A 回答 (25件中1~10件)
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No.1
- 回答日時:
私も2の方が自然に感じられました!
1の場合、分かっていないのが政府である(文の主語が政府)ように感じ、2 の場合、私が分かっていない(主語が自分)ように感じたためです。
コメントありがとうございます。
>1の場合、分かっていないのが政府である(文の主語が政府)ように感じ
そういう読み方もありますか。
おそらく「ハ」の使われ方がヘンなせいでしょう。
仮に文頭に「私が」を補って考えれば
私は政府{ハ/ガ}何がやりたいのかわかりません。
となり、ガのほうが自然なことがはっきりする気がします。
まぁ、原文の1)でも意味は通じるとは思いますが……。
No.2
- 回答日時:
表現の主体が変わるだけといってしまえばそれまでです。
主体の相違で受け取る側の?によって変わるだけで、表面上は何も変わりません。
何が・・・・やりたい内容が主体。
何を・・・・行動する政府が主体
「が」格助詞の中でも主格、文章の中では主役待遇、他は主役がどんな動きをしてもそれに合わせますね・
「は」は係助詞、主題の提示(主題は政府)、以降続く内容はこれに関することに限定される、と説明されます。
それで。
「が」の場合は想定外(未知のもの)も含んで・・(範囲は無限?)、とても想定するとは思えない(きちがい沙汰)も含む、とすれば政府に対する痛烈さが大きくなります。
「は」は、政府に限定・・なのだから、政府が想定するであろう範囲内に限定されます(範囲は有限)。
「が」を使えば、政府に対する批判の場合は、きちがい沙汰も含めて、下手な鉄砲数うちゃ当たる、そんなの思考能力しかないのか?、ということになります。
自然に感じる・・・では、受け取る側の、能力の問題も含んでしまいます。
コメントありがとうございます。
>表現の主体が変わるだけといってしまえばそれまでです。
>主体の相違で受け取る側の?によって変わるだけで、表面上は何も変わりません。
>何が・・・・やりたい内容が主体。
>何を・・・・行動する政府が主体
うーん。コメントの意味がちょっとわかりません。
No.3
- 回答日時:
室町時代から、「水が飲みたい」と「水を飲みたい」が両立していたと、言われます。
大野晋氏によれば、この室町時代にまた、「が」が主格の「が」として使われ始めた例が、天草本「平家物語」に初めてみられ、「が」が「主格」と「対象」に使われるという混乱の始めだと、言うことです。1)政府は、何がやりたいのかわかりません。
が主題文の形を取ったのは、何「が」(対象)があるからです。
2) 政府が(、)何をやりたいのかわかりません。
「が」という主格を取ると、何「を」にせざるを得ません。
室町時代に作り出された2)のような文体は、主格と目的語で、日本語を理論的な理論的な表現を可能にっせたのですが、本来の日本語からすれば、思わぬ矛盾をも生じてしまったようです。
コメントありがとうございます。
>室町時代に作り出された2)のような文体は、主格と目的語で、日本語を理論的な理論的な表現を可能にっせたのですが、本来の日本語からすれば、思わぬ矛盾をも生じてしまったようです。
えーと。
2)は本来の日本語ではなく、不自然ということでしょうか。
「思わぬ矛盾」とはどういう意味でしょうか。
No.4
- 回答日時:
自動詞、他動詞による相違もあります。
し、たい、の「し」は「する」の活用形。
「する」は同じ表現で、自動詞の場合と他動詞の場合があります・
飛ぶ→自動詞、飛ばす→他動詞(何を?目的語が必要になります)。
いやな気がする、この場合の「する」は自動詞です、いやな気をする。と表現する人いないはずです。
何をする、目的語の「何」は具体的に表現可能なものに限られます、それが不可能な、知らないもの、葉目的足りえません。
何がする、するのは「何」自体?、当たるか当たらないかは鉄砲の玉に聞いてくれ。
>何をする、目的語の「何」は具体的に表現可能なものに限られます、それが不可能な、知らないもの、葉目的足りえません。
>何がする、するのは「何」自体?、当たるか当たらないかは鉄砲の玉に聞いてくれ。
何かの比喩でしょうか。
「何か対策を考えなければ……」のような表現は成立すると思いますが。
No.5
- 回答日時:
ご存じのとおり、古い日本語では、「ガ格」を使うことがありませんでした。
「春は曙」のような主題文でした。「が」は「の」と並んで、「連体格の格助詞」でした。『我が君は千代に八千代にさざれ石の…』と続く、古今和歌集の中にある、恋歌の一部の「我が君」を「君が代」に変更して国歌の詞章としたものです。とすれば「君が代」ではなく、「大君の代」でなければならなかっと考えたのは、大野晋氏です。「が」は親しみのある人を対象とするのに対し、「の」は畏れ多い、「大君」か「神」に使うものと考えたのです。
それはともかく、万葉集の時代には「海行かば水浸(みづ)く屍(かばね)山行かば草生(む)す屍 王(おおきみ)の辺にこそ死なめのどには死なじ」(聖武天皇の宣命ー「続日本紀」)を一部変更して大伴の家持が残した、ものが戦時中に歌われた。それにあるのが、大君<の>辺(へ)です。
「が」が主格として使われたのは、室町時代に出た「天草本平家物語」で使われた、九州の一部の言葉が、ポルトガル式ローマ字で書かれ印刷出版された(天草本伊曾保物語と共に)「が」の主格の用法があったのが始まりとされます。
「が」が主格として使われると、自然に「何がやりたい」とはいえなくなり、「(政府が)何をやりたい」になるわけです。これは、同じ助詞を重ねて使わない日本語文の自然な成り行きです。
歴史的な話は、「よく存じております」とはとても書けません。
なんとなくうすぼんやりと……。
本題に関してはどうお考えでしょうか。
主格として「ガ」を使うほうが自然とお考えですか?
そうなると、〈同じ助詞を重ねて使わない日本語文の自然な成り行き〉から(当方が勝手に「近接回避」と呼んでいる現象です)、
「政府ガ(、)何ヲやりたいのか」のほうが自然でしょうね。
現段階の考えは下記ぐらいです。
当方は「政府が……」のほうが圧倒的に自然に感じます。
【助詞の使い方 政府{ハ/ガ}、何{ガ/ヲ}やりたいのかわかりません。〈1〉】
https://ameblo.jp/kuroracco/entry-12694043178.html
No.6
- 回答日時:
シチュエーション次第でどちらも自然な表現です。
1)政府は、何がやりたいのかわかりません。
政府が主題提示されている。
「政府について」言いたい。
(ニュアンス)
・政府について言いたいことがあるのですが・・・(それは)何がやりたいのかわかりません(ということ)。
発言後、主に政府について話題を展開したい場合の表現。
(例)
・(人流を減らせと言いながら人流が増えるような政策を打ち出す。このような真逆なことをやる)政府は、何がやりたいのかわかりません。
2)政府が(、)何をやりたいのかわかりません。
「政府が(、)何をやりたいのか」という従属節において、政府は「やりたい」の主格。
文全体としては、
・政府が(、)何をやりたいのか [ が ] わかりません。
という構造で、
「わかりません」ということを言いたい。
何がわからないのかというとそれは「政府が何をやりたいのか」ということが。
(ニュアンス)
・政府が何をやりたいのか・・・(それが)わかりません。
発言後、主に政府がやるべき内容について話題を展開したい場合の表現。
(例)
・(人流を減らせと言いながら一向に何の対策も打ち出さない。まったく)政府が何をやりたいのかわかりません。
※
「何が」は、「何」が「やりたい」という動作の対象として強調的に示されている。
「何が!???やりたいのか」というようなニュアンス。
「何を」は、「何」が「やりたい」という動作の対象として単純に(冷静に)示されている。
どちらを使うかは話者の意図次第で置き換え可能。
コメントありがとうございます。
>(例)
>・(人流を減らせと言いながら人流が増えるような政策を打ち出す。このような真逆なことをやる)政府は、何がやりたいのかわかりません。
この例ですと、「政府ハ」のほうが自然ですかね。ビミョーです。
当方はやはり「政府ガ」のほうが自然に感じます。
理由はNo.5へのお礼のリンク先をご確認ください。
No.7
- 回答日時:
>何か対策を考えなければ……」のような表現は成立すると思いますが。
?!、当たり前「か」でしょう、格助詞は「が」濁点がありますよ。
論理的云々呆れます。
言葉足らずでしたか?
当方は
>何をする、目的語の「何」は具体的に表現可能なものに限られます、それが不可能な、知らないもの、葉目的足りえません。
>何がする、するのは「何」自体?、当たるか当たらないかは鉄砲の玉に聞いてくれ。
に対して、具体的なものでなくても、〈「何か対策を考えなければ……」のような表現は成立すると思います〉と書いたのですが。
No.8
- 回答日時:
副助詞「は」は特殊性の認識を表し、格助詞「が」は個別性の認識を表します。
1)政府は、何がやりたいのかわかりません。いよる
この場合、党、民間等との対比による政府という特殊性を取り上げています。
2)政府が(、)何をやりたいのかわかりません。
ここでは、政府という個別の対象を取り上げています。
どちらが自然かは文脈に基づく話者の使用法の問題であり、文自体はどちらも自然な表現です。
場面、前提、文脈なしにどちらが感覚的に自然かを問うのは無意味です。■
コメントありがとうございます。
>副助詞「は」は特殊性の認識を表し、格助詞「が」は個別性の認識を表します。
そういうSF文法はやめてください。疲れるだけです。一般的な文法書や辞典で、そのようなことを書いているものがあるのでしょうか。
>どちらが自然かは文脈に基づく話者の使用法の問題であり、文自体はどちらも自然な表現です。
>場面、前提、文脈なしにどちらが感覚的に自然かを問うのは無意味です。
たとえばどんな場面、前提、文脈なら〈1)政府は、何がやりたいのかわかりません。〉が自然になるのでしょうか。
下記の質問のときにも同じようなコメントをいただき、当方は下記のように書きました。
【「近くの」と「近い」の違いは何ですか? その2】
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/12441303.html
===========引用開始
具体的に、
①「私の〔好きな歌〕」になる文脈と、
②「〔私の好きな〕歌」になる文脈を教えてください。
それがわからないと何もわかりません。
===========引用終了
返事はいただけていません。当方は、それで文脈を予想できるような超能力はもっていません。
たとえば、No.6のかたは、それぞれが成り立つ文脈を提示してくれました。
これならまだ話し合いになる可能性がありますが……。
No.9
- 回答日時:
#6です。
>>・(人流を減らせと言いながら人流が増えるような政策を打ち出す。このような真逆なことをやる)政府は、何がやりたいのかわかりません。
この例ですと、「政府ハ」のほうが自然ですかね。ビミョーです。
当方はやはり「政府ガ」のほうが自然に感じます。
:
1.
たしかに、適切な例だったかと言われると自信はありません。
要点は、「政府について」言いたいという意図がある場合、「は」を使って政府を主題提示する心理が働くだろう、ということです。
逆に言うと、
2)政府が(、)何をやりたいのかわかりません。
の場合は、
「政府について」言いたい
という意図ではない。
あくまで
「わかりません」ということを言いたいのであって、その主格が「政府が(、)何をやりたいのか」です。
2.
ブログも拝見しました。
(ア)
>「2)政府が(、)何をやりたいのかわかりません。」のほうがずっと自然。
おそらく、理由は2つある。
①従属節の中は「ガ」になりやすい。
:
おっしゃるとおりで、1)の場合は「何が」に適用されています。
1)政府は、何がやりたいのかわかりません。
という文における
「政府は何がやりたいのか」は従属節です。
しかし、
「政府は何がやりたいのか」という文は単文であり、それ自体に従属節は存在しません。
つまり「政府は」であってもまったく問題はない。
>②「私は」を補って考える
もう少し単純に考えて、「私ハ」を補ってみる。考え方として①と同じって気もする。
3)私ハ、政府ガ何をやりたいのかわかりません
これだと「私ハ」「政府ガ」限定だろう。
対比ではないので、「私ハ」「政府ハ」にはしにくい。
:
3)は「私について言うならば~」という意図であり、「1)政府について言うならば」とは意図の異なる文です。
3)私ハ、政府ハ何をやりたいのかわかりません。
という文は単に主題の重箱提示であり『「私ハ」「政府ガ」限定』とは言えない。
(イ)
> どちらも間違いではないけど、通常の文脈なら「政府ガ」のほうが自然ってこと。
うんと特殊な文脈を考えれば別かもしれないが。
:
まったくそのとおりであり、それなら何の食い違いも発生しないかと。
大事なことは、どうせ特殊な文脈なんだから不自然だとして排除して良いとか、無かったことにして良いといった思考回路に逃げ込まないよう注意することだろうと思われます。
>「政府ガ」になるなら、「何ヲ」のほうが自然だろう。
別に「政府ガ何ガやりたいのかわかりません」でも間違いではないが、わざわざガを重複させる必要はない。
「何ガ」と「何ヲ」の違いにこだわると、こういう当たり前の工夫がしにくくなる。
:
「何ガ」と「何ヲ」には違いがあるとお考えのようですが、それはどのような違いだと思われますか?
《「政府ガ何ガやりたいのかわかりません」でも間違いではない》
と言っているのですから、その違いを明記しないまま
《わざわざガを重複させる必要はない。》
と断定するのは筋が通らないように思われます。
>という文は単に主題の重箱提示であり『「私ハ」「政府ガ」限定』とは言えない
「重箱提示」というのですね。勉強になります。
意味を説明しているサイトとかありますか?
>《わざわざガを重複させる必要はない。》
>と断定するのは筋が通らないように思われます。
気になるなら、後ろに「と思います」をつけてください。
No.5でOKATさんも〈同じ助詞を重ねて使わない日本語文の自然な成り行きです〉と書いています。
当方も何十年もフツーにやっていることなでの、断定調にしただけです。
No.10
- 回答日時:
#9ですが少し寄り道で。
>
①「私の〔好きな歌〕」になる文脈と、
②「〔私の好きな〕歌」になる文脈を教えてください。
:
構造的には、
①所有格
a.「私の〔好きな歌〕」
b.「駅の [ 大きな時計 ] 」
②属格主語
c.「〔私の好きな〕歌」
d.「 [ 駅の近い ] ホテル 」
といった構造の違いがあります。
その意味で念仏坊主の
《したがって、「2)駅の近いホテルです。」と同じ「の」の用法は、「〔私の好きな〕歌です。」の場合で、「私の〔好きな歌〕です」の場合は異なった用法になります。》
と言っているのも満更間違いというわけではない。
ただ、①a はかなり特殊なシチュエーションと言えるので、「私の好きな歌」を所有格と認定するのは相当無理がある。
敢えて『うんと特殊な文脈』を探すとすれば、〔好きな歌〕というものが予め設定されている状況が必要になる。
(公開放送で)
歌手:みなさんには事前に私の持ち歌の中から「好きな歌」と題していくつか書いてもらいました。
その中から、今日はこの「〇〇」を歌わせていただきます。
(歌名の書かれた札を提示しながら)これは誰の「好きな歌」ですか?
ファン:それは私の〔好きな歌〕です。
こうしたシチュエーションにおいては
a.「私の〔好きな歌〕」
と認識されているのであり、
ファン:それは〔私の好きな〕歌です。
という意図には基本的にならない。
こうした極めて特殊なシチュエーションが必要なため、少なくとも、
d.「 [ 駅の近い ] ホテル 」が属格主語であることとの違いを示す例として、
a.「私の〔好きな歌〕」が所有格であることを述べるのは妥当な選択とは言いがたい、というのが私の見解です。
シチュエーション次第といっても、程度問題ということになりますかね。
たしかにその状況なら〈それは私の〔好きな歌〕です。〉になるかもしれません。
勉強になります。
ただ、そんな状況がそうそうあるとは思いません。「可能性がないわけではない」ということでしょう。
当然当方が想定しているのはそんな特殊な状況ではありません。
本質坊主(「念仏坊主」ではありません。坊主はだいたい「念仏坊主」でしょう。)がどう考えたのかはわかりませんが。
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