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アメリカ英語の文法的特徴として、植民地時代は、文化的遅れが挙げられる。しかし、今日ではアメリカ英語の文法を特徴づけるのは、保守性のそれ自体ではない。

保守性のそれ自体ではないとはどういうことですか?

A 回答 (2件)

鋭意進化を遂げている真最中であるということです。


本来は厳然たるイギリス英語であったにも拘らず、閉鎖的空間によってガラパゴス化してしまった古色蒼然たるオーストラリアやニュージーランドとは対極にある進化し続ける動的な英語が、いわゆるアメリカ英語であるという示唆です。
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≫保守性のそれ自体ではないとはどういうことですか?


「保守性のそれ自体ではない」=「植民地時代の文化的遅れのアメリカ英語の文法自体ではない」ということです。

代名詞「それ」が何をさすかが第一の疑問のようですが、この場合の「それ」とは「アメリカ英語の文法」をさしています。

そうしますと、代名詞「それ」を「アメリカ英語の文法」に差し換えると
「今日ではアメリカ英語の文法を特徴づけるのは、保守性のアメリカ英語の文法自体ではない」となります。

さらに「保守性の」とは「進化しない・革新的でない」という意味ですが、それは前段の「植民地時代の文化的遅れ」をさします。

そうしますと、「しかし、」以下の一節を代名詞を使わずに書き直すと
「しかし、今日のアメリカ英語の文法を特徴付けるのは、植民地時代の文化的遅れのアメリカ英語の文法自体ではない。」となります。

これを、日本語の文章として整えると下記のようになります。
「アメリカ英語は、イギリスから伝わり、植民地時代においては、伝わった当時のままの姿であった。しかし、今日のアメリカ英語の文法は、伝わった当時のままの姿自体を特徴とはしていない。」

このあとには、例えば「現代のアメリカ英語の文法的特徴は、本来の英語から離れた独自の進化を遂げ・・・・」のような文章が続くはずです。
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