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Remember to hold hands and cherish the moment for someday that person will not be there again.
忘れないでほしい、相手の手を握り、一緒にいる時間を慈しむことをその人はいずれあなたの前から、いなくなってしまうかもしれないから

上記は、定期購読しているメールに掲載されていた、ボブ・ムーアヘッド牧師の説教を引用し友人に送ったメールの一部です。

ここで、"for"について、"someday"は、"that"以降の「未来」の出来事を指し、"moment"は、「現在」の瞬間のことを指しており、現在と未来の時制が違っているので、"for someday"は、"moment"を修飾する形容詞句では無いと判断しましたが、そこからが理解できません。

つきましては、この"for"の意味をご教示願います。

A 回答 (17件中1~10件)

for は接続詞です。


that person will not be there again someday
の文節が理由であることを付け加えるためのものです。

someday thatと来ているのでthat節を導いているように見えるかもしれませんが、that節ならば、
that the person will not be there again
というようにpersonに冠詞が必要になります。

一応Weblioのリンク貼っておきます。
研究社 新英和中辞典、Eゲイト英和辞典の接続しとしてのfor を見てください。前置詞のforのあとに付け足したように載っています。ご自身でも手元に辞書があるなら一度引いてみるといいでしょう。
https://ejje.weblio.jp/content/for
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。

接続詞も考えたのですが、"that"が関係副詞で、結局先行詞を修飾していおり、"for"の目的語の名詞のみなので前置詞だと思ってしまいました。

"that"の後の名詞は限定詞が別にあるかを注意しなければならないですね。
勉強になりました。

"the"ではなく"that"としたことで、どのようなニュアンスが出るのでしょうか。

お礼日時:2022/02/11 15:10

forは前置詞です。

ここでのforは「範囲・期間」を表しています。
「いつの日か」という意味です。

前置詞 for の代表的な意味

英語 意味 例文・フレーズ
for ~のために、~のための a present for you(あなたへのプレゼント)
~にとって tough for me(私にとって大変)
~に向かう leave for Tokyo(東京に向けて出発する)
~に賛成する all for your plan(あなたの計画に大賛成)
[対価]~で for 237 dollars(237ドルで)
[基準]~のわりに for one’s age(年齢のわりに)
[範囲]~の間 for 40 minutes(40分間)
※記事内では表に掲載のない意味・用法も解説しています。

前置詞 for は「~のために」という意味が有名ですが、それ以外にも「賛成する」や「対価」など「~のために」では捉えられない用法もあります。

この記事では for のコアイメージから、for の持つ意味・用法(「対象」「代わりを提示する」「範囲・期間」など)について解説します。

for のコアイメージ
for の用法
「対象」を表す for
「先に向かう動き」を表す for
「代わりを提示する」for
「前提を提示する」for
「範囲・期間」を表す for
for の用法まとめ

for のコアイメージは「(目の)前の方向」です。

「人が腕を広げている」状況を想像してみると for のイメージがつかみやすいと思います。「腕と腕がつくりだす領域」を表していると考えるとよいでしょう。

for の主な用法は「対象」「~に向かう」「~を求めて」「代わりを提示する」「前提を提示する」「範囲・期間」です。

for にはたくさん用法がありますが、ひとつずつ例文で確認していきましょう。

for の用法
「対象」を表す for
~のために・~のための
例文:This is a present for you.(これはあなたへのプレゼントです)

for you は「あなたのために」という意味。腕を広げた領域内に「あなた」がいるイメージで、for は対象を表しています。

~にとって
例文:It was tough for me to clean my room.(部屋を掃除することは私にとって大変でした)

for me は「私にとって」という意味。大変な状態(It was tough)の対象として「私」がいるイメージです。

また for me to clean my room は「私が部屋を掃除すること」という意味でもあり、for me は to clean my room の意味上の主語になっています。

It was tough for me(私にとって大変だった)+ for me to clean my room(私が部屋を掃除すること)となり、合わせて「部屋を掃除することは私にとって大変でした」という意味になります。

~に対して
例文:Thank you for your kindness.(ご親切に感謝します)

for your kindness は「あなたの親切に対して」という意味。あなたの何に感謝しているのか、その対象を for 以下で表しています。

「先に向かう動き」を表す for
~に向かう
例文:The train has already left for Tokyo.(その列車は東京に向けて既に出発しています)

leave for Tokyo は「東京に向けて出発する」という意味。for はどこに向かうのかを表しています。

この「~に向かう」は to と意味がよく似ているので、まぎらわしいですね。その違いは、to が「到達点を指定している」のに対して、for は「方面・範囲を指定している」という違いになります。

 ~を求めて
例文:I’m waiting for the bus.(私はそのバスを待っています)

wait for the bus は「そのバスを待つ」という意味。for は何を求めて待っているのかを表しています。

 ~に賛成する
例文:I’m all for your plan.(あなたの計画に大賛成です)

all for your plan は「あなたの計画に大賛成」という意味。for の腕を広げるイメージから「~の方を向いている」→「~に賛成する」となります。

「代わりを提示する」for
ここまでは、「人が腕を広げている、その腕と腕の間の領域」のように人が基点だったので理解しやすかったと思います。ここからはモノが基点となり、そこから広がる領域について考えていきます。

先に結論から述べると、「モノから広がる領域」は「モノの写し絵・影絵」のようなイメージとなり、そのモノの「一側面」や「言い換え」などを表します。

交換・対価
例文:I bought the diamond for 237 dollars.(私はそのダイヤモンドを237ドルで買った)

the diamond for 237 dollars は「そのダイヤモンドを237ドルで」という意味。for はそのダイヤモンドの代わりとなるものを表しています。

イメージとしては、そのダイヤモンドの配下に代わりとなるものを投影するような感じです。

意味・言い換え
例文:Red is for danger.(赤色は危険を表しています)
red is for danger は「赤色は危険を表す」という意味。for は赤色という色のもつ意味を表しています。

イメージとしては「赤色」の配下に意味や言い換えを投影するような感じです。

代理・代表
例文:Please say hello to your family for me.(私の代わりにご家族によろしくお伝えください)

for me は「私の代わりに」という意味。for は代理を表しています。

イメージとしては家族へのメッセージの配下に「私」を投影するような感じです。

「メッセージの根っこに私がいる」→「代わりに伝えてもらった私のメッセージ」というわけです。

「前提を提示する」for
for が表す「モノの一側面」は、そのモノの「前提」を表すこともあります。具体的には、そのモノの「目的・用途」「理由・原因」「基準・対比」などです。詳しくは例文で確認していきましょう。

~するための(用途)
例文:I used a knife for cutting bread.(私はパン切りナイフを使った)

a knife for cutting bread は「パンを切るためのナイフ」という意味。for は「~するための」という用途を表しています。

ナイフの配下に「パンを切ること」という用途を提示しています。そのナイフが何を前提として作られたかを説明しているわけです。

~で(理由・原因)
例文:Kyoto is famous for its old temples.(京都は京の古いお寺で有名です)

famous for its old temples は「その古寺で有名」という意味です。for は「~で」という理由を表しています。

有名な状態の配下に「その古寺」という理由を提示しています。for は何が前提にあって有名なのかを説明しているわけです。

基準・対比
例文:She looks young for her age.(彼女は年齢のわりに若く見える)
for her age は「彼女の年齢のわりに」という意味。for は「~のわりに」という基準を表しています。

「彼女が若く見える」という状況の配下に「彼女の年齢」という基準を提示しているイメージです。

例文:According to a recent survey, there is one divorce for every two marriages.(最新の調査によると、2件の結婚ごとに1件の離婚がある)

one divorce for every two marriages は「2件の結婚ごとに1件の離婚」という意味。for は対比を表しています。

ただし、for の表す対比は純粋な「A 対 B」という関係ではありません。この例文のように「1件の離婚」の配下に「2件ごとの結婚」という基準を提示することで対比を表していることに注意してください。

「範囲・期間」を表す for
例文:Bake the cake for 40 minutes.(ケーキを40分間、焼きなさい)
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。

分かりやすくそして詳しく基礎からご説明いただき、復習になったのと、知らない内容もあり、本当に勉強になりました。

>forは前置詞です。ここでのforは「範囲・期間」を表しています。
「いつの日か」という意味です。
この和訳は、定期購読しているメールの筆者が独自に和訳知っており、その方も読者が独自に翻訳してほしい旨述べられています。
私もこの筆者同様、和訳としては「手を握る対象の人が(未来に)いつかいなくなるのだから、(今)その瞬間を大事にすることを忘れないで欲しい」という意味に解釈しました。

①仮に前置詞とすれば、どのような和訳になるのでしょうか。
次に、文法面ですが、
②"someday"は名詞だけでなく副詞もあるので"for"は必要ないと思うのですが、"someday"が関係副詞のthatの先行詞となり完全に名詞となったため、"for"が必要になったということでしょうか。

お礼日時:2022/02/12 07:09

forが期間などを表すならば for someday とはならず for a dayとか期間を示すような名詞が続きそうですが、、、



それは置いといて、文法的だけで分析すると

someday that person will not be there again が関係副詞 when の省略なら
someday when that person will not be there again として、
for someday when~ で「いつか~の日のために」という見方もできるかもしれませんが、お示しの訳はそういうふうになってはいません。こういう関係副詞の省略はどういうときによく使われてどういうときに違和感があるかなどの感覚を私は持ち合わせていませんので、、、カンマとかが入ればもう少し構造的理解は深まりそうですが、、、Web上で落ちてないでしょうかね、、、

唯一かもしれませんが(探した中で)
https://www.facebook.com/KittShapiroPage/photos/ …
Remember to hold hands and cherish the moment, for someday that person will not be there again.
とあります。for somedayが前置詞句であるならばその前にカンマをおいて区切るのは変ですね。この人の解釈は私の前述のように考えていると思います。また似たようなフレーズをいくつか書いていて、forの代わりにbecauseを使っているのも見受けられます。becauseも理由を示す接続詞ですからforの代わりに使えると言えるでしょう(文法上等位接続詞と従属接続詞の違いはありますけど)。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。

原文の引用をお調べ頂き有難うございます。この引用では、カンマが付いているのですね。私が読んだ文章には付いていませんでした。
cobra921212さんとのやり取りをさせて頂き今質問させていただいたところです。現時点では、接続詞だと思っているのですが、cobra921212さんにも質問させていただいた文法の質問をさせてください。

仮に原文にカンマがなく"for"が前置詞であったと仮定して(私も現時点では接続詞と思っていますが)
今回の"someday"のように、副詞と名詞の両方の働きがある単語(時間等)が先行詞となり、関係副詞節や関係代名詞節が後置修飾する場合、先行詞は名詞なので、今回の"for"のように、先行詞に前置詞が必要になるのでしょうか。あるいは。依然として副詞的目的格として名詞が副詞の働きをし、前置詞は必須ではないのでしょうか。

多くの意見が出そうな質問なので別途質問するつもりです。

お礼日時:2022/02/12 08:01

for ってたくさんの意味や使い方がありますよね。



語源を軽く調べたところ "therefore" が短くなった for があるみたいです。
https://www.etymonline.com/word/for

この場合は "because, since, for the reason that; in order that" として使いますので、ご質問にある文章では接続詞で「(なぜなら)~から」のような感じになりますね。
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この回答へのお礼

ご回答有り難うございます。

語源が"therefore"なのですね。勉強になりました。

お礼日時:2022/02/12 08:08

なぜ接続詞になるんですか?接続詞ならsoでも良い訳です。

それにforが期間を表すならa dayになる?どこからそんないい加減なことが出てくるのでしょう。somedayは「いつか」を表し前置詞のforが必要なだけです。

何を難しく考えているのかさっぱり分かりません。Fラン卒とは違いますので
間違った回答はよしてください。またthereforeが短くなったものとか、そういう嘘はやめてください。「(なぜなら)~から」になるはずがないでしょう。もうどうしてこういうことばがでてくるのか・・・不思議ですね。

ここは慶應卒の私が言ってるんだから、間違いはありません。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。

前置詞の期間の"for"ということですが、それならば、和訳はどうなるでしょうか。

お礼日時:2022/02/12 08:44

「いつか」です。

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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。

いつかは、理解したのですが、「いつか」では、私では文章全体を和訳できません。

提示文の和訳をお教え下さい。

お礼日時:2022/02/12 09:43

他の方の回答へのレス中に「"someday"は名詞だけでなく副詞もある」とお書きですが、someday に名詞の用法がありますか? 手持ちのものとオンラインのもの併せて下記辞書を見てみましたが、全て副詞のみしか掲載されていません。



ジーニアス 副詞のみ、名詞の立項なし
Оレックス 副詞のみ、名詞の立項なし
講談社英和中辞典 副詞のみ、名詞の立項なし
小学館英和中辞典 副詞のみ、名詞の立項なし
ライトハウス 副詞のみ、名詞の立項なし
Longman 副詞のみ、名詞の立項なし
Collins 副詞のみ、名詞の立項なし
Cambridge 副詞のみ、名詞の立項なし


ご質問に対する回答を考えている中で、somedayが副詞という事実が回答を困難にしている理由の1つでした。someday に名詞の用法があるのが確かなら、少しは考えやすくなるのですが(それ以外にも難しいところはありますが)。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。

確かに、私の思い込みかもしれません。
時間のtodayやyesterdayと同じく名詞が副詞も兼ねていると思い込んでました。ただ、元々は名詞だったのではないかと思うので調べてみます。
副詞ならば、接続詞ということになりますね。

もう一つ質問させて下さい。
前置詞+先行詞+関係代名詞節/副詞節の形で、先行詞がtoday等の時間の場合は、名詞も副詞も両方の働きがあるものが多いですが(今回はその思い込みで名詞と思ってしまいました)、その形の場合、前置詞は必須になるのでしょうか。副詞の役割もあるので、名詞の副詞的目的格として、前置詞は省略可能と考えて良いのでしょうか。

お礼日時:2022/02/12 10:04

手をつないで、いつかその人が二度とそこにいない瞬間を大切にすることを忘れないでください

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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。

>手をつないで、いつかその人が二度とそこにいない瞬間を大切にすることを忘れないでください
仰るとおり私も前置詞だとその訳になってしまい、「その人がいない瞬間を大切にする」という点が意味を成していない気がします。

お礼日時:2022/02/12 19:15

No.7 です。




> 副詞ならば、接続詞ということになりますね。

そう簡単な話でもないように思っています。詳しくは、もう少し時間をいただいてから。


> もう一つ質問させて下さい。

何か具体例を示していただけますでしょうか。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。

>何か具体例を示していただけますでしょうか。
私の思い違いでした。この質問については取り下げます。
ご配慮頂き有難うございました。

お礼日時:2022/02/12 20:18

"for" には前置詞と接続詞の用法しかないようですので、提示文の "for" はそのいずれかです。

No.3 さんがお書きのように "for" の前にカンマがあれば接続詞で確定と考えてよいのではないかと思います。

原文をネット検索してみましたが、提示文の "for" の前にカンマがあるものとないものがあるようです。Bob Moorehead氏が書いたそもそものオリジナルがどうなっているのかは分かりません。私が拾った結果は下記のとおりでした(結構たくさんヒットしましたので、そのうちの一部しか開いていません)。

【カンマなし】
https://www.goodreads.com/quotes/22242-the-parad …
http://xspectra.co.jp/blog/dairy/the-paradox-of- …
https://blindtobounds.blog/2011/07/28/the-parado …
http://pioneer.netserv.chula.ac.th/~sprapant/sin …
https://www.conversationagent.com/2015/12/the-pa …
https://wasiddiqui.wordpress.com/2009/07/03/geor …
https://www.ln.edu.hk/philoso/life_death/page.ph …

【カンマあり】
https://www.patheos.com/blogs/wrestlingwithyours …
https://www.facebook.com/KittShapiroPage/photos/ …
最後のものは、No.3 さんがご紹介されているものです。

私が検索した中では、カンマなしが多かったようです。それも「圧倒的に」と言っていいかも知れません(前記で引用していないものもあるのですが、それを入れると結構な大差でした)。

「カンマあり」の方は接続詞確定でこれ以上議論する必要はなさそうですので、「カンマなし」の方について検討してみます。以下、原文全体のうち質問文に引用された「Remember to hold hands and cherish the moment for someday ・・・ again.」の文を「提示文」と言い、これを含む原文全体を「原文」と言います。「提示文」と言った場合、"for" の前にはカンマがないことになります。

【接続詞と考える】
以下、接続詞と考えるのに肯定的に働く論拠には文頭に〔〇〕を、否定的に働く論拠には〔×〕を付す。
1.〔×〕接続詞 "for" は主節の後ろに置き、主節と "for" の間は通例コンマで区切られる(ジーニアス他多数)が、提示文にはカンマがない。
2.〔〇〕辞書に前記1の解説はあっても、カンマなしの接続詞 "for" は絶対にあり得ないとまでは言えないのではないか。
3.〔×〕"for" が理由を表す接続詞であれば、"for" が導く従属節はなくても「Remember to hold hands and cherish the moment」だけで文が成立するはずであるが、その場合、「the moment」になぜ定冠詞が付くのかの説明が困難である。ここの "the" は、既出の単語に付く定冠詞ではない。「moment」という単語そのものも「moment」と同義を表すと思われる単語も原文には見当たらないからである。であれば、次に、この "the" は、「moment」が提示文中で何らかの特定をされたために付けられた "the" ではないかとの考えが浮かぶが、"for" を前置詞と考えれば、"for" が導く前置詞句が「moment」を後置的に修飾(限定)しているから「moment」に定冠詞が付けられているのだという説明が可能と思われる。
4.〔×〕"for" が理由を表す接続詞と考えると、提示文は「その人はいずれあなたの前からいなくなってしまうかもしれないから "the moment" を大切にしなさい」というくらいの意味になる筈であるが、その大切にすべき "the moment" とは如何なる "moment" なのか判然としない。"for" を前置詞と考えれば、"for" が導く前置詞句が表しているような内容の "the moment" を大切にしなさいと言っていることになる。


【前置詞と考える】
以下、前置詞と考えるのに肯定的に働く論拠には〔〇〕を、否定的に働く論拠には〔×〕を付す。
5.〔×〕前置詞 "for" の目的語は someday であると思われるが、someday は副詞である。〔〇〕副詞も前置詞の目的語になり得(江川『英文法解説』439頁、高梨『総解英文法』576頁)、特に高梨は「前置詞の目的語になる副詞は、名詞的な働きをしており、『時』及び『場所』を表す副詞に限られている」としている。
6.〔×〕"for" を前置詞 と解すると「that person will not be there again」の説明が困難である。someday が名詞であれば、関係副詞 when の省略とも考えられそうであるが、someday には名詞としての用法はない。〔〇〕前掲高梨が言うように、「前置詞の目的語になる副詞は、名詞的な働きをしている」のであれば、someday を名詞相当語句と見てこれを先行詞に取ることができるという考え方も可能なのではないか。
7.〔〇〕"for" を前置詞 と解した場合、前置詞 "for" の語義は「方向」ではないかと考える。「pity for the poor(貧者に対する同情)」のような用法である。更に、「that person will not be there again は関係副詞 when の省略」で、「someday は名詞的な働きをしている(関係副詞 when の先行詞になっている)」という立場を採ったとした場合、「the moment for someday (when) that person will not be there again.」の意味は「あの人(that person)が再びそこにはいることがないという将来のある日に向かう瞬間」くらいになるのではないか。「今のこの瞬間が時の流れに乗って someday の方向に向かっている(今という瞬間の積み重ねがやがて someday に行き着く)が、その someday に行き着いた時にはあの人はもうそこにはいないのだ」みいたな意味です。

もう少し書きたいこともありますが、疲れてしまったので、この辺で。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。

非常に詳しい分析で勉強になる点が多く本当に感謝いたします。
>私が検索した中では、カンマなしが多かったようです。それも「圧倒的に」と言っていいかも知れません(前記で引用していないものもあるのですが、それを入れると結構な大差でした)。
カンマがない場合が圧倒的に多いということで、傾向がわかりました。

>【接続詞と考える】
>3及び4
the momentが何にも限定されていないとのことですが、慣用表現として、次のように今、現在の意味があり、この意味で使われているのではないでしょうか。

Weblio辞典
2c[the moment] 今,現在.
at the moment 今, 現在 《★【比較】 過去形の時には「ちょうどその時」の意になる》.
the fashions of the moment 当今の流行.
the man [woman] of the moment 目下の立て役者, 時の人.
https://ejje.weblio.jp/content/amp/moment

>【前置詞と考える】
>5、6及び7
この高梨先生が仰っているのは、まさしくsomedayが名詞と間違えた理由であるtoday等の名詞と副詞の両方の意味を有する副詞的目的格の名詞であり、somedayは副詞しかないので、前置詞の目的語になる可能性は無いとは言えませんが、低いのではないでしょうか。

以上のことから、やはり接続詞と考えるのが妥当と考えますが如何でしょうか。

非常に詳細で論理的な分析で私自身the momentの冠詞を特に意識していなかったので、そこからこれほどの論理展開をされたことに驚かされ、そして勉強になりました。
また、Chicago243さんからもthatとpersonの間に冠詞がないことから接続詞との説明を受け、改めて冠詞の重要さを思い知らされました。

重ねて御礼申し上げます。

お礼日時:2022/02/12 20:06

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