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よくオブジェクト指向の説明文などに使われている、“抽象化”と“一般化”という概念なのですが、この2つの概念は同一視されて使われている場合が多いように思われます。

ですが、私は“抽象化”と“一般化”は微妙に異なる概念に思えるのです。より具体的には、

・一般化とは抽象化である。
とは言える気がするのですが、

・抽象化とは一般化である。
とは言えない気がするのです。

つまりは、“抽象化”とは“一般化”の上位概念(メタ概念)ではないかと思うのですが。

どなたか、この疑問に明快な解を与えていただけないでしょうか?

A 回答 (1件)

個別 <-> 一般


具体 <-> 抽象

と対義語を意識して考えると、「一般化」というときと「抽象化」というときの意味合いがそれぞれ違ってくることに気付きます。

個別性を意識して用いている言葉が「一般」であって、具体性を意識して用いている言葉が「抽象」といえるのではないでしょうか。

従って上位/下位の関係ではなく、着目するポイントの差異に基づく用語の違い、と考えたほうがよいように思えます。

以下のあたりの記述は、上記のポイントを意識して使い分けられているように見えます。。。
http://wiki.fsys.net/Fsys/20040825.html
http://www.objectclub.jp/technicaldoc/uml/s_uml
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

確かに、両概念を別のベクトルとして捕らえることもできる気がします。

なのですが、やはり自分の脳内モデルでは、

・具体 <-> 抽象

の一例として、

・個別 <-> 一般

が存在するように思われるのです。

もし、他に [ 具体 <-> 抽象 ] の一例を挙げるならば、

・分割 <-> 総合

などもある気がしてならないのです。

例で挙がっているもの、そのものが、もはや抽象的概念でわかりづらく、すみません。

お礼日時:2005/03/09 19:01

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