アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

一般的にオペアンプのオープンループ特性は積分器の特性を示していると思います。
積分器の位相特性=RCローパスフィルタの位相特性 と理解していますが、
(オペアンプの中身と私が思っている)ディスクリートの差動増幅回路を見ても位相が90度遅れになる理由が分かりませんでした。
この特性は原理的なものではないと考えてよいでしょうか。

A 回答 (2件)

ちょっと違う、でしょう。



キャパシタンスは電荷を貯めてその量に比例する電圧を持ちます。
この電荷は電流の蓄積分(積分量)になるので、積分器として利用できるのです。
他方、インダクタンスは、電流の変化分(微分量)で電圧を発生するので、
微分器として利用できるのです。

> …回路を見ても位相が90度遅れになる理由が分かりませんでした。
回路には浮遊キャパシタンスが存在します。
高周波になればこれが負荷(損失の増加)となって、解放利得は低下します。
また、電圧入力は電流変化としてこれを充電し、
その充電結果による電圧変化が次段に伝えられるので、位相遅れが発生します。
この位相遅れは最大が90度と言う事ではなく、回路次第です。

> この特性は原理的なものではないと考えてよいでしょうか。
浮遊容量を的確にとらえることができれば、
それを含んだ等価回路で解析することが可能です。
但し、配線や部品によるインダクタンスも発生するので、
なかなか大変です。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

ありがとうございます。
帯域無限大の差動増幅器でも位相遅れはあるのだろうかと
疑問に思っていましたがご説明頂き納得しました。

お礼日時:2020/08/28 01:05

オペアンプには2つ以上のポールがあります。

ポール1極で90度シフト。2極で180度シフト。
https://www.analog.com/media/jp/training-seminar …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。
必ず90°というわけではないですね。

お礼日時:2020/08/28 01:07

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!