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景気上昇は、資金需要が旺盛になり、貸出金利が上昇するため、一般に、債券市況にとってマイナス要因である。←この文章をもう少しかみ砕いて説明して頂きたいのですが・・よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

順番に説明します。


1)
景気上昇=物やサービスへの需要が過去よりも増えること。
増えた需要に応えるために、企業はモノやサービスをたくさん
作りますが、その過程で、必要な資金も増えます。
だから、「景気情報は資金需要が旺盛になり」。

2)
「資金需要が旺盛になり、貸出金利が上昇するため」
資金需要が旺盛になると、
まず上昇するのは、国債の流通利回りです。銀行の貸し出し金利には種類があり
ますが、あるものは、若干の時間ラグを伴いつつ、国債流通市場での利回りを
参考に決定されます。
だから「貸出金利が上昇」します。上昇させなければ、
銀行自身が損する場合もあります。

3)
債券は、固定金利の場合、債券の市場価格と金利は逆の相関があります。市場での利回りが
2%なのに、過去に発行された1%の国債を買う人は
いなくなります(不利だから)。
そのために、1%国債は市場価格が十分に下がり、
2%の国債と経済的に同じ水準にまで価格が下がります。

24歳くらいの社会人の方でしょうか。勉強大変ですね、がんばってください
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景気が良くなるといろいろ物が売れるようになるので、企業も新製品を開発したり新規事業を行おうと考えます。


すると、そのための資金が必要になりますので銀行から借りてこなければなりません。景気が良くて、製品がどんどん売れると思うならば、企業は多少金利が高くてもお金を借りようとしますので、銀行も貸出金利を引き上げます。
すると市場金利も上昇しますが、債券というのは固定金利ですので、市場金利が上昇すると相対的に金利が低い商品になってしまいます。そのため、債券を買おうとする人が少なくなって、債券市況は悪化するわけです。
(例:銀行預金の金利が0.1%の時に0.5%の債券は高い金利だと思えますが、銀行預金が1%に上昇してしまうと、逆に低いと感じてしまいます。)
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この回答へのお礼

ありがとうございました。とても良く分かりました。たまにこういった質問をしたいので、またぜひ教えて下さい。

お礼日時:2005/03/08 14:53

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