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木造軸組の場合、壁パネルは壁倍率2.5倍でダブル筋交いは壁倍率4倍だと思います。

確認申請用に壁量計算を行うとダブル筋交いの方がいい数字が出しやすいのですが、
間柱しか入らない壁も多くなります。
一方、壁パネルの場合は開口部を含めて全ての壁にパネルが入るので数字以上に
強いとメーカーに言われています。
僕もそう感じますし、そもそも壁パネル(7.5mmの構造用合板です)とダブル筋交いで
4÷2.5=1.6倍もの強度の差があるように思えません。

実際のところどうなのでしょうか?
よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

大切なのは、倍率を掛けた数字ばかりではなく、


バランスです。
構造用合板を外部にぐるりと打ちつけ、
バランスがよければ強いと思いますよ。
まんべんなく力を分散できれば、局所的に大きな力はかかりにくいですから。
ダブルの筋交でたとえ倍率をかせいでも、
バランスが悪いとその部分に局所的に強い力がかかります。
それによって引き抜きや圧縮力も強くかかり、
やたらアンカーボルトだらけになりかねません。
通し柱穴だらけなんていうのもどうかなと思いますし…。

壁の偏りの計算は義務付けられるようになっていますが、なるべくなら倍率の低い壁をまんべんなく入れたいですね。
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この回答へのお礼

ダブル筋交いだと、仰る通り「数字を稼ぐ」感じになってしまいますね。

> 壁の偏りの計算は義務付けられるようになっていますが、なるべくなら倍率の低い壁を
> まんべんなく入れたいですね。
この部分が特に納得でした。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/03/02 21:26

壁パネルでどの位強いかを見てみると、壁倍率5倍相当の強さが出る場合もあります。


(特に柱間にもパネル材が入り込む場合で9.5mmの合板の時)

結構建築基準法の壁量計算は画一的すぎて、実態をうまく反映はしていません。
まあ単純な場合のみの考えでやっていますから。。。

ただ一番欲しいのは現実の強さなので、数値が低めに出るということは、それで基準を満たせば非常に地震に強い家が出来ることになるから悪いことではないかもしれませんよ。ユーザーとしては。

そういえばたまーにタモリクラブで壁耐力コンテストをしていますね。
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この回答へのお礼

> 壁パネルでどの位強いかを見てみると、壁倍率5倍相当の強さが出る場合もあります。
> (特に柱間にもパネル材が入り込む場合で9.5mmの合板の時)
そうですか。
うちは7.5mmなのでそこまでは行かないんでしょうけど、2.5より
強い可能性があるんですね。

> 結構建築基準法の壁量計算は画一的すぎて、実態をうまく反映はしていません。
> まあ単純な場合のみの考えでやっていますから。。。
そうなんですね。

> ただ一番欲しいのは現実の強さなので、数値が低めに出るということは、それで基準を
> 満たせば非常に地震に強い家が出来ることになるから悪いことではないかもしれません
> よ。
> ユーザーとしては。
その通りだと思います。

> そういえばたまーにタモリクラブで壁耐力コンテストをしていますね。
これも知りませんでした。
一度見てみたいものです。

どうも、ありがとうございました。

お礼日時:2005/03/02 21:30

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