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35年前の日航機墜落事故について、今でも「自衛隊の誤射」だ、とか「米軍の標的にされた」などの陰謀説(?)を唱える方達がいらっしゃいますが…

正直どうなんでしょうか?

元日航の客室乗務員だった青山透子氏の著書に「新たな真相!」とセンセーショナルなタイトルがついていたので、興味本位で読んでみましたが…

「?」と思う点が多々ありました。

特に「自衛隊員が生存者を火炎放射機で焼いて証拠隠滅を図った。」等、ご遺族や現場で懸命に救助にあたった自衛隊員の方々には大変失礼で冒涜するような内容だと思いました。

「この事故を風化させず、安全運航に努めて欲しい。」
これには全く同感ですが、どうも自衛隊や政府を批判したい著者の考えが見え見えで…

同僚や先輩、後輩の方を事故で亡くした悲しみや悔しさは当時の日航職員にしか分からないものだとは思いますが…

この事故については事故調査委員会で最終報告書が出た後、2011年に改めて当時の報告書を補足する形で運輸安全委員会が分かりやすい説明をされています。

35年前の事故なので、当時を知らない人達も多くいます。

その事故を知らない人達がこの様な本を手にとって「自衛隊はなんて酷いことをしたんだ!」などと疑念を抱かせてしまうのが恐ろしいことだと思うのです。

私自身は特別に政府や自衛隊を擁護するつもりもありません。あくまでも中立的な気持ちで読んで抱いた感想です。


520名もの尊い命が失われたことは事実です。


ご遺族な方々の悲しみは計り知れませんが、正直そろそろ「そっとしておいて欲しい」と考えているご遺族もいらっしゃるのではないかな…と私は思います。

A 回答 (6件)

本を出すのはいろいろな思惑があってのことだと思いますし、自分の見解を知って欲しいという気持ちが強いんだと思います。



その事故の瞬間を外部から見たわけではないので真相はわかりませんし、その時に乗っていたわけではないので質問者さんの言われているように生存者や遺族の立場になれば単に当事者の気持ちを考えることが出来ない無責任な考えの持ち主なんだと思います。

それが例え本当だとしても気持ちの負担が軽くなるわけではないと思いますので、誰かに乗せられたのか利益や話題性に考えが走ってしまったんだと思います。
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この事故に携わった自衛隊員が森で自殺したというのは本当なのですか?。

首吊りの画像見ましたけど。怖い。
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事故調のレポートも目を通していますし、非公開だったはずのCVR音声も聞いていますが、私自身も多少の疑義は持っています。


・APUに被疑はなかったのか
・操縦系統がDC-10同様に一箇所を経由している設計であったことを設計不良と咎められないよう、あえてボーイング社は修理不良一辺倒としたのではないか(後の-400以降では設計変更)

とはいえ、標的機がぶつかったとか、陸自隊員が火炎放射器で生存者を焼き払ったとかのトンデモ話は論外だと思っています。というか、陸海空自衛隊の連携はそんなによろしくないし(米軍であってもw)、どうやってあんな山中に辿り着いたの?系のことであって、皆さん、習志野空挺とかの力量を過剰評価し過ぎとしか思えないからです。

垂直尾翼を引き上げていないからという方も多いのですが、あの時代、あの広大で起伏に富む深度のある相模湾で捜索できるぐらいなら、MA370便、AF477便が見つからないことをオカルト話、陰謀論で語ってくれないとおかしいです。

米軍の報告から始まる救援要請を日本政府が断ったとされる話は解明して欲しいとは思いますけど、いわゆる面子の問題だったのではないかと思います。

航空機事故は事後の会社の対応が批判されることも多いのですが、事故防止の観点では、何が原因か、何が起きたのか、何をしたのか、しなかったのか機体設計、機体製造、機体整備、機体操縦、更には天候や航空路、空港の航空システムに着目します。非情なようですが、私情や国情の入る余地はありませんし、入れてはなりません。
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>正直どうなんでしょうか?


 自衛隊なり在米軍なりを快く思わない人が抱いた
 妄想、こじ付けですね。

>正直そろそろ「そっとしておいて欲しい」と考えているご遺族もいらっしゃるのではないかな
 多くの方が、事故当日からそうっとしておいて欲しいと
 思っていことと推測します。

>35年前の事故なので、当時を知らない人達も多くいます。
 報道された乗客名簿(カタカナ)の中に
 小中の時の同級生の名前(年令も一致)がありビックリしたことを
 鮮明に覚えています。
 翌日の新聞で公表された名簿は漢字だったので同級生では無かったことが
 判りましたが、同様の衝撃を受けた方は多かったと思われます。
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事故機の尾部が破壊された瞬間を、誰も目撃していない。


推量を挟む余地は無限にある。
事実とそれ以外を分けるのは、読者の仕事である。
そして何より、日本は、公共の福祉に反しない限り言論の自由が保障されている国である。

読者が読者の仕事を放棄し出版社側に押し付ける。
それは言論の自由の死の始まりである。
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陰謀説は、お金儲けしたい人たちの常套句ですので相手にするだけ無駄かと。

。。
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この回答へのお礼

やっぱりそうなんですかね。
多くの方が亡くなった事故を題材にして金儲けなんて、信じられませんね。
こういう本がベストセラーになったり、Amazonでのレビューが高評価なのが不思議です。。。

お礼日時:2020/10/28 12:32

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