声を高くする手術の、
効果と危険性を教えてください。
友達が、チタンを使って、うまく行っていないようです。
チタンを使うとは、事前に説明がなくて、
どこに使ったかも、教えてもらえない状態です。
声は手術で、日常会話が不能になりましたが、
手術とは無関係のウィルスに感染した結果だと言われたそうです。
ウィルスに感染したという証拠もなければ、
どんなウィルスかも不明で、
他の医師の診察でも、ウィルスの症状は確認されません。
手術で日常会話が不能になったことだけが、確実な症状ですが、ウィルスが原因だと突っぱねられています。
チタンの使用は、病院の会計から判明しました。
医師は言葉を濁して、明らかにしないそうです。
よろしくお願いします。
A 回答 (9件)
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No.8
- 回答日時:
5年前に、声を高くする手術を考えて調べたことがあります。
7人の経験者の話を、掲示板やチャットで集めて、実際に2人の声を聞きました。本人の感想は、ダメだという人と喜んでいる人とが半々程度で、考えた末に、私自身の手術は諦めました。その時、私なりに何故うまく行った人と行かなかった人とに分かれてしまうのか、考えてみました。一連の投稿記事を読んで、発声法のことと関係するところがありますので、ちょっと披露してみますね。
声を高くしたいと思って手術まで考えている人は、手術前に高く発声しようとして変則的な発声法で無理をしているんですね。
無理のある発声法は、手術後に同じ発声法ができなくなると考えています。
うまい人は、普通の地声のように手術前に発声していますから、医師に聞こえる声だけでなく、本人自身、その声をかつて意識的に作ったものかどうかをよく自覚して、手術前に医師に伝えておいたほうがいいと思います。
作った声で発声していた人は、皆さん手術でダメになるという共通点がありました。
作った声が板についていた人ほど、ダメになる傾向さえありました。
なんの努力もしていない怠け者の地声の人が、手術で成功率が高いようでした。
声は、手術だけに頼る・・・手術前に自分でボイストレーニングをする努力をしない人がいいようで。
声を高くしたいという人の意識と矛盾するのではないかと思って、私は断念しました。
もうボイストレーニングで、私の声も変になっていましたので、手術すると失敗すると思いました。
それから、ボイストレーニング派の人と、手術派の人とでは、長期的にはボイストレーニングだけで声を高くした人のほうが結果がよくて、手術派の人は、ここの回答者のかたにもいらっしゃいましたが、うまく行った人でも、元の高さまで戻ってしまうところを、手術で高く発声するクセがついて、結果的にそれがボイストレーニングになって、地声が元の高さまで戻っても、発声する声が高いままという人ではないかとさえ、私は思いました。
回答者のかたもおっしゃっていましたが、オペラ風の発声をすると、しっかりと高くなりますよ。
ネコ撫で声のような発声で高くする方法とオペラ風と二種類ありますが、小さな声のときはソフトなネコ撫で声風、普段はオペラ風、私はボイストレーニングの結果、そういうふうに使い分けています。
うまく行くようになると、オペラ風のおおきなしっかりした声のほうが、喉が枯れにくく、5度上げても一時間は大丈夫です。
ネコ撫で風は、五度も上げると、小さな声なのに、ほんの一分間で嗄れてきます。
声を高くする手術を考えているかたは、私の考えたことも一度考えてみてください。
手術に否定的な意見になりましたが、私の選択でした。
No.7
- 回答日時:
同じ手術を受けました。
私の場合は1時間ちょっとで終わりました。チタンのような金属を使うという説明は受けていませんし、使わなかったと思います。手術後は、喉を引っ張られているような感じがあります。
呼吸も、息を吸うときに、吸い込みにくくなった感じがあります。
手術後数年ですが、この感じは徐々に慣れてくるもので、一日で急になくなるというのは、糸が切れたのだと思います。
糸は徐々に弛んで行きますので、最終的には現在、手術前の声と、高さはほとんど変わりません。
声の質だけが細くなった状態が残っていますので、まだ手術前よりも高いような錯覚がありますが、測ってみると手術前と同じ高さまで戻っています。
声量もかなり落ちました。
私の場合は、結局、声を細くして小さくする手術になってしまいました。
私以上に高くした人は、手術後に声の出し方を変えなければいけなくなって、声の質が変になったという人が多く、糸が弛むたびに、また別の変な声に変わって行くみたいです。
ほかの経験者からも聞いた話をまとめますと、この手術は自分の音域の一番下のほうで喋っている人には、安全に確実に早く声を高くする効果がありますが、音域の上にほうで喋っている人には何の効果もないばかりか、結果として危険な手術になってしまった人が多いと思います。
安全に高くできる音程は3度ほどですので、自分の音域の下のほうで普段喋っている人なら、それくらいはボイストレーニングで上げることができるはずです。
結局、時間の節約のための手術でしかないかなあ・・・と思っています。
この質問者の友人のように、手術後半年も裏声しか使えなかったというのは、そもそも手術に適していなかったのではないでしょうか。
手術前に、この人は自分の音域の一番上のほうで喋っていたのではありませんか。
それだと、オクターブ以上、声帯を引っ張らなければ、声が上がりませんから、裏声になってしまうし、糸が切れることも多くなるでしょうし、弛みも激しいので、いい結果にはならないのではないでしょうか。
最終的には元の高さまで弛もうとする糸を、なんか筋肉が固まることで、それ以上弛まないということになるって、先生に教えて貰ったことがあります。
声を高くしたいという人は、手術前から変な発声法になっていますから、手術前の診断を間違うと、喉を開いてみたものの、もう引っ張って声を高くする余地がなかったってこともあるのでは?
それかも知れないし、もしかしたら骨にヒビが入っちゃったとかね。
とにかく急に喉の引っ張られ感や、息を吸い込むときの難しさがなくなったというのは、急に弛んだということだと直感しました。
急に弛んだ人は、声が出なくなってるよ~
徐々に弛むのには適応できるけど、急に弛むと再手術して締め直すのが普通のようです。
それをしてくれないのは、なんかおかしいね~
たんなる体験談でした。
貴重な体験談を教えていただいて、喜んでいます。
私も、友人が手術をするというので、手術前に調べてみましたが、声を高くするという単純な目的での輪状甲状軟骨接近術につきまして、否定的な体験談しか検索できなくて、こんな危険な手術を本当にするの? と友人に念を押して尋ねてみたことがあります。
友人は、たくさんの客観的事実を論理的に検証するような性格ではなく、引っ張れば高くなるという原理と、危険性はないという医師の説明を、単純に判断の根拠としたようです。
私も、インターネットで発言する人は、文句のある人が多いのではないか、うまく行っている人は特に発言しないのではないかと、タカを括っていましたが、実際に友人の手術後の生活が、声一つのために崩れ去ろうとしているのを見ていると、なんとなく事前に相談を受けた私にも責任があるのではないかと、後ろめたい気持ちになっています。
この手術で声を高くする効用として、ボイストレーニングでは時間がかかるが、この手術では、すぐに使えるようになるということしか書いていない専門医のページを見つけました。
このページは友人の手術前にも見たことがあるはずですが、その時には気づきませんでした。
人のことだと思って、いい加減に読んでいた自分が恥ずかしくなります。
ribbon-flowerさんも同じような御感想をお持ちだと知って、私の読み損ねが悔やまれます。
友人の手術前の声は、確かに高い声を器用に使っていました。
限界に近い高さだったので、日常会話で高いほうが詰まる感じがあったようです。
低くすればいいのに、高いほうの詰まりをなくすには、もっと高いところまで声が出るようになればいいと思ったそうです。
ribbon-flowerさんのアドバイスを知ると、友人は一層苦しむかも知れません。
友人にまるごと伝えることを控えようかなって思っていますので、あしからず御了承ください。
だんだんと真相がわかってきたような気がして、とても感謝しております。
魅力的な細い声になることを祈っています。
ほんとうに、ありがとうございました。
No.6
- 回答日時:
質疑を拝見しまして、気づいたことを発言したいと思います。
輪状甲状軟骨接近術で、過度に声帯を引っ張りますと、
地声が出なくなって、裏声だけになります。
手術後、糸が弛みますので、やや強めに引っ張ります。
この手術で地声を高くできるかどうかは、
手術前の検査でわかりますが、特殊な発声法で会話している場合、
診断が難しいかも知れません。
過度の引っ張りで裏声になってしまう原因の一つに、
声帯の隙間の幅があります。
この幅を調節できれば、より強く引っ張ることができますが、
調整の困難な手術になります。
手術後、糸の弛みで、輪状甲状軟骨間の距離や傾きと、
声帯の隙間の幅が変化します。
糸の弛みには、組織の固まる力も関与します。
質問者の友人の場合、
医療費の請求額の内訳や、手術中の様子から、
通常の輪状甲状軟骨接近術に合わせて、
その他の術式が行われたかも知れません。
手術後、長期に渡って裏声しか実用にならなかったのは、
引っ張りすぎか、声帯の隙間の幅の不調かも知れません。
手術後に声帯が正中で麻痺しているように見えることがあると、
この手術を経験している医師から聞きました。
弛むときに、左右不均一に弛むこともあり得るそうです。
他の医師が、
6ヶ月を超えても声帯が動き出さないので、
ウィルスならばもはや自然治癒は見込めない、
唯一の治療法は、手術をした医師に再手術をしてもらうことだ、
と言ったそうですが、
ウィルスならば、6ヶ月を超えても、
自然治癒と再発を繰り返すことがあります。
後半の、再手術云々が、他の医師の真意かも知れません。
質問者の友人の手術での、
チタンの使用法と、手術直後のストロボスコープの診断結果とを、
聞いておいたほうがいいかも知れません。
その上で、手術医の治療方針がはっきりとせず、
日常会話が困難か不能である場合、
再手術も考慮して、他の専門医の判断を求めるのもいいかも知れません。
医療ミスとは判断できません。
患者が求めても、手術の事実関係を明らかにしないのなら、
倫理的に問題があるでしょう。
質問者の友人は、日常会話が困難か不能のようですので、
診察には、口と脳の達者な人の付き添いが必要かも知れません。
友人の精神状態を考えて、
プレッシャーをかけないように心懸けるのは、正解のようです。
思いついたことを、気まぐれに発言しました。
ひょっとしたら参考になるかも知れません。
主治医と他の専門医の診断を参考にして下さい。
おだいじに。
おはようございます。
たいへん親身に、要領よくアドバイスしていただいて、恐縮しております。
主治医のウィルス説も、客観的証拠がないといえども、捨てたものではないと思っています。
その理由は、私ではなく主治医が示すべきものだと考えていますが、聞き出せないようです。
症状が急激に段階的に変化してきたことはほぼ間違いなく、同じ状態に二度と戻っていないことと、声帯の機能以外に症状が出ていないことから、やはり本命は手術が原因ではないかと思っています。
この手術で、声帯が正中で麻痺しているように見えることがあるというのを、はじめて確かめることができました。
長期間、器械的に引っ張られていた声帯が、元通りに弛んでしまったとき、手術前の機能に戻るものなのか、それとも後遺症が残るものなのか、私はまったく知りません。
元通りの機能に戻らないと考えるのが、自然なような気がしますが。
実用に耐え得る声が出なくて、筆談を余儀なくされる状況から、不安や絶望や焦りなどの精神的動揺が、不安定な発声を惹していることも考えられます。
非常に小さな声では言葉になっているのに、実用可能な声量を出そうとすると発声不能に陥るのは、奇異な感じがします。
食後や入浴後の、リラックスしたときに発声不能になるのは、声帯の隙間が広すぎるのではないかと想像しています。
喉のスチームは温度を低くしても逆効果だそうです。
手術内容の事実関係、手術直後のストロボスコープの診断結果、ウィルス説の根拠などは、医師が示すべきだと思いますが、それを拒もうとする姿勢はどこからくるのでしょうか、疑問に思います。
お返事が遅れまして、申しわけありませんでした。
感謝しております。
No.5
- 回答日時:
私も「似たような」手術を受けたことがあります。
私の場合は普段の声が掠れたり震えたりするようになり、耳鼻咽喉科で診てもらったところ痙攣性発声障害と診断されました。(鼻からカメラを入れて発声時の声帯を見るんです。結構痛いです。。)
発声時、声帯が極端に狭まってしまうということで、両側にチタンを入れて声帯の幅を調節するという手術を受けました。
手術は部分麻酔で、実際に声を出しながら声帯の幅を調節してました。広げすぎると裏声しか出なくなり、さらに広げると空気が漏れて声が出なくなります。
うまい具合に声がでるところでチタンを固定して閉じる、と。時間は2時間ほどでした。
術後1週間は入院して、その間発生禁止でした。退院後は、まだ声帯が腫れているから、ということで、暫くは小声で話してくださいと言われました。
で、実はまだ手術してから1カ月経ってない状況なのですが、今のところ手術前よりラクに発声ができています。声自体は、術前より少し高くなったんじゃない?と言われますが、ほんとに「少し」みたいで、あまり変わってないみたいです。
あとちなみに保険適用されましたよ。
手術前に受けた説明では、術後もしチタンがずれて声が出なくなってしまったり、元より悪くなってしまったとしても、チタンを取り除けば元の声に戻るし、チタンの位置を調節して修復可能、みたいな説明を受けました。声が出なくなるということはありえないとはっきり言われました。とにかく、他の方も仰っているようにセカンドオピニオンを絶対に受けた方がいいと思います。
文章下手で素人意見なのですが、気になったので発言させてもらいました。ご参考までに。。
ありがとうございます。
声を高くする手術で、声帯のスリットを調節するために、チタンを使って披裂軟骨の角度を制約することも、あり得るのではないかと思いました。
友人の手術もまた局所麻酔で行われましたので、手術中に輪状軟骨と甲状軟骨の距離を縮めるだけでは、声が高くならずに発声不能になるばかりだったという記憶があるそうです。
そこで、どうしたものかという協議が、手術中に医師の間で行われたいたのではないかと、友人は想像しています。
そのことについて、手術後も、医師は言葉を濁して語らないそうです。
手術後、裏声しか使えない状態が半年も続いたというのは、あきらかに事前説明とは異なります。
この手術は、効果の不確実なボイストレーニングに代わって、即効的で確実な効果を期待できるものだったからです。
私の注目している症状は、非常に小さな声では言葉として発声できているのに、実用可能な声量を出そうとすると口だけ動いて声にならないということ。
食後や入浴後の精神的にリラックスした状態では、全く声が出なくなるということです。
声帯の感覚を調節できなくなっているのではと思いますが、声帯麻痺が認められなくなってもこの症状ですので、手術に関する客観的事実の開示がなければ、ウィルスの関与という主治医の説の当否さえ判断できません。
声って、精神状況で、まったく出なくなることもあれば、オペラ歌手のようにしっかりと出ることもありますよね。
けっして、主治医に事実の開示を強く求めるようにと、友人にプレッシャーをかけたりしないように気をつけています。
声が使えない日々というのは、それだけで発声不能の原因になっても不思議でない精神的ストレスでしょう。
主治医に食い下がるよりも、別の初めての専門医に一部始終の事情を聞いてもらうほうが、気持ちが楽になれるのではないかと思います。
チタンを使った手術のこと、たいへん参考になりました。
友人には、気持ちを楽にするために、別の専門医に話を聞いて貰うほうがいいのではと勧めています。
手術後の喉、大切にしてくださいね。
おやすみなさい。
No.4
- 回答日時:
#3です。
展開に飛躍がありますので、若干の補足をさせてください。>声帯麻痺の原因が、他の医師による半年以上の経過観察でも不明のようです。私も、何かが突然、外れたり切れたりして、段階的に弛んだ過程ではないかと憶測しています。
●これは医師が診察したとしても判断が難しいところです。思い込まれるのは危険です。
>声帯を引っ張ったことによる器械的な声帯麻痺で、それが弛んだことで、片側が元通りに動きだして、もう一方の麻痺だけが残ったのではないか。
●その場合は最初から声帯麻痺が来るはずです。1年後の麻痺の原因としては難しいと思います。
>さらに一層弛んで、両側が動くようになったのではないか。突然急激に弛むという弛み方を、何度か段階的に繰り返して、新しい発声法を習得する余裕がないのではないか。
●固定が段階的に外れることを繰り返す、というのは考えづらくはないでしょうか。少なくとも一般的ではありません。
>友人は術後一年目に発声不能に陥ったとき、喉の緊縮感がなくなったといます。声を聞いていると、手術で細く小さくなり、麻痺の発見時に太く低く一層小さくなったようですが、手術前に戻る傾向とは言えません。
>手術前はたいへん大きく強くしっかりとした声でしたが、裏声を除くと、手術で日常会話の声が高くなったことはなく、低くなる一方です。
>友人の手術前の発声法を、医師が誤診したのではないかと思います。
●これに関しては、安易に誤診と考えるのは問題です。第一に、一色4型を行うということ自体、音声外科の専門の先生であると可能性が高いこと。第二に経過に多くの疑問点があること。単なる誤診や医療ミスではない可能性があります。他の病院の医師がはっきりとわからないことを、第三者の方が推測で考えるのは危ないことだと思います。
>手術中に急遽、変則的な手術法に至った可能性もあります。
>手術で引っ張って声帯の緊張度を高めることで声を高くできるような友人の声質ではなかったように覚えています。
●多分に誤解があります。声帯は音を出すバイオリンやギターの弦のようなもので、引っ張りを強くすると音は高くなります。
>手術した医師は、ウィルスが原因で手術が原因ではないと言っているそうですが、友人の日常会話の発声不能は、日常必要な声量が得られないということでして、非常に小さな声では発声できているので、様々な憶測を呼びます。
●一度音声外科治療を受けられた方の診断はきわめて難しいと言わざるを得ません。声質の変化だけではなくストロボスコピーなどで声帯そのものをチェックしなくては判断が難しいと思います。
●ご本人でないことと、思い込みでストーリーを作られることは、患者様本人にも医療側にもいいことはありません。セカンドオピニオンも音声外科の専門医をお勧めいたします。ここでのお話は参考程度にとどめておかれる事を切に希望いたします。
おはようございます。
補足して頂いて、重ねてお礼申しあげます。
友人に伝えましたところ、他の専門医にも診て貰おうと思い立ったようです。
すこし積極的に動いてみることを勧めてみました。
声は聞き取れないほど小さく、知らない人との会話では筆談する状態なのに、手術の主治医に対する信頼感が厚く、ウィルスだと言われればウィルスだと思って、悩むばかりの性格のようです。
私なら、ウィルスと言われれば、その根拠を医師に尋ねないではいられないのですが。
友人達は、あれやこれやと様々なケースを想定していますが、どれも根拠薄弱な憶測の域を出ません。
かえって本人に間違った入れ知恵をしないように、強く反省しました。
ごめんなさい。
バイオリンのことですが、人間の声帯は強く引っ張ると地声が出なくなって、裏声になってしまうそうです。
術後に糸が弛むので、それを見込んで強めに引っ張ることを、医師の事前説明で聞いていたそうです。
5時間の手術のうち、4時間半は複数の医師の協議に費やされたようです。
手術後、地声がひょろひょろになって、裏声しか使えなかった時も、半年間、裏声の妙技を堪能しているようでした。
もともとの地声は、オペラ風の発声にそっくりでした。
手術後、ある日突然、地声が出るようになったそうですが、普通の人の声になっていました。
声帯の麻痺が発見されるまで、息を吸い込むときに強く意識して速く吸い込む必要があったようですが、突然、声が出なくなり、声帯の片側麻痺が発見されて以来、喉を引っ張られているという感じがなくなり、息を吸い込む時にも意識する必要がなくなったそうです。
手術直後のストロボスコープでは、息を吸い込むときも声帯は弓なりに開いていて、V字型に開いていなかったという本人の記憶ですが、性格上曖昧です。
友人達の間で、様々な珍説がささやかれていますが、ウィルス説も含めて、うまくは説明できません。
体験者の話をネットで検索しても、いい声にはならなかったとか、危険だとかいう話しか探し出せなかったので、手術前の友人に教えてあげたことがあります。
それでも手術した友人の、医師に対する信頼感は厚く、もう少しドライになってもいいのではという線で相談に乗っています。
御指摘のように、珍説で迷わさないように、肝に命じたいと思います。
本当にありがとうございました。
No.3
- 回答日時:
以下は、最終的には患者様ご自身でご判断ください。
本内容は参考程度とし、実際に医師とご相談されますよう強くお勧めいたします。輪状甲状軟骨接近術(一色の甲状軟骨形成4型)は一色先生(京都大学)の考案された術式です。#2の方の紹介されているページは、一色先生のホームページだと思います。
甲状軟骨はのどぼとけのことです。硬いので本当の骨のようですが、実は軟骨です。年齢が上がるとカルシウムが沈着し硬くなり操作が難しくなります。
>手術後、半年間、裏声しか出なかったようです。その後、地声が出るようになりましたが、声量が、聞こえる距離で1/10になりました。
一色4型は声域がやや狭くなる場合があります。
>術後一年で、ある日突然、声が出なくなり、声帯が麻痺していると言われたそうです。完全な片側麻痺が8ヶ月続いた後、声帯が動き出しましたが、声はさらに出なくなり、現在は日常会話不能です。
手術の1年後に起こった急激な発声障害と片側声帯麻痺とに因果関係があるかどうかは不明です。一般には考えずらいのですが。手術による麻痺の場合は手術直後に起こることが多いと思われます。また声帯が動くようになっても日常会話が不能と言うことも、通常考えずらいものです。それでもまたどうして8ヵ月後に回復したかです。手術による声帯麻痺だと直らないような気がします。
仮説:さて可能性としては、1.軟骨の固定していたワイヤーあるいは人工物が片側だけ外れてしまった。声帯の高さが段違いになり発声できなくなった。あるいは、2.甲状腺を含め別の病気がありそのため一過性の声帯麻痺が来た(あくまで仮説としてください。当然他の可能性もあります)。
>手術の内容が事前の説明とは違うようで、手術中の判断で特別な手術内容になったようですが、その内容の説明が、術後、医師から聞き出せない状態です。
これは別の問題ですね。#2の方が言われるように医師には「説明責任」があると思います。術前の説明と違う手術内容になった場合は特に必要なのではないでしょうか。セカンドオピニオン、弁護士への相談、証拠保全などが必要だと思われます。
音声外科は耳鼻咽喉科のなかでも特殊な分野に属します。セカンドオピニオンを得るにしても、お住まいによっては音声外科の得意とされている先生を見つけるのは容易ではないと思います。実際に患者様を見ていないためなんともいえませんが、一度別な先生にしっかりとした診察を受けるのも一つではないでしょうか。
ご参考になりましたら幸いです。
たいへん、わかりやすい御回答を頂きました。
友人にも見せてあげたいと思います。
声帯麻痺の原因が、他の医師による半年以上の経過観察でも不明のようです。
私も、何かが突然、外れたり切れたりして、段階的に弛んだ過程ではないかと憶測しています。
声帯を引っ張ったことによる器械的な声帯麻痺で、それが弛んだことで、片側が元通りに動きだして、もう一方の麻痺だけが残ったのではないか。
さらに一層弛んで、両側が動くようになったのではないか。
突然急激に弛むという弛み方を、何度か段階的に繰り返して、新しい発声法を習得する余裕がないのではないか。
友人は術後一年目に発声不能に陥ったとき、喉の緊縮感がなくなったといます。
声を聞いていると、手術で細く小さくなり、麻痺の発見時に太く低く一層小さくなったようですが、手術前に戻る傾向とは言えません。
手術前はたいへん大きく強くしっかりとした声でしたが、裏声を除くと、手術で日常会話の声が高くなったことはなく、低くなる一方です。
友人の手術前の発声法を、医師が誤診したのではないかと思います。
手術中に急遽、変則的な手術法に至った可能性もあります。
手術で引っ張って声帯の緊張度を高めることで声を高くできるような友人の声質ではなかったように覚えています。
手術した医師は、ウィルスが原因で手術が原因ではないと言っているそうですが、友人の日常会話の発声不能は、日常必要な声量が得られないということでして、非常に小さな声では発声できているので、様々な憶測を呼びます。
別の専門医の診察をとアドバイスしてあげていますが、チタンメッシュやチタンボルトを使うという前例のない手術内容になったので医療費の請求も特殊になったという病院の事務方の説明と、医師の説明とが一致していないので、特殊な手術内容がわかるまで、この医師を離れられない事情が友人にはあるようです。専門医が少ないので、特殊な手術内容になっている時の判断は、他の医師に難しいのかもしれません。
もう少し浮気することを促してみたいと思います。
ご丁寧に教えていただきまして、たいへん、ありがとうございました。
友人が喜ぶことを期待しています。
No.2
- 回答日時:
その手術は、音声外科というジャンルになるようですね。
↓を見ると、人工物を噛ませるものとして「甲状軟骨拡大術」が紹介されているので、これに当たるでしょうか。詳しくは医師など専門の方からのアンサーを待ちましょう。http://web.kyoto-inet.or.jp/people/isshiki/vocal …
で、おそらく重要なのは「医療ミスではないか? 友人を救うにはどうすれば良いか?」ということだと推察します。基本は直接医師・医療機関とコミュニケーションを取ることですが、「どれだけ説明を求めても医師が説明責任を放棄している悪質な状態」と仮定して、思いつくことを挙げてみます。
ひとつ確認ですが、「声を高くする手術」ということは保険適用外ですよね? とすると医療保険関係の規定(いわゆる療担規則など)や保険者へのレセプト開示請求などの技は使えないので、基本法令を利用して事実関係を突き止めることになります。
まず必要なのは証拠の保全。医師からの病状経過説明を文書でもらって下さい。医師法第19条第2項により、医師は患者の求めがあった場合に「診断書」の交付を義務づけられていますから、「病状経過が判る必要十分な内容の診断書を書いてください」と求めれば、書いてくれる筈です。また、本年4月以降、個人情報保護法の全面施行により五千人分以上のカルテを保存している医療機関は法的にカルテ開示の義務が生じます。そんなにカルテのない中小規模の医療機関は法的義務がありませんが、基本的に全医療機関が個人情報保護法の精神に基づいて適切な運用を行うよう厚生労働省が指導をしています。そうした状況を踏まえて、医療機関窓口にカルテの開示請求をしてください。
次にセカンドオピニオンの確認。他の医療機関を受診して、声が出なくなった原因がウィルスによる可能性があるかどうか、十分な検査を受けてください。手術を受けた医療機関から術前術後の検査結果や病状経過について主治医が説明する紹介状をもらって、大きな病院を受診するのが確実でしょう。これも「セカンドオピニオンを受けたいので、必要十分な内容の紹介状を書いてください」とお願いすれば、先の診断書交付義務により書いてくれる筈のものです。
それから、必要であれば第三者機関への助力要請も検討してみてください。都道府県庁の医療所管課などに医療安全支援センターが設置されていますので、まずはここに相談するのが良いでしょう。もっとも、行政のやることですので踏み込んだ仲介はしてくれませんが、ひとまず「医療機関と交渉をするに当たって必要なことを教えてください」というスタンスで相談し、医師が紹介状を書かないとかカルテ開示を拒むなどの対応を取った場合は一声プッシュしてくれるよう依頼するのが手です。他にも都道府県医師会に相談窓口がある場合が多いですし、弁護士会の無料相談で民事上の対応を相談することも可能です。
全国の医療安全支援センター一覧
http://www.anzen-sien.jcqhc.or.jp/zenkoku.html
お礼が遅れまして、申しわけありません。
最初のほうのURLのページは存じておりました。
友人の手術は、輪状甲状軟骨接近術だったと思います。
保険適用外ですので自費で手術を受けたようですが、
退院のときに、事前に支払った金額よりも、さらに20万円か30万円か、不意に請求されたと聞いています。
手術後の発声禁止期間だったので、友人は筆談で総合病院の事務方と交渉したそうですが、その時に、事前の契約にない金額を請求した理由として、チタンを使ったからだと説明を受けたそうです。その病院で、この手術の前例は少なくないが、チタンを使った前例がなかったので、事務の方で、どういう請求をしたものか苦慮したという経緯を聞いているそうです。
他の総合病院の耳鼻科の診断では、ウィルスという証拠もなければ、ウィルスでないという証拠もないということだったようです。
手術をした医師は、声帯の麻痺がウィルスだと言っているそうですが、麻痺して8ヶ月後に動き出すというのも、ほとんど前例がないようですし、実際、他の総合病院の診察では、6ヶ月を超えても声帯が動き出さないので、ウィルスならばもはや自然治癒は見込めない、唯一の治療法は、手術をした医師に再手術をしてもらうことだと言われたそうです。
やはり、医療ミスくさいと私は直感していますが、保険適用外の手術ですし、友人がその医師を信頼して手術を受けたという事情があったりして、友人の気持ちは揺らいでいるようです。
医療ミスの可能性を想定した回答をいただきまして、この友人の力になってあげたい私としては、将来のために、とても参考になりました。
ありがとうございました。感謝しています。
No.1
- 回答日時:
医師が言葉を濁して明らかにしない対象は何なのですか。
叉あなたはこの友人に対してどういうことをしようとしているのですか?この回答への補足
こんばんは。対応が遅れまして、すみません。
医師が明らかにしないのは、多分、手術ミスです。
事前の診断では、確実に声が高くなるはずだったそうです。いい声になると太鼓判を押されました。また、友人が手術の危険性を尋ねましたところ、危険性はないとの説明だったようです。年齢的な理由で、20才代の若い人なら、手術時間は30分~45分。友人の場合は、軟骨が硬くなっている可能性があるので、1時間から、場合によっては1時間半くらいはかかるかも知れないとのことでした。実際は5時間を超える手術になりました。手術後、半年間、裏声しか出なかったようです。その後、地声が出るようになりましたが、声量が、聞こえる距離で1/10になりました。術後一年で、ある日突然、声が出なくなり、声帯が麻痺していると言われたそうです。完全な片側麻痺が8ヶ月続いた後、声帯が動き出しましたが、声はさらに出なくなり、現在は日常会話不能です。手術の内容が事前の説明とは違うようで、手術中の判断で特別な手術内容になったようですが、その内容の説明が、術後、医師から聞き出せない状態です。病院の事務の人からは、この手術の前例は多いが、友人のような手術内容は前例がなかったと聞いています。手術内容に疑問が多すぎるようです。
まず、手術内容の具体的事実を知る必要があります。原因を知らなければ、対処法もわかりにくいようです。
私が質問しました意味は、この手術の一般的な術式を知って、実際の手術内容の事実を知って、現在の状態を知り、日常会話不能に陥った原因をつきとめ、治療法を知ることで、まず客観的に、友人の力になり得る状態に、私自身の知識を得ることです。友人はたいへん困っているようですが、事実関係が友人自身にもわかっていないような気がします。
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