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「あとに来る言葉」の「に」はどちらですか?

(1)動作・作用の行われる時・場所を表す。「三時―間に合わせる」「紙上―発表する」
(3)動作・作用の帰着点・方向を表す。「家―着く」「東―向かう」(大辞泉)

質問者からの補足コメント

  • 1「あとに来る言葉(の)内容」
    2「動作、作用(の)対象」
    3「動作、作用(の)行われる」

    の「の」は「限定」のほかに何の用法がありますか?

    ㋔対象を示す。…への。…との。…についての。(広辞苑)でしょうか?

      補足日時:2021/01/09 21:34

A 回答 (8件)

#5です。



最初に結論から申し上げます。
>の「の」は「限定」のほかに何の用法がありますか?

格助詞の場合はすべて「限定」と考えて良いと思います。
「限定=本質的意義=基本的用法」です。
これだけで十分ですが、場面に応じた説明をしやすくするために、各辞書はさらに枝分かれした分類を作っている。
以下に詳述いたします。
繰り返しの部分もありますがご容赦願います。

>「限定」のほかの用法が知りたいのですが123全部「同格」ですか?実は言葉が重なるので他の用法が知りたいのです。

ご質問の意味を取り違えていました。
限定は「の」の基本的用法です。
123全部が該当します。
「同格」も広義では限定になるので、格助詞はすべて「限定」と考えてよいように思います。
#5の回答は取り消します。
申し訳ありません。
「美人の山田さん」も限定用法、ということ。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
明鏡の語釈が詳しいので抜粋してみます。
ただ、明鏡はすべて格助詞に分類しているのですが、
❽ は準体助詞
❾ は並立助詞
のように考えるほうが整理しやすいと思いますので、今回は格助詞の分類からは外して考えます。
いずれにせよ、これら2個は限定用法には該当しません。

そのうえで下記抜粋内容をご覧になればお分かりのように、明鏡では❶を「体言を修飾限定する」という大分類にしている。
「体言を修飾限定する」といっても色々なシチュエーションがあります。
それを説明しやすくするために、㋐~㋛ のように細分化しているわけです。
これら㋐~㋛はすべて「❶体言を修飾限定する」という大分類の中にある小分類です。

また、「❶体言を修飾限定する」用法とは別に❷ ~❾ という大分類もあります。
ただ、(前述したように❽と❾は除きますが)❷ ~❼ も結局は「限定用法」の一種と言えるでしょう。
このように、❶~❼つまり格助詞「の」のすべての基本的用法は「限定」と考えて良いと思われます。(あくまで私見です)
因みに(Ⅰ)~(Ⅲ)は中分類と考えれば良いです。

『㋔対象を示す。…への。…との。…についての。』
これも基本的用法は「限定」です。
「㋔対象を示す。」は「限定」から枝分かれした下位の分類ということ。
明鏡では以下のような大分類と小分類が、これに該当します。

❸ 《連用修飾語に添えて》事柄の成立に関わる事物を表す。
㋐ 「名詞+格助詞」の成分に付いて、その格助詞の意味を元に事柄を詳しくする。
「息子への手紙」
「父からの贈り物」
「友人との旅行」

とりあえず以上ですが、腑に落ちない点は遠慮なく補足なさってみてください。

※※※ 以下は明鏡国語辞典より抜粋した内容です  ※※※ 

【 の 】
㈠  〘格助〙 
❶ 《体言または体言相当句+「の」の形で》あとに続く体言を修飾限定する。二つの体言は、さまざまな意味の結びつきをなす。
(Ⅰ)ものの性質を表す。
㋐ 所有者を表す。
「母の指輪」
「私の家」
㋑ 存在場所や所属先を表す。
「高台の家」
「文学部の学生」
㋒ 物事の時期を表す。
「冬の北海道」
「三時のおやつ」
㋓ 状態・状況・素材などの特性を表す。
「薄幸の人」
「休業中の店」
「鉄の扉」
㋔ 数量や順序などを表す。
「三人の子供」
「三つめの角」
㋕ 資格や立場を表す。
「弁護士の田村」
「三女の綾子」
(Ⅱ)相対的な関係の基準を表す。
㋖ 部分に対する全体を表す。
「山のふもと」
「小指の先」
「学生のほとんど」
「建物の一部」
㋗ 相対的な位置づけの基準を表す。
「食事のあと」
「事件の三日前」
「パン屋の左」
「川の向こう」
㋘ 事柄の推移の基準を表す。
「事故の原因」
「主張の根拠」
「協議の結果」
(Ⅲ)事柄の特徴を表す。
㋙ 物事の具体的な内容を表す。
「法律の本」
「事故の報告」
㋚ 動作の目的を表す。
「入会の手続き」
「旅行の準備」
㋛ 動作の主体や対象などを表す。
「娘の合格」
「水の流れ」
「季節の移り変わり」
「胃の手術」

❷ 《形容(動)詞語幹+「の」の形で》〔雅〕形容動詞や形容詞の語幹に添えて、状態を表す。
「永ながの別れ」
「麗しの君」
❸ 《連用修飾語に添えて》事柄の成立に関わる事物を表す。
㋐ 「名詞+格助詞」の成分に付いて、その格助詞の意味を元に事柄を詳しくする。
「息子への手紙」
「父からの贈り物」
「友人との旅行」
表現「に」は「にの」とは言いにくく、「への」に置き換わるのが普通。「アメリカに留学する」→「アメリカへの留学」
㋑ 「について」「に関して」「にとって」など、格助詞相当の連語に付いて、事柄をより具体的に説明するのに使う。
「開発についての意見」
「彼に関しての噂」
「子供にとっての親」
「親としてのつとめ」
㋒ 動詞に「て」や、「て」+「から」、「まで」などが添えられたものに付いて、事柄の継起関係や付帯状況などを表す。
「帰ってからのひと騒動」
「仕事が始まるまでの小休止」
「見てのお楽しみ」
「接近しての攻撃」
㋓ 引用を表す「と」に付いて、事柄の内容を表す。
「帰れとの命令」
❹ 《後に形式名詞などを続けて》それらが表す意味を補完する。
「紅葉もみじのような手」
「青少年のための音楽会」
「もとのままにしておく」
「お食事中のところ」
「ご存じのはずだ」
❺ 《連体修飾節で使って》節中の述語が表す動作・作用の担い手を表す。
「先生のお書きになった本」
「雪の降る夜」
「時の過ぎゆくまま」
「運動の苦手な人」
「絵の好きな母」
「お茶の飲みたい方」
◇文語では、主文における動作・作用の担い手を表すこともできる。「静心なく花の散るらむ〈紀友則・古今集〉」
❻ 《体言相当の連体修飾句+「の」+体言の形で》文語 感情や思考などの内容を同格として表す。また、表現に文語的格調を添える。
「相憐あいあわれむの心」
「情景を目の当たりにするの思い」
「灯火親しむの候」
「水ぬるむの季節」
❼ 《体言に付き、後に活用語の連体形+「の」を続けて》体言の表すものについて、その状態を述べることで、さらにそのものを限定するのに使う。〜に関して、〜の状態にあるものの意。
「コーヒーの冷めたの」
「リンゴの小振りなの」
「靴下の汚れたの」
❽ 全体を体言相当にする。
㋐ 《名詞や活用語の連体形に付いて》〜(の)ものの意を表す。
「君(の)のはあれだ」
「弟のを借りる」
「大きいのがほしい」
「好きなのを取れ」
「さっき来たのはだれだ」
㋑ 《活用語の連体形に付いて》それが述語となる節を体言化する。
「去年会ったのを覚えているか」
「そこにいるのを見た」
「彼を誘ったのが間違いだ」
㋒ 《「のだ」「のです」「のだろう」などの形で》原因・前提・帰結・主張などを解説的、または断定的に示す。
「やっと成功したのだ」
「熱があるのだろう」
「これでいいのです」
「お前がやるのだ」
→のだ
❾ 《主として用言に付いて》
㋐ 《「…の…の(と)」の形で》同類のものを対照的に示して列挙する。
「死ぬの生きるのと大騒ぎだ」
「行かせるの行かせないのともめている」
「仕事はくびになるの、親には勘当されるの、さんざんな目にあった」
「荷物を運べのお茶を持ってこいのと、人使いが荒い」
「なんのかのと文句を付ける」
語法「…だの…だの(と)」の形でも使う。「生きるだの死ぬだのとやかましい」
㋑ 《「…の…ないの(って)」「…のなんの(って)」などの形で》程度が極めてはなはだしいことを表す。
「痛いの痛くないの(って)、飛び上がってしまったよ」
「うるさいのなんのって、耳が聞こえなくなったほどだ」
「困ったの困らなかったのといったらなかったよ」

※※※ 明鏡国語辞典よりの抜粋末尾  ※※※
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>>「の」は「限定」のほかに何の用法がありますか?



限定というのは結果論でしかなく、形容詞は名詞を、主語は述語を限定します。

格助詞「の」は所有、所属の関係認識の表現です。■
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#5です。


補足質問の意味を取り違えていたかもしれません。

1「あとに来る言葉(の)内容」
2「動作、作用(の)対象」
3「動作、作用(の)行われる」

の「の」は、広義では、すべて「限定」用法です。
それを、色々な辞書が、さらに細分化した用法を記しているだけ。
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#2です。


補足拝見。

格助詞の場合は「同格」用法があります。

美人の山田さん

㋔対象を示す。…への。…との。…についての。

「勝利への道」などの場合、「勝利」が「道」を限定している。
限定は「の」の基本的用法と考えて良いでしょう。
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この回答へのお礼

「限定」のほかの用法が知りたいのですが123全部「同格」ですか?実は言葉が重なるので他の用法が知りたいのです。「意味」のようにです。

お礼日時:2021/01/09 22:19

(3)動作・作用の帰着点・方向を表す。

「家―着く」「東―向かう」

ですが、「に」自体が点や方向を表しているわけではありません。方向自体を表しているのは「あと」で、「に」は「来る」の対象の在りが「あと」であることを空間的に位置付けているだけです。

(1)の「三時―間に合わせる」の場合は「間に合わせる」のが「三時」であることを「に」で時間的に位置付けています。

このように、格助詞「に」は空間的・時間的な位置付けの認識を表しています。■
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帰着点です。

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3です。

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1です。

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