許せない心理テスト

米国債を購入しようと考えています。FF金利は引き上げ傾向にあり、来年末には4.0%まで引き上げるという予測も出ています。この利上げに、米国債の利率は連動しているんでしょうか。利上げ途中段階の今は米国債を購入するのは得策ではないのでしょうか。購入しても、その後にFF金利が上がったら、価値は下がるのでしょうか。金利利上げが一段落してから米国債は購入するべきなのでしょうか。

A 回答 (5件)

●FF金利は景気、物価を制御するために中央銀行が動かす金利。

 長期金利は、将来の長期的なFF金利の動きを予想して、市場が決める金利です。
市場は、将来もFF金利が上がると思えば、長期債を買うのを控え、その結果、長期金利は上昇します。将来FF金利が下がると思えば、今のうちに長期債を買って、金利が低下することに備えます。
結局、大雑把に言って、「今後10年間のFF金利の平均=今の10年債の金利」 が成立するように10年債の金利が決まると言うことです(リスクプレミアムだとか、難しいことは言わないことにしましょう)。しかし、今後10年間のFF金利の平均は、今の時点では予想するしかありません。市場がどのように予想するかで、今の10年債の金利が決まります。
●従って、長期債利回りがどうなるかは、今後のFF金利がどうなるかによります。FF金利はFedが決めます。Fedはインフレが起きないよう、デフレが起きないようにFF金利を決めます。
●エコノミストには、FFレートは4%以上まで引き上げられるという予想も多いようです。しかし、債券投資家は、必ずしもそうは見ていないようです。PIMCO(米国の債券投資で超有名な投信会社)のストラテジストは、FFはあと1回引き上げられたら、Fedは様子見に入るだろうと言っています。そして、実際の長期債市場もそういう動きをしています。
●ここから先は長期金利の予想に入っていくことになりますが、長くなるので省略します。
●最終的な結論は、あくまで私の見方(外れることが多い)ですが、今後米長期金利は大きく動かないと思います。従って、今、米国債投資をするかどうかは、債券金利の変動は気にせず、為替相場をどう読むかで決めていいと思います。私は、中期的なドル高に入りつつあると見ています。その前に、一度100円を割る可能性も50%以上あると思いますが、来年の今頃は、少なくとも今よりドル高になっていると思います。
これ以上は、質問の内容とは違ってきますので、省略します。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。
お礼が遅くなりまして大変申し訳ありませんでした。
ご指摘のとおり、金利より、為替の影響の方が大きくなるかも知れないですね。両方のパラメータを合わせて検討したいと思います。

お礼日時:2005/02/07 23:24

株価が下がり続けていた時に「買いだ!買いだ!」言っていた時期には「落ちてくるナイフを慌てて掴むな」なんて表現して注意を促した方がいました。


現時点では金利が上昇しているので買いたいのなら買いましょう。ダウンサイドは少ないです。十数年前に米銀行TDが6-8%の時にも「以前は金利が高かった。今を長期で固めると損をする」と言っていた人がいました。
私は平均を信じています。「米国債をXデーに買う」のではなく「額が少なくても定期的に購入を続ける」です。最悪のケースは満期時まで持っていたら納得して購入した金利が貰えます。

満期前に売ると損をする可能性?米国債は利率は低いのですが将来性が安定している投資対象の1つです。危険の分散の意味から考えて米国債は安全パイですから他の株等の投資を先に売却する筈です。この米国債を売る時には貴方に重大な経済危機が訪れた時ですので諦めて売りましょう。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございました。
お礼が遅くなりまして大変申し訳ありませんでした。
なるほどと思いました。
なお、米国債とともに、豪国債も為替レートが下がったら、購入しようかとも考えています。当面は高値圏かとは思いますが。

お礼日時:2005/03/12 14:24

#2のものです。


回答になるのかわかりませんが、2年債(利付き債)の場合、2年後に100(所謂パー)で償還されます。買値が100超の場合(オーバーパー)のとき、100との差額は償還損となりますが、それは買うときに決まっている訳で予期せぬ損とはならないわけです。一方、ゼロクーポン債の場合、所有期間中の金利収入はありませんが、その代わり償還益として享受できることとなります。
一般的に長期金利上昇予測のときは、期間の短めの債券部分を多くし、上昇が終了したと思われる段階で長めの債券に入れ替えるというのが教科書的投資になると思います。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。
お礼が遅くなりまして大変申し訳ありませんでした。
仰った方向で考えて見たいと思います。

お礼日時:2005/02/11 15:02

FF金利は、短期物の金利です。


米国債には、短いものから長いものまで様々です。
短期金利が上がったからといって、長期金利も上がるとは限りません。

金利が上がると債券の価格は下落します。

ご質問の仕方から判断して、だいぶ分かっておられるようですので、これくらいにします。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。
お礼が遅くなりまして大変申し訳ありませんでした。
もう少し勉強します。

お礼日時:2005/02/11 15:00

債券の満期までの年数、合計購入予定額により異なると思います。

一般的には、FFレートの引き上げは今後も0.25%づつ数回続きFFレートは3.5~4.0%へ引き上げれれると見られていると思います。したがって2~5年の債券ゾーンの金利は上がると思いますが、2年債は当然のことながら2年後には償還ですから金利上昇(価格下落)してもそれまでの金利収入を考えれば収支は悪くないかもしれません。償還時点でまた債券を買うことを考えてもいいのではないでしょうか?
それでは、10年~30年ゾーンはどうかというとこれまでの利上げにかかわらず、レンジの中の動きに終止しております。私はこの段階では、かつて少なくとも4.5%にはいっていると思っておりましたが、今でも4%強のレベルです。FFレートが例えば、4.0%へ引き上げられても10年債が4%代前半ということはあると思います。エコノミスト或いはストラてジストと称する人たちもドルの長期金利については余り議論していないようですが、要は海外からの資金流入が引続きあり、この資金が株式より安全な債券に向かっているということだと思います。
結論から言うと、このゾーンの購入も時間を分散して行うことかと思います。
或いは短めのゾーンに暫く資金を置いておくか、またはその組み合わせでしょう。
これ一本というのは面倒ですがしないほうが賢明でしょう。
先のことは誰にもわかりません。だから未来なんです。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。
「2年後には償還ですから金利上昇(価格下落)してもそれまでの金利収入を考えれば収支は悪くないかもしれません」との部分ですが、2年程度の金利でもペイできるほど、価格は下落しないと思われるとの解釈よろしいのでしょうか。

お礼日時:2005/02/07 23:27

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