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■年金と副収入について

サラリーマンを退職して65歳から年金受給を受ける予定です。親に家賃収入があり、将来相続すると年金は満額受給できるのでしょうか?(親は自営業でしたが年金を掛けておらず、店じまいしたあとは家賃収入が生活の糧でした)

A 回答 (3件)

あなたが心配されているのは、


何か収入があると、年金が停止減額されないか?
ということですかね?

結論から言えば、
年金が減額停止されることはありません。

年金が支給、停止される制度を
『在職老齢年金』と言います。

『在職老齢年金』とは、
老齢厚生年金を受給しながら、
かつ、
社会保険に加入して
給与・賞与をもらっていると
老齢厚生年金が減額される制度です。

65歳未満では、
月収(標準報酬月額)と
厚生年金受給月額合わせて、
月28万を超えたら、
厚生年金部分が減額、停止。
※2024年には、65歳以降と同じ条件になります。

65歳以降は、
月給(標準報酬月額)と
厚生年金受給月額合わせて、
▲月47万を超えたら、
▲厚生年金部分が減額、停止
という制度です。
https://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/roureinen …

ですから、
65歳で退職されるなら、
この制度の影響は受けません。

将来相続するのは、
賃貸している不動産を
相続するというだけですよね?

それとも、不動産業を経営していて
あなたがその法人の株などを相続し、
役員におさまるわけではないですよね?

それならば、家賃収入だけでは、
厚生年金に加入することもないので、
在職老齢年金の影響は受けません。

以上、いかがでしょうか?
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

要点をまとめて頂きありがとうございます。
年金制度って複雑ですね。ご回答いただいたことをさらに勉強します。

お礼日時:2020/11/18 06:46

相続をするころは、おそらく毎日サンデーでしょうから、心配はありません。

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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

そうでねー
おそらく、毎日サンデーになったら、妻からの業務命令が増えて年中無休かもしれません。

お礼日時:2020/11/19 07:46

蛇足となるかもしれませんが、


年金の『手取り』が減ったり、
医療費があがったりする影響だけ
補足しておきます。

年金以外に所得があると、
その所得増分に応じて、
①国民健康保険料
②介護保険料
③所得税
④住民税
⑤医療費負担割合
といったものが増えてしまいます。

①②④は、年金からの天引きになる
ケースが多いので、
不動産などの所得が増えると、
翌年から、
①②の保険料は増加となり、
年金からの天引きが増え、
手取りが減ることになります。

所得が増えるから当然のこと
ですが、突然そうなるので、
意識しておく必要があります。

もちろん、天引きにならない場合も
別に納付するので、変動額は変わりません。

⑤医療費負担割合も、変動がありえます。
70歳以降、所得によって、
医療費は3割から2割負担ですが、
所得が多いと3割に戻ってしまいます。

また、健康保険には高額療養費という
制度があり、入院や処方薬で、医療費が
高額になっても上限が抑えられます。
これも所得が上がると上限が上がり、
高齢になり医療費がかさむと、
影響が大きくなります。

日本の社会保障は、少子高齢化と
長寿化で、深刻な問題となっています。
そして年金よりも健康保険、介護保険
の方がずっと深刻なのです。

これは今の状況から行くと、
高齢者の負担を増やす方向に
行くしか対策はありません。
所得条件でますます負担が
重くなることを意識して下さい。
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この回答へのお礼

大変丁寧なご回答ありがとうございます。
感謝です。

お礼日時:2020/11/18 12:06

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