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次の様な金利スワップ契約(円)を結んでいます。

1、想定元本2億円
2、想定元本の減額無し
3、当方から銀行にしはらう金利支払条件は固定2.5%
4、銀行から当方へは6ヶ月TIBOR
5、2億円というのは個別の借入契約に対してではなく、2005/6月から2010/5月末までの5年間の借入に対する契約である。
6、変動金利部分に関して当方から銀行へは短期プライムレート、銀行から当方へは6ヶ月TIBORで支払われる。

6の変動金利部分に関して、当方から銀行へ支払う変動金利も同じくTIBORであれば、そこに差損益は発生せず、純粋に固定が良いか変動が良いかという話しになると思います。しかし変動部分は当方は銀行へ短プラを支払わねばならず、銀行が払う6ヶ月TIBORとの間に金利格差が生じてしまいます。そこで質問ですが、

質問1、現在の金融情勢において当方短プラ、銀行TIBORという契約は、当方にとってメリットのある契約なのでしょうか。

質問2、想定元本の減額が無いという事は、当方は契約期間中、想定元本2億円に対する金利を支払い続けなければいけないんですよね?借入元本が半分の1億円になっても、金利は2億円に対して支払わなければならないので、その差額1億円に対して、銀行が当方に支払う6ヶ月TIBORが、短プラを上回っていなければ、当方は常に損をする事になるんですよね。

金利に対して明確なビジョンがなければ、想定元本が減らないというのは単にギャンブルをしてるのと変わらないと思います。
想定元本の減額が無いと、返済が進んで借入元本が想定元本を下回った時、借入元本と想定元本の差額に対する金利リスクが発生する事になると思います。

(当方は金利差益で儲けたいのではなく、こういった契約内容を良く理解していなかった前任者が、お金を貸してもらえるならと銀行の言うがままに契約をしてしまったという経緯があります。)

宜しくお願いします。

A 回答 (4件)

いまひとつ、


この金利スワップ契約を結んだ背景、
そして現状のステイタス(特に5.の部分、2005/6からカウントをおこなうものをなぜ現時点で契約締結してしまっているのか?)が理解できません。

また、
固定化するということなので、長期の資金調達に関係するものなのかな、とも思えるのですが、そのわりに借り入れ金額が決まっていないというのも解せません。(短期借り入れ用途のコミットメントライン(借り入れ枠契約)と関係あるのでしょうか?)


いずれにせよ、
こちらの掲示板で詳しく伺うのがふさわしいお話でない可能性も感じますので、
まずは顧問となっている会計士さん/税理士さんと相談される(→あまり金融商品に詳しくないようであれば、詳しい方を紹介していただく)のが適切なように思いますが、いかがでしょうか?
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この回答へのお礼

御回答有難う御座居ます。まず5の部分ですが、借入が先に出来て、金利は半年後からというのがあります。
また借入枠に関してですが、契約に定められている借入枠範疇の融資に対してスワップ契約した金利が掛かる事になっています。5年の期間内に銀行の審査に基づいて借入した融資に対して、5年間スワップ金利が掛かってきます。借入額はその時の資金需要によって変ってきますので、2億円の枠に対して1,000万しか借りない時もありますし、1億円借りる時もあります。そういった背景なのですが、もし宜しければ、再度御指導下さい。宜しくお願い致します。

お礼日時:2005/02/13 19:26

No.1の者です。

コメント有難うございました。

あくまでも私見の範囲ですが・・・以下ご参考になれば幸いです。


・金利スワップ契約の意味は、「変動金利の固定化によるリスクヘッジ」、つまり「金利変動の影響を受けないための商品」といってよいかと思います。
そして、変動金利のリスクエクスポージャー(リスク顕示化)がより拡大してくるのは、長期的な借入のケースです。(個人のよい例で言えば、住宅ローンです。最長35年の間、金利が大きく「上がる」可能性を考えると、固定にしておいたほうが「安心」という考えが出来ます。)

今回頂いている資金調達状況/使用状況では、借入枠に基づく短期資金調達(1年内に返済)が中心かと思われますので、
リスク回避の観点からは、必ずしも金利スワップによる固定化は必要でないかと思われます。

金利の長期上昇局面が見えてきたときでも、固定化のための対策は遅くはないかもしれません。


・しかしながら、実際の資金需要発生時における、金融機関側の都合/airpyさんの会社側の都合もあるかと思われます。

市場金利連動の金利(プライムレート、Tiborベース)で、なおかつ、その都度金融機関の審査を経て借りるとした場合、これは双方にとって時間と手間がかかり、著しく面倒な形となるかと思われます。(なおかつ、審査の結果「融資拒否」という可能性もあります)

またそういった手間のために「当座貸越」的な商品を各行とも用意しているかと思われますが、これも、金融機関側にとってある程度担保的なもの(預金残高etc.)が必要なので、airpyさんの会社側の状況がそれを満たすかどうかはわかりません。

今回の場合、
「固定金利の条件下、5年間/2億円の借入枠(これは借りたいときに必ず借りられる、ということですよね?)」を金融機関がつけてくれた、
ということが、airpyさんの会社の状態(特に経営状態/財務的体力)を踏まえてどういう意味があるのか、ということを抜きにして、結論をつけるのは難しいです。

もしかしたら、他金融機関に声かけしても、これ以上有利な借入条件を締結できることが難しい、ということかもしれませんし、
airpyさんが少し疑念を持ってらっしゃるように、うまく金融機関がわに誘導されてしまった、ということかもしれません。


・「金利スワップ契約は、”必須”の契約スタイル、というわけではないので再考の余地はあるが、
airpyさんの会社の 経営状態/財務的体力/資金需要の状況 を鑑みた場合、この契約を"不要”とは言い切れない(むしろ、金融機関/airpyさんの会社双方にメリットのある契約である)可能性がある。」

というのが要約であります。


もし他にお付き合いのある金融機関があれば、(後腐れのない形で)借入条件の打診などしてみると、ご懸念が晴れるかもしれません。
また、資本関係のある会社/親密な取引先の財務担当者をご存知であれば、相談されてみると良いかもしれません。(よりairpyさんの会社の実情を踏まえたお答えがいただけると思います)


以上ご参考になれば幸いです。
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日本円の金利スワップマーケットは、LIBOR、もしくはTIBORベースが主流です。


中には短プラベースのものもあるみたいですが、短プラは個々の銀行によって取扱いが異なる
ため、LIBORやTIBORのような客観的指標性に欠けるのが欠点です。
よって、貴社の場合は借入レートをTIBORベースに切り替えてもらうとよいでしょう。

ただ、将来のある一時点におけるTIBOR+αと短プラとどれだけ差異が出てくるか
顧客サイドが一方的に不利なのか、どうかは判りません。ひょっとしたら短プラでよかった、
ということもあるかも知れません。
よって、ご質問1のメリットがあるかないかは現時点では判りません。

ご質問2についてですが、今後短期金利が急上昇し、LIBOR受取金利が固定金利を上回れば、
メリットが生じます。
例えば、短プラが3%、受取TIBORが2.8%とします。想定元本が2億、借入残が1億とします。
支払金利   1億×3%=▲3百万円
スワップ支払 2億×2.5%=▲5百万円
スワップ受取 2億×2.8%=+5.6百万円
差引受取   0.6百万円
実効金利   (3-0.6百万)/1億=2.4%
と引き下げ効果があります。

想定元本が変動するスワップ取引は、マーケットでの相手方を見つけるのがむつかしく、
仮に見つかってもレートがかなり不利になったりします。
短期レートのヘッジを行なう際には、想定元本が終期まで同一、のものが一般的と思います。

ただ、貴方の会社のように借入額が2億を下回るような会社にとって、2億のスワップを
導入した銀行の姿勢は「??」です。
例えば短期借入が常時5億前後あり、うち2億の金利上昇ヘッジとして、という実需に沿った
導入が基本的な導入の仕方であり、借入額に見合わないスワップはやはりギャンブルという
性質が強いと考えます。
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この回答へのお礼

詳しい解説を有難う御座居ます。ただ1つ質問があるのですが、
>例えば、短プラが3%、受取TIBORが2.8%とします。想定元本が2億、借入残が1億とします。
支払金利   1億×3%=▲3百万円
スワップ支払 2億×2.5%=▲5百万円
スワップ受取 2億×2.8%=+5.6百万円
差引受取   0.6百万円
実効金利   (3-0.6百万)/1億=2.4%
と引き下げ効果があります。
の部分は、
支払金利   1億×2.5%=▲2.5百万円
スワップ支払 2億×3.0%=▲6百万円
スワップ受取 2億×2.8%=+5.6百万円
差引受取   ▲0.4百万円
実効金利   ▲2.9百万円
ではないでしょうか。
再質問させて下さい。
再質問1、金利スワップ契約においては、当方が銀行に支払う固定金利は、借入残額に掛かるのではないのでしょうか。
再質問2、借入金の残額が1億円に減っても、スワップ金利は想定元本の2億円に掛かるんですよね。
再質問3、今回問題になっているのは、借入残が1億なのに、スワップ金利が想定元本の2億円に掛かる為、そのスワップ金利で逆ザヤになると、何の為のスワップ契約か分からなくなってしまいます。
もしスワップ金利の受取と支払がTIBOR同士であれば、そこで相殺されるので、当方が銀行に支払うのは2.5%の固定金利だけでいいという事になります。(当方が2.5%というレートに納得していれば問題はありません。)
しかし今回はスワップ金利の部分で当方は銀行に短プラを支払い、銀行は当方にTIBORを支払う契約なので、そこに自ずと金利格差が発生してしまいます。
ちょっと前置きが長くなりましたが、通常短プラとTIBORの金利関係は通常どのようになっているのでしょうか。TIBORが常に短プラを上回っているのが一般的なのでしょうか。
そうであればいつも当方が、スワップ部分の受取金利より支払金利が多くなり、不利な契約という事になると思いますが。
再度御指導お願い致します。

お礼日時:2005/02/15 09:43

#3です。


文面から判読するに貴方は短プラ変動で資金を借りている。これは残高が変動する。
その金利上昇リスクをヘッジし金利を固定化するために、変動金利(本件の場合TIBOR)の受取、
固定金利(本件の場合2.5%)の支払を行なうスワップ取引を行なう。
これにより変動金利同士が相殺され、固定金利の支払のみが残る。
ただしスワップは想定元本が2億(固定)である。

>金利スワップ契約においては、当方が銀行に支払う固定金利は、借入残額に掛かるのではないのでしょうか。
>借入金の残額が1億円に減っても、スワップ金利は想定元本の2億円に掛かるんですよね。
契約の内容を見てみなければわかりませんが、金利は想定元本にかかります。本件の場合は2億に
対してかかると思います。
但し、TIBORベースの受取利息も想定元本である2億に対して発生します。
よって、貴方の計算式は誤解されているのではないでしょうか?

>TIBORが常に短プラを上回っているのが一般的なのでしょうか。
TIBORは金融機関同士の貸借レートです。金融機関は自行預金やTIBORで調達した
資金に利鞘を乗せて貸し出ししている訳ですから、TIBORは短プラを下回ります。
ちなみに、貴方の受取レートはTIBOR+αではありませんか?ご確認ください。
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