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ドゥンスの存在の一義性について
又、アヴィセンナの存在論の
偶有性への矛盾について、誰か教えてください

A 回答 (4件)

アヴィセンナ=イブン・スウィーナー(980~1037)


ペルシャの哲学者でイスラム世界が生み出した最高の知識人との評価がある。

彼は、存在を「不可能なもの」「可能なもの」「必然的なもの」の三つに分け、本質を構成する要素と存在の関連性を哲学の基礎とした。
また、存在の本質を偶有であると考え、一つの本質が個々の事物として存在を獲得するために他者に原因を求めた。

最終的にすべての存在の原因を、神という「第一原因」に帰着させた、と。

また、「偶有性」とは、「その存在が必然ではないが、それが存在するとしても、そのゆえにいかなる不可能も生じてこないもの」と定義される、と。

いずれにしても、中世の神学は神・信仰に帰着させるということが曖昧であり、矛盾であるということでしょう。

茂木先生が偶有性について分かりやすく説明されているので添付しておきます。
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この回答へのお礼

ありがとうございます
これなら、私にも何となくわかります

お礼日時:2021/02/13 08:50

生まれてから間もない脳が臨界期にある猫に縦じまの模様だけ猫の視界に映るように、横じまの模様を一切見せない実験をしたところ、



横じまの模様を見せても認識出来なかった。
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この回答へのお礼

ありがとうございます
そうですか
臨界期を過ぎたら、新しい物は見えないと言う事ですかね

お礼日時:2021/02/13 08:58

物自体は不可知であることが明らかにされたので、


カント以降に生きるphilosopherは中世哲学の議論はしない様になりました。
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この回答へのお礼

ありがとうございます
中世哲学の存在論の議論は、蒸し返しのようですね
不可知論・?
存在が絶対のものとしたり
中立的不可知論があったり、
有るとも無いともいえる、認識は不可能としたり
神とは別の宗教が入って来るし
・・・・存在とは・・難しい
カントを精読しよう

お礼日時:2021/02/13 09:31

知らないで回答することの無礼をお許しください、向学のためです。



ドゥンス・スコトゥス(1266?~1308)スコットランドのスコラ学者で、トマス・アクィナスの後継者と言われた人。

例えば、花を花として人間が認識できるのは、視覚的認識と花という存在の概念を同時に認識しているからであるとする。
その花という概念はイデア界にあるのではなく、人間が言葉や知性によって認識するものである。

花も木も人間も、そして神も存在という概念であるから、同様に人間は認識できるということが、存在の一義性である、と。

これは、トマスの神の認識ということに対する曖昧さを批判したものである、と。

ザッと調べて、取り急ぎ(急ぐこともないのですが)投稿いたしました。
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この回答へのお礼

早々のお答え、ありがとうございます

「神の認識可能性」「神の単純性」
神と人間との関係と存在等々
中世の存在論を探る場合の、道標の様に思えるのです
又、ご教授下さい

お礼日時:2021/02/13 09:02

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