。極論言えば、日本人が信じてる憲法だってそれ自体はあくまで概念的なものでしかないので、仮に政治家が暴走したからといってそれを止められる良識ある国民が存在しなければ成り立たないただの宣言でしかありませんから。
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合意を一方的に反故にされた側が合意を一方的に反故にした側を非難するのは当然だと思います。


合意形成の為に費やした時間を返して欲しいと思うでしょうし、相手に裏切られた気分になるでしょう。
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合意の反故は悪いのか?


 ↑
そりゃ、悪いですよ。

約束したことを守らないでよい
というのであれば
交渉など、一切無駄になってしまいます。

そもそも相手を信用出来なくなります。

結果、交渉しても意味無し、という
ことになり
国家間の仲が険悪になります。



行政行為に過ぎません。
 ↑
行政だから守らなくて良い、なんて
ことにはならないでしょう。



特に問題ないはずです。
 ↑
政権が変ったら守らなくて良い、なんてこと
になったら、それこそ有効も糞もなくなり
ますよ。



アメリカのトランプ政権もオバマ大統領時代に締結した
イラン核合意を「重大な瑕疵がある」という理由で
連邦議会を通さずに離脱しましたし、
 ↑
だから、米国とイランの仲が険悪に
なっているわけです。
米国が約束を守っていれば、こんな
ことにはならなかったはずです。



ウクライナのゼレンスキーも前政権でかわされたミンスク合意を
反故にして怒ったロシヤから戦争仕掛けられました。
良いことでは無いかもしれませんがイラン核合意もミンスク合意も批准していない以上、前政権でかわされた「合意」でも、新しく政権をとった行政の長が「国益に沿わない」と判断すれば国会などの立法機関の審議を通さずに行政の長の判断で合意を取り消したり反故にするのは特に問題ないはずです。
 ↑
皆が約束を守っていれば、戦争など
起りませんでした。
それでも悪いことでは無いんですか?



改めて質問ですが韓国が朝鮮人従軍慰安婦問題の合意を反故にしたことは、特に悪いことではないと私は考えますが、みなさんはどう考えるか?色々ご意見教えてください。
 ↑
韓国のは多すぎます。

慰安婦、徴用工、竹島、教科書問題。


朝鮮人を相手の約束ならば最初より無効のものと覚悟して、
事実上に自ら実を収むるの外なきのみ
(『時事新報』明治三十年十月七日)
福澤諭吉
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>前の政権で一同した合意を、新しい政権で反故にすることはそんなに悪いことなんですか?



国としての一貫性を疑われます。信用を失いますし、反故にして「新たな交渉を」と言い出した瞬間に、「はぁ? んなもん聞かねぇよ」と否定して、「お前ら無茶苦茶だから、今後、色々なもんが塩対応になるからな」と言われるのが普通。そもそも反故を言い出したら、撤回しようとも塩対応。

>改めて質問ですが韓国が朝鮮人従軍慰安婦問題の合意を反故にしたことは、特に悪いことではないと私は考えますが、みなさんはどう考えるか?

えぇ、反故にしても結構ですよ。その後の韓国との付き合い方が変わるだけですし、それに文句を言われる筋合いもありません。
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ルールにもとづいてとか、手続きがどうでとか、民意が変わればという視点での質問でしょうが、そんなことを、批判している人なんてだれもいませんよ。



歴史の認識や保証のような国家間の超重要事項に、お互い膨大な工数と労力を費やして合意に至ったことは、政権が変わろうと、継続性を第一に、プロセスを進めるのが、近代国家間の常識ってことです。それを、たびたび、簡単に反故にするような国家は信頼できない・・・という極めて単純な話です。

あなたの意見は、問題ないはず・・・という自国の視点だけを言っていますね。政治は相手があるもので、相手がどう思うかを含めて判断される、それが常識です。

いろいろな意見があり、政権の方向性によって、意見が右にも左にも行くような是々非々の問題なら、手順論、民意論で済むかもしれませんが、それとは重要性が違うと言うことでしょうね。
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ダメです。


悪いことですね。

本来、国家と国家との間で、既に合意してきたことを、政権の交代を契機として簡単に反故にすることなど、絶対にあってはならないことだと考えます。

例えば、仮に両国国家間で条約等を取り交わし合意していたとすれば、国際法上も大いに問題になる行為です。

また、仮に国家間で条約等を取り交わしていないとしても、各国の首脳が何らかの方法で国家間の意思を表明してきた以上、万が一政権が変わったとしても、これを一方的に破棄してくるなどということは【国際社会における国家としては、本来あってはならない行為】だと考えられます。

なので、過去の日本の行為はともかくも、既に両国間で協定の締結や【合意】による意思形成が行われてきた以上、少なくとも韓国の前政権の行ってきたような日本への対応は、国際社会においては【大いに問題がある行為】と考えるしだいです。


【慰安婦問題についての我が国の取組】 ※外務省公式HP
https://www.mofa.go.jp/mofaj/a_o/rp/page25_00191 …
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あなたは知人とした約束を「気が変わった」「私の利益にならないことが分かった」から反故にされても、その後も知人と変わらず友好的に接することができますか?


私なら真っ平御免です。
知人との関係ですら断絶するのに、国家間で同じことをされても悪い事ではないと思える思考はまったく理解できません。
約束を守ることは、信頼関係を結ぶ上での最低条件であるはずです。
例え今後「約束は守る」と言われても、今までと同じような関係を持つことはできません。
韓国は日本にとって既に全く信用するに値しない国家です。
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普通の国では悪いことです。


「この問題はもう解決したのでもしもこれ以降新たな問題が生じたら自分たちで対処します」
という約束を取り付けたことを言うのです。

韓国のように遡及法がまかり通る国では約束を反故にすることは当たり前のことのようですけどね。
(先進国の中では韓国しか採用してないようですが...)
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合意した事を反故にするといつまでたっても前に進みません。

一旦合意したら諦めると言う精神が大事です。
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韓国内であっちの言う事とこっちの言うことがバラバラでその度に反故にされてます。


日本が出した金をネコババするとか。
反故も繰り返されればええ加減にせいやってなりますよ。
慰安婦については忘れた頃に自称慰安婦が沸きました。
納得譲歩するに足るような事実もないのに騒ぎ反故にするのはメシウマ常習犯のやる事です。
到底付き合えませんね。
『前科』と表現されても仕方ないと思います。
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