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私は、派遣のデザイナーで、店内POP、チラシ、ダイレクトメール等の印刷物制作や、Webページ更新の仕事をしています。

今の派遣先は、全国に数カ所のチェーン店があるマッサージサロンの本部です。どちらかというと治療院寄りではなく、おしゃれさをウリにしたエステのようなお店です。全店、デパートやファッションビルのテナントとして入っているお店です。

今の職場には、半年ほど前に入り、自分ではマッサージサロン向けの印刷物制作も慣れてきて、自分なりにいいものを作り、他の社員の人に制作物を見せても、『きれいですね』『いいですね』と褒めてくれますが、それに反して、マッサージサロンの売り上げが、今、悪いのだそうです。

競合店はたくさんありますし、お客さんは、店の雰囲気、お店の人の接客態度、施術のレベル..などの総合評価で、お店を判断すると思うので、店内POPやダイレクトメールが客が来ない、すべての原因だとは思っていないのですが、それでも、やっぱりその辺の制作物もお客さんが来ない原因? と思ってしまいます。

きれいな制作部を作ったときは、満足した気分になりますが、でも、お客さんのことを考えてない自己満足なものを作っているつもりはないです。

自分自身としても、商業デザイナーとして、集客、売上げアップを手伝える印刷物が作れないというのは、悲しいです。どうしたらいいでしょうか?

A 回答 (4件)

それは、デザインや質問者の方に責任があるというレベルの問題ではなく、企業としてブランド構築が出来ていない、ということではないですかね。


ブランドというのはお客様との約束であり、お客様から見た企業に関するすべての印象の入れ物でもあります。企業としてコンセプトが決まっているか、そのコンセプトに沿って事業展開出来ているか、従業員はそれを理解しているか。
チラシやフライヤーという具体的な部分で考えるなら、ブランド強化(顧客満足)の方向で練られているか、そこで謳われているサービスなりキャンペーンがコンセプトと乖離していないか、という部分が大事なのではないでしょうか。
いくらチラシがキレイでも、実態がそれに即していない、社員がコンセプトを知らない、役員と現場のベクトルがちぐはぐ、になっていませんかね。

質問者の方は、何のために広告・広報するのか、という新しい次元にたどり着いたのかも知れません。
ブランド戦略・ブランド構築等で検索するといろんな本がありますから、気に入ったものを読んでみるといいかもしれません。
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この回答へのお礼

質問者のalice_004です。お返事おそくなってすいません。

>それは、デザインや質問者の方に責任があるという
>レベルの問題ではなく、企業としてブランド構築が
>出来ていない、ということではないですかね。
ブランド構築、出来てないかもしれません..。小さな会社なので、数人の取締役の人たちが、直接、こんなPOP作って、と、私にバラバラに指示を出してくる→私はそれを同時進行で作るのですが、結局、サロンの店頭には、数人の取締役それぞれが考えたPOPが受付カウンター周辺に並ぶことになります..。これじゃぁ、自社ブランド構築どころではないですよね(苦笑)。

>いくらチラシがキレイでも、実態がそれに即して
>いない、社員がコンセプトを知らない、役員と現場の
>ベクトルがちぐはぐ、になっていませんかね。
他の社員の人も、お店のコンセプトを知っていると思うし、現場のマッサージするスタッフも、みなさん、とても頑張っていると思いますが...やっぱり、役員の人が、現場の人に、『頑張りなさい! 売上げ、上げなさい!』って、電話で言ってばかり、ほとんど具体的なアドバイスができてない、というのもベクトルがちぐはぐになっている原因かもしれないですね。現場の店長、店員さんたちも『じゃあ、どうしたらいいのよ?』って、思うでしょうし。

>質問者の方は、何のために広告・広報するのか、と
>いう新しい次元にたどり着いたのかも知れません。
>ブランド戦略・ブランド構築等で検索するといろんな
>本がありますから、気に入ったものを読んでみると
>いいかもしれません。
そうですね、今は新しい次元にたどり着いたんだ、自分が成長する時期なんだ、と思うようにしています。ブランド関係の本、読んでみます。
アドバイスありがとうございました。

お礼日時:2005/02/20 20:55

個人的にはもっと上位のマーケットを俯瞰したレベルから考えていく必要があると思います。

なぜならサービスを提供していてもそれを必要とする人が減っているからかもしれないからです。競合店も減収しているかもしれません。
客のパイをうばいあっているような産業としての成長期であれば、ブランディングで乗り越えられると思いますが、厳しいいい方をすると衰退していく産業であれば、方向転換する時期がやってきたのではないか?とも考えます。
またブランド力が通用するのは社会的に価値を持っている間でしかないのです。流行遅れにならないように常に方向を修正する必要があります。
例えばあるコーヒーショップの衰退を他所にシアトル系ショップが展開したり、エステから美容外科へと、市場的な世代交代というのは常に起こりうるものだからです。携帯電話も普及している時期から量販店から直営店へとシフトしましたね。

デザイナーとしての分岐点は3つあります。
一つは目標を達成すること。
二つ目は目標を達成してプロセスを改善すること。
三つ目は2つを達成して価値を生み出すこと。

コンセプトなり、クライアントの意図にそったものを作れるようになれば、次はプロモーション、最後はブランディング、クライアントの問題を解決するコンサルティングへといきつくことになります。いってしまえば制作もクライアントが制作物を作れないという問題を解決しているサービスなんです。グラのデザイナーが担うべき部分は目に見えるところであり、webはよりプリミティブな情報であり、大切なのはその背後にある目に見えない部分であるということです。
派遣ということで直接的に提案するのは問題があるかもしれません。私ならば問題解決のシミュレーションをしてみます。
プロセスの改善についてはリエンジニアリングの本を読んで下さい。それとマーケティングの基本を知ってからブランド構築の本を読んでみるとよいと思います。
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この回答へのお礼

>個人的にはもっと上位のマーケットを俯瞰した
>レベルから考えていく必要があると思います。
そうですね...上位のマーケットを俯瞰したレベルから考えた方がいいかもしれません。

マッサージサロンは、今、成熟期で、これから淘汰が始まると思います。このままだと今の職場のサロンも淘汰されるかも、しれません。

>派遣ということで直接的に提案するのは問題が
>あるかもしれません。
確かに派遣という立場なので、あまり手間、お金がかかることを『ぜひ、やりましょう!』と提案すると、自分がクビになる可能性も大です。

他の方もおっしゃっているように、マーケティングの基本やブランド構築のことも勉強しようと思います。


みなさん、親身なアドバイスをしていただきまして、
本当にありがとうございました。

お礼日時:2005/02/20 23:06

あなたのデザインのせいではなく、マッサージサロンとしての評価だろうとは思いますが、


他の社員の人や同業者の人ではなく、あなたのお友達や家族などに見せて意見を聞くのも手だと思います。
普通の人に見せて意見を聞くと、同じ会社の人や同業者では気付かない事を指摘してくれる事が往々にしてあります。
「料金高い」とか言われたらどうしようもないですが(^^;)
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この回答へのお礼

今、人が来ないので、デパート内の他の店で買い物したお客さんに、値引きチケットを渡してたり、もっと醜いお店だと、チラシに同じ値引きチケットを付けて道行く人に渡していたりするので、それを友人に相談したら、値引きチケットをバラまくのは、よくないのでは...と言われました。料金は、ごく普通の料金で競合店とそんなに変わらないので、何かお客さんが寄り付かない他の原因があると思います。お返事ありがとうございました。

お礼日時:2005/02/20 22:54

WillDesignWorks さんの答えに同意見です。

ただ、同じデザイナーとして言いたいのは、「その意識をどうぞ持ち続けて下さい」ということです。どんな分野のデザインにせよ、それが売り上げや影響の全てを決めるものではありません。一つの要素にはなりますけどね。だからそれを必要以上に気にしたりする事はないんですが、「結果を出したい」「どうしたらもっと効果的なものを作れるか」「そもそもデザインとは何か」というような事を考える姿勢を、持ち続ける事は大事な事です。私も、例えばデザインしても売り上げが落ちて、でも「自分のせいじゃないから」とは考えたくないですね。
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この回答へのお礼

watase-さんもデザイナーさんなんですね。意識を持ち続けてがんばっていきたいと思います。今の職場は、『売上げ』という目に見えるものがあるので、その辺は、印刷物、Webなどを作っている制作会社よりも、やりがいがあると思います(こう書くと語弊がありますが)。親身なアドバイスをありがとうございます。

お礼日時:2005/02/20 21:50

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