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No.2ベストアンサー
- 回答日時:
近代登山と言われるスポーツ(冒険)的な登山はヨーロッパアルプスから始まったのではないでしょうか?
登山道具はアルプス周辺の村の鍛冶屋で作られたのが始まりと何かで見たと記憶しています。
そしてアルプス周辺はドイツ語圏が多いですね。
そのようなことから、近代登山の用具として日本に入ってきた時にもドイツ語がそのまま使われたと思います。
ピッケル、ハーケンの使用法については#1の回答で間違いありませんが、追記しておきます。
ピッケルの使い方は通常の雪山縦走等の登山では、足元が不安定となるための杖、雪山といっても条件の厳しいところでは蒼氷となっていますし、両足に付けたアイゼン(スパイクのようなもの)と共にピッケルがないととても登れたものではありません。
また、滑落時にはピック部分を斜面に打ち込むことによって停止させる唯一の道具となります。
(代表的な使用法の一部です)
ハーケンは岩の割れ目に「楔」のように打ち込んで確保ポイントを作るための道具です。
詳しい説明は専門用語も多くなりますので省略いたします。「登山用具ハーケン」等のキーワードでググると実物の写真も見れますし、使い方も分かると思います。
No.4
- 回答日時:
明治以降、天皇陛下を中心とする軍国主義を目指した大日本帝国は、帝政プロシア(ドイツ)を模倣することを目指したんです。
ですから、明治以降、軍事用語に限らず、ドイツ語というのが国内に蔓延しました。今は少なくなりましたが、医者が書く『カルテ』もドイツ語ですし、カルテにはドイツ語で記載することが決まっています。大学では今でも、ろくに使い道のないドイツ語を第二外国語とすることが多いですね。私は10年前には学生をやっていまいたが、ドッペル(落第)、エッセン(飯)、ゲルト(金)なんて言葉は普通に使っていました。
同じく登山も明治以降ドイツから輸入されたものです。当然道具はみんなドイツ語です。
ピッケル(英:バイル・アックス)、ハーケン(英:ピトン)、ザイル(英:ロープ)、アイゼン(英:クランポーン)。
よく、『ザイルワーク』(ロープの結び方や扱い方)っていう言葉を耳にしますが、考えてみると、言葉として無茶苦茶ですね。“ワーク”は英語ですから。
#3のピッケル無用論、面白いですね。武士の刀とは良く言ったものです。なるほど。
でも、秋~初冬の北海道での雪山には欠かせませんでした。ヒグマが怖いですから・・・。もちろん使ったことはありませんけど。
No.3
- 回答日時:
偏見と独断の見解です。
ピッケルの説明は#1#2さんで間違いないと思います。
当時ヨーロッパではアイゼンがまだ完成の域ではなかったので、硬雪や氷をピッケルで削って足場を作りながら行動する以外なかったのではないかと思います。アルピニズムの輸入とともに道具も輸入され、登山家の命みたいな位置付けをされてしまった不幸な道具と思います。メーカー名としてはウイリッシュくらいしか知りませんが。
さて日本の冬山でピッケルが必要なのは氷があり急峻なルートで時として四つんばいにならないと進めないような所を選択する場合のごく一部です。
富士山の積雪期。絶対必要。北アルプス南アルプスなどの3000m級で稜線を積雪期に歩くなら必要。
それ以外なら飾りみたいなものです。怒られるかな。
ピッケルって武士の刀みたいなもんなんですよ。日本人て好きじゃないですか。特攻機に日本刀持って乗っていくなんて。 別の意味で怒られるかな。
石突きのとんがったストック片方+アイゼン(これもドイツ語かな:金カンジキ)で十分。滑落時にピッケルストップなんてホントの青氷なら成功率20回に1回くらい。
腰までもぐる新雪の山にピッケルもって行くなんて・・・。用途が違うような気がします。
最近の中高年登山者がいつもストックを持っているのは合理的です。
No.1
- 回答日時:
山登りは素人です。
映画「バーティカルリミット」を見ると一目瞭然です。
ハーケンは岩山等登るとき、岩の隙間に打ち込んで命綱を通す杭みたいなものです。
ピッケルは、雪山で足場の確保、滑落時のブレーキに使っていました。
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