プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

日本付近の天気図で寒冷前線が温暖前線の右側に描かれることはないのでしょうか?

A 回答 (4件)

前線のでき方から考えていくことにします。

南からの暖気と北からの寒気がぶつかって釣り合っているところに停滞前線ができます。停滞前線が少しでも曲がってくると、そこに力が集まってくるので曲がりが大きくなります。「へ」の字型に曲がったところでは、南からの暖気が集中して昇っていくのでここを中心として低気圧が発生します。
 低気圧ができるとそれに伴って周囲の大気は左回りに回転する風になります。この風に押されるように前線も左回りに回転していきます。低気圧の東側では暖気が押しているように見えますから温暖前線、西側は寒冷前線となります。
 温暖前線も寒冷前線も低気圧をまわる風に押されているので、低気圧を中心にして左回りに回転していきます。この時温暖前線では、暖気が寒気の上に乗り上げることによって、押される力が弱くなります。その分だけ、温暖前線の進行速度は遅くなります。
 寒冷前線の方が速く進みますから、温暖前線が先行して寒冷前線が後を追うように進んで行く形となります。
 できはじめの状態からしてこのようなことはないのですが、もし、寒冷前線が先行していたとしても、間はだんだん開いていき、最終的には温暖前線を追いかけるような形に変わっていきます。

 こまかいことですが、前線が追いつくときに、前線の延びの方向が北東方向で並んでいた場合、寒冷前線が南東側になることもあります。それと、低気圧の中心から、2つの前線を見ると寒冷前線の方が右側になっています。質問の意図は、こういうことを想定していないと見なして回答しています。
    • good
    • 0

コリオリの力が働く関係で、北半球では低圧性の中心から見て空気は常に左に左に動こうとする。



このため、中心の東面(右)では、南から北に動こうとする傾向が強い。
南の暖かい空気が冷たい空気のある北を目指す。
つまり温暖前線である。

西面(左)はこの逆で寒冷前線。

台風の渦巻きも左向き。
もし南の空気と北の空気の気温差が大きければ、台風の渦に巻き込まれ見事に前線を作る。
東面では南風が吹いているのだから温暖前線ができ、西面では寒冷前線ができる。
台風が温帯低気圧に変わるのはこれが一因。
    • good
    • 0

低気圧から伸びている2本の前線であれば、先にあるのが温暖前線で、それを寒冷前線が追いかけます。


そう言った2本の前線は南側が開いているわけで、それは日本の前線の間に南から温かい空気が入り込むことになります。そして、西から東に進むことになるので、必然的にそうなります。仮に2本の前線が北側に開くようなことがあるなら、逆になることがないとは言い切れませんけど、実際にそう言うことはありませんね。
    • good
    • 0

ありまへん

    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!