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落語家は芸で食っている人だから、紛う方なき芸人ですよね。

芸人の内、落語ができない人をただ芸人と呼び、落語ができる芸人を落語家と呼ぶのですか?
それとも落語もできるし、落語以外の各種の芸もできる幅広い人を芸人と呼ぶのでしょうか?

芸人には誰でもなれるが、落語家は長い修行をしないとなれない「上級の」芸人というイメージがありますが、それは間違っていますか?

日本語研究者、あるいは日本語上級者の方より、適切な使い分け、間違った使い方など、事例を含めて解説いただけるとありがたいです。

A 回答 (9件)

言語の意味や、成立した時代が違います。



「芸人」と言う言葉は、技芸に優れた人の総称で、成立は江戸時代です。
江戸時代の初期頃までは、技芸に優れた人の総称は「芸者」でしたが、その後、芸者は、現在の芸妓のみを指す言葉になったため、新たな総称として「芸人」と言う言葉が使われる様になりました。

一方の落語は、技芸の中の「話芸」の一つであって、成立,定着したのは、明治時代以降です。

ちなみに、現在で言う江戸落語と上方落語は、かなり異なる話芸です。
江戸落語は、そもそもは「男芸者」であり、お座敷芸です。
上方落語は、見世物小屋(現在で言う寄席)に客が足を運ぶ形態か、大道芸です。
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この回答へのお礼

なるほど。

現代的用法で総称するためには「芸者及び芸人の方々」と言わないといけないわけですね。

教えて下さりありがとうございました。

お礼日時:2021/07/05 18:02

あくまでも私の感覚、ないしは私の周りで実際に使われている用例から言わせていただくと「落語家」と言うのは文字通り「落語を話す事を職業としている人」と言うもので、一方「芸人」とは「落語や漫才等の芸を見せる事を職業としている人」と言うものです。

なので落語家は「芸人の一種」と言う事になります。


それから落語家以外の芸人は「落語ができない」ではなく「落語をやらない」と言うべきです。また「(落語家以外の)芸人は誰でもなれるが落語家は長い修行をしないとなれない」と言うのも間違っています。ただなるだけなら落語家も「長い修行」は必要ありません。実際大学の落語研究会で活動している学生は「長い修行」なんてやってるはずありませんが、それでもれっきとした(アマチュアの)落語家です。しかしながら「立派な芸」ができるようになるためには、落語家も(落語家以外の)芸人も「長い修行」が必要なのは言うまでもないでしょう。
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この回答へのお礼

落語家以外の芸人は落語ができるけど落語はやらない芸人という事ですか。

ユニークなご意見を教えて下さりありがとうございました。

お礼日時:2021/07/05 18:00

身も蓋もない回答になってしまいますが、大辞林の辞書語釈は以下のようになっています。



「落語家」
落語や人情咄・芝居咄・怪談咄などを演ずる芸人。

「芸人」
(1)遊芸・芸能を職業とする人。

なので、一素人としては、
『芸人の内、落語ができない人をただ芸人と呼び、落語ができる芸人を落語家と呼ぶ』のではないか、と考えます。

ただ、落語はできるが落語以外のタレントとして活動することのほうが圧倒的に多い人もいるわけで、「落語ができる」という理由だけで落語家と呼ぶのは、個人的には抵抗があります。
落語活動の稀な人は芸人でよいのではないかとさえ思います。
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この回答へのお礼

私の感触と大辞林の記述が一致していたとは、、、。

教えて下さりありがとうございました。

お礼日時:2021/07/05 18:06

落語家や講談師、義太夫語りなどは明治初年から戦前にかけて「遊芸稼人(ゆうげいかせぎにん)」として届出制度でお上に鑑札を発行してもらって芸を行い、生計を立っていました。

もちろん納税の義務もありました。
 その当時の芸人は、落語家、講談、歌舞伎、浄瑠璃、浪曲師、三味線、琵琶や琴の奏者など、長年のお稽古とともにお金をもらえる仕事としての「芸人」です。

 昭和30年代以降、テレビが発達し、テレビでの活動を中心にしている人は「タレント」といいます。「お笑いタレント」という言葉は長いので「タレント」で良いと思います。彼らはお客から直接お金をもらうことはなく(もちろん、スポンサーのCMによって物品を買い、そこから宣伝料としてテレビ局にし支払われているので、お客さんからお金をもらっているということにはなりますが)有料での舞台や公演などをしない場合も多かったです。

 しかし、たとえばよしもとの漫才師はなんばグランド花月などで有料でお客に見てもらっているので「芸人」と名乗っても良いように思います。

 もちろん、AKBやジャニーズなど、現時点ではコロナ禍でなかなか有観客での公演はできませんが、彼らもりっぱな「芸人」ですね。
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この回答へのお礼

なるほど。

昔は芸人になるのも大変でしたね。

教えて下さりありがとうございました。

お礼日時:2021/07/05 18:05

No.2です。



> 話芸で食ってる落語家ですが、
落語家であれば、噺家、と呼ぶべきでしょう。噺を芸とする人、です。
話芸と言ったら、漫才師やあのさんまも含む広い範囲になってしまいます。
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この回答へのお礼

なるほど。

同じ芸人でも、さんまや漫才師とは異なる職業だと言うことですね。

教えて下さりありがとうございました。

お礼日時:2021/07/04 21:22

落語は室町時代から続く伝統芸能であり、厳しい修行の中で作法と共に学ぶ、文字通りの芸を築きあげるものです。


対して芸人と言うのは大した頭脳と技量がなくても、たまたま所属プロダクションやテレビ局の思惑や時流に乗りさえすれば何とか喰える、河原乞食にも満たない低次元のタレント、幇間の足元にも及ばない素人同様の者達を指します。と、私は明確に区別致しております。
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この回答へのお礼

落語家=芸を築き上げた者
芸人=河原乞食にも満たない低次元のタレント、幇間の足元にも及ばない素人同様の者達

とすると、自分が落語家と思っている人に、大分類と思って芸人と呼ぶと自尊心を傷つけることになりますね。

教えて下さりありがとうございました。

お礼日時:2021/07/04 14:27

かつて芸人とは俳優や舞踊家を含め、演芸や芸能に通じた専門的で職業的な演者一般を指しました。

 この用法における芸人が扱う芸種は今日の落語から歌唱や演奏、演劇や歌劇や人形劇、舞踊、手品、傀儡、に至るまで多岐にわたっていました。 しかし近年の日本ではテレビ番組などの影響により、本来の意味での芸人全体を構成する一部であるお笑い演芸の更に一部にすぎないはずの「お笑いタレント」のみを指して芸人と呼ぶ用法が若年層を中心に一般化しつつあります。 このような用法の変化は芸能人の語が本来の意味を離れいわゆるテレビタレントのみを指す語として日本で定着していった現象と軌を一にしており、日本の大衆社会におけるテレビの位置付けや、日本の大衆社会における演芸や芸能に対する認識の水準を物語る現象となっています。
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この回答へのお礼

昔の芸人=話芸の達人を含む
今の芸人=お笑いタレントのみ

と言う時代の変遷があるのですね。

そうすると話芸で笑いを誘う落語家は「お笑いタレント」なのかどうか、語彙論として別のイシューがポップアップしてきますね。

教えて下さりありがとうございました。

お礼日時:2021/07/04 14:23

芸人とは、芸を売り物としたプロを言います。


落語家は、噺を芸とする、芸人の部類の一つです。
落語家以外では、芸能人とか、漫才師とか、いろいろあります。
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この回答へのお礼

そうですよね。

いや、話芸で食ってる落語家ですが、落語家は芸をしないなどと書き込まれたのでびっくりしていたところです。

並の芸人ではできない話芸を極めた芸の達人が落語家として賞賛されるわけですね。

教えて下さりありがとうございました。

お礼日時:2021/07/04 14:17

落語家は話し家です。


落ちの付いた話しをする人です。
芸はしません。
芸は、水芸、お神楽、音曲などの技を持った人の事です。
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この回答へのお礼

落語家は芸人ではないのですね。

教えて下さりありがとうございました。

お礼日時:2021/07/04 14:03

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