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昔は中国一の大河は揚子江と習ったものでしたが、今は長江と習いますよね。中国では昔から長江と呼んでいたのでしょうか?
しかし揚子江は日本がつけた名称とは考えにくいのですが、なぜそう呼ばれていたか(支流の名称?方言?)そしていつ頃から長江に統一されたのか教えてください。
また、気象では今も揚子江気団といいますよね。近い将来は長江気団と呼ばれるようになるのでしょうか?

A 回答 (2件)

こんにちわ(/は)。



>中国では昔から長江と呼んでいたのでしょうか?
日本人の言うところの「揚子江」は、中国では古代から「長江」chang2 jiang1:チャンジャンと呼称されています。
中国で「揚子江」と呼称する場合は、「長江」の下流域を指します。大雑把に言うとこの下流域とは上海のあたりのことです。
正確に言うと江蘇省の西部から、上海の東寄り(ず~っと内陸部)あたりまでの範囲。現在でも「長江」と「揚子江」は区分けして呼びます。

100年200年前に中国にも、キリスト教関係の伝道師が入ってきました。中国の澳の内陸部ではなくて沿海地区だけでした。そのときに土地の人から耳にしたのが「揚子江」です。yang2 zi3 jiang1:ヤンズージャンという音です。その後各外国にも「揚子江」という呼称が伝播していきました。日本にも伝わりました。最初に入ってきた名前が「揚子江」だったので、「長江」全流を「揚子江」と言うようになってしまいました。つまり誤用です。日本で、この河の全流を「長江」と呼称する様になったのは正しい方向ですね。

正確に言うと、「長江」と「揚子江」は全く違い意味です。「揚子江」は下流の一部分のみ。「長江」は全流を指します。

>気象では今も揚子江気団といいますよね。近い将来は長江気団と呼ばれるようになるのでしょうか?
気象学で言う、揚子江気団は上述の地域の上空の気象環境を指すので将来的にも変動はしないはずです。「長江」全域の気象環境をいう言語が仮に存在したとすれば長江気団と言うかもしれませんね。

いずれにしても、「長江」は6000KM全流を指し、「揚子江」は「長江」の下流の一部を指し、別の呼称です。中国でもはっきりと分けています。

以上です(^^♪。
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この回答へのお礼

よくわかりました。ありがとうございます。

お礼日時:2005/02/08 14:09

http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Ocean/4668/p …

同じ疑問を持った方が調べてくれてます。
日本でも最近は人名や地名をなるべく現地の呼び名に合わせるようになりましたから、その一環で現地の方の呼び名である「長江」に統一したのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

よくわかりました。ありがとうございます。

お礼日時:2005/02/08 14:08

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