準・究極の選択

婦人科系の手術を予定している者です。

医師は、「腹腔鏡手術も開腹手術も、そうは変わらない。開腹手術だと、少し痛いって程度だよ」と言われるのですが、本当にそうなのですか?

A 回答 (7件)

ご丁寧なお礼、お返事を頂き、ありがとうございます。



腹腔鏡手術の実績を上げたい多くの病院は、同術式のメリットや
痛みも開腹手術より大幅に少ないなどと謳い、一般の方に大きな
誤解を与え、同サイトを閲覧した方が、このような場で間違った
情報を回答している事に、些か危機感を抱きます。

腹腔鏡施術は単にお腹に4~5箇所の穴を開けて鏡視下手術を行
っているのではなく、術野確保の為、おへその下から腹膜を引き
剥がし固定する機具を挿入し、高張力で腹膜を持ち上げています。

それらの残存性疼痛(主に腹筋痛や胸痛)などの事はどのサイト
でも触れられていません、、。

また、お腹に小さな穴を4箇所開けると言う事と、お腹を切ると
言う事のイメージでは、小さな穴の方が痛く無さそうだと思って
しまいます。

しかし、穴であろうとメスに依る切開術創であろうと、創は筋肉
層まで達しているのですから、疼痛度合いに変わりはありません。
(拳銃でお腹を撃たれて余り痛くは無いとお思いでしょうか?)

また子宮摘出術の場合、摘出床から来る疼痛は両術式とも同程度
にあります。

しかし、腹腔鏡手術のメリットは、術創が小さいので、疼痛継続
時間(期間)は、開腹手術より短いと言う事が揚げられます。

術後直後の疼痛は同程度であっても、疼痛継続続時間は短いので
結果的には疼痛は些か鏡視下手術の方が少ないともいえます。
(担当主治医が述べたのはこの事です。)

今回の件に関しては、医師の説明不足に尽きると思います。

医師が患者目線で真摯で丁寧な説明をしていれば、このような場
で一般の方に御質問をなさることは無かったと思います。
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この回答へのお礼

重ねがさね、ご丁寧にお教え下さり、本当にありがとうございました。

>今回の件に関しては、医師の説明不足に尽きると思います。

最初にかかっていた医師(ちょっと痛いだけ、と言った医師)が、とにかく酷過ぎました。

・当初、「投薬でいけるよ!と軽く言う→途中で薬が効かなくなり「やっぱりダメだったかあ」
・「うちでは腹腔鏡は無理だけど、〇〇病院なら出来るよ!」と自信満々に言う→紹介してもらい行くも「誰が腹腔鏡で出来るなんて言ったんだ!この患部の大きさで出来るわけないだろ!」と叱られ、元の医師の所に戻ると「やっぱりダメだったかあ」

やっぱりって何?と、もうその時点で不信感MAXに。その続きで「うちで開腹する?違いはちょっと痛いだけだよ」ときたものだから、誰がお前の手術なんか受けるものか(怒)!!!となったもので、これが本当に『ちょっと痛いだけ』なら、その医師を信頼してよかったのか、と思えるのですが、きっと信頼してはダメな医師ですよね。

実は、独り者でアパート暮らし。
当時、無職のまま求職中だったのもあり、手術を受けなくてはいけないなら、少しでも回復が早く、少しでも早く社会復帰出来る方法で手術を受けて、早く職を得なきゃ!と焦っていたんです。
腹腔鏡手術の回復の速さは、そんな私にとって惹かれるものがありました。

また、子供がいないままの子宮全摘で、絶望的な気持ちになっているのも事実(病状から、観念はしていますが)。
開腹の場合、その傷口を毎日見ることで、精神的に参ってしまいそうな不安もあり(死にたいと考えてしまうほど辛い現実なもので…)、傷口が少しでも小さい腹腔鏡手術を願っていたんです。

そんな話は、数々の病院に行って話しても、全く通じなかったんですけどね…。
最後、今かかっている病院の先生だけは話を聞いてくれ、出来るか分からないけど、目指してみようか、と言って下さり、ホルモン注射を半年受け、無事腹腔鏡手術の流れとなりました。
とはいえ、当初から私自身が腹腔鏡手術を希望し、無事腹腔鏡手術で出来ることになったのもあり、今更違いは聞いていないんですけどね。

病院って、どうやって選んだらいいのか。
医師との出会いは、縁や運に任せるしかないのか。
今回、散々振り回され続け、本当に考えさせられました。

お礼日時:2022/03/13 08:41

腹腔鏡手術、開腹手術後に於ける術後疼痛に関して、複数の患者


さんからの意見を拝受した経験があります。

傷の大きさの差異はあれ、どちらも皮膚、筋層までを切開します
ので、全身麻酔下での術式になります。

例えば子宮全摘手術の場合、腹腔鏡手術は4箇所の機具挿入口を
開けますが、同挿入口からでは摘出した子宮は取り出せ無い為、
子宮を細かく分割切除し、取り出します。

開腹手術の場合は、5~10センチ程度の切開口で一度に取り出
せる為、手術時間は短時間で済み患者への負担は逆に少ない場合
もあります。

術後疼痛に関しては、腹腔鏡手術は先述の通り、下腹部、上腹部
に4箇所もの挿入口を開け、術野展開の為に皮膚組織を高張力で
引っぱって行うので、術後も4箇所からの疼痛と、皮膚、筋肉を
引っぱった事に依る引き攣り疼痛(皮膚、筋肉を伸ばした事に依
るも残存性疼痛。)

比して、開腹手術は切除創自体は1箇所のみであり、皮膚、筋肉
層は鋭利(筋肉の損傷が、腹腔鏡挿入口より低い)に切開してい
る為に、術後疼痛はそれ程発症しません。

要は、穴を開ける方が筋肉組織の損傷が大きく、鋭利な刃物で切
り開く方が筋肉組織の損傷は少ないと言う事です。

また、4箇所からの疼痛発症と1箇所からの疼痛発症では、感覚
的には大きな差異は無いと言うです。
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この回答へのお礼

とてもとても詳しく教えて下さり、ありがとうございました。
やっと、医師の言わんとすることが理解出来たように思います。
なぜ病院で、こういった説明を受けられないのか。本当に疑問に思います。
説明もないまま、選べ!決めろ!が今の医療。
今回は、どこの病院に行っても、腹腔鏡手術は無理だと言われたのですが、説明したところで無理だから、敢えて説明が無かったのか。

10病院渡り歩き、ようやく、ホルモン療法で患部を小さくして、腹腔鏡手術を検討してみようか、と言ってくださる先生に出逢え、現在ホルモン注射を打っている者ですが、日本の医療に期待する方が間違っているんですかね。

かくいう私も、医療従事者。
20年以上現場で働いてきましたが、患者さん側の立場に立った途端、ここまで酷い扱いをされるとは思いもせず。
人手が足りないんですかね。
仕方がないんですかね。
色々考えさせられる機会となりましたが、そんな中で、冷静に向き合って下さるあなた様と出逢え、ようやく救われた気持ちになれました。

あなた様のおかげで、術後「こんなはずじゃなかった」と後悔することなく、納得して現実を受け入れることができそうです。

本来は、私がかかった病院の医療者がすべきことなのに…
なぜ、どこもかしこも説明がないのか。
これが、日本の医療の現実なんですかね。

お礼日時:2022/03/10 05:52

まあ少し、落ち着いて冷静になって下さい、、。



婦人科系の手術との事ですが、具体的にはどのような疾患の手術
なのでしょうか?

腹腔鏡手術と開腹手術を比較する上で、どのような疾患で、どの
ような術式内容かでメリット、デメリットがあり、その点に関し
ては、腹腔鏡手術より開腹手術を選択する方が良い場合も多々あ
ります、、。

腹腔鏡手術の最大のメリットは患者への侵襲性が低く負担が少な
い事にありますが、例えばがんの切除術に於いては開腹手術の方
が大きく術野を展開出来る事から、原発巣以外に広がりが認めら
れた場合などは摘出範囲を迅速に選択出来ます。(この場合は逆
に開腹手術の方が患者への負担は少ない。)

また、安全性と言う面に於いては、術式エビデンスの豊富な開腹
手術の方が勝っています。

腹腔鏡手術のメリットが100%では無いと言う事は御理解して
おいて下さい。
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この回答へのお礼

違いを聞いているだけです。
デメリット等、当たり前に認識しています。

聞きたいのは、本当に「ちょっと痛いだけ」なのか、だけですから。
質問文、ちゃんと読んで下さいね。

お礼日時:2022/03/09 09:09

違います。



開腹手術・・・お腹を切って、術野をとり手術するもの。

腹腔鏡手術・・・お腹に3~4点の穴をあけ、そこから手術具を体内にいれ手術する方法。

圧倒的に、腹腔鏡手術の方が回復が早く、入院日数も少なくて済む。また、切開するのではないので、傷もあまり目立たない。

なんでそうした簡単な説明ができないのか、本当に医師なのか??
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この回答へのお礼

若い女医でした。
元々が本当にいい加減で、1年間振り回され続けた挙句の、最悪の結果(手術)に。

事もあろうに、その手術の説明でもいい加減な説明を始め、私自身そこまで知識があったわけではないにしろ、いい加減にしろ!と怒りがわき、どこまで違うものか知りたく、こちらで質問した次第です。

圧倒的に、違うのですね…
勇気を持って、他の医師に変わって、本当に良かったです。
それにしても、今でも怒りがおさまりません。
市民病院の医師でしたから、市長に訴えれば、声は届きますかね。

人の体や人生を何だと思っているのか。
“圧倒的な違い”を教えて下さり、本当に本当にありがとうございます(涙)。
術後、たちえつらくても、「ヤブ医者が施した開腹手術よか、ずっと楽なんだ!!!」と自信を持って乗り越えられそうです。
本当にありがとうございました(涙)

お礼日時:2022/03/06 13:01

他の方の仰る通りです。

大して変わらないはずがありません。その医師は、説明が雑過ぎます。病院を選び直したほうがいいです
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この回答へのお礼

やはり、この医師ではダメですね。

元々が本当にいい加減で、1年間振り回され続けた挙句の、最悪の展開=手術となり、手術となってもいい加減な説明をし始めたため、不信感は爆発!

大した変わりがないはずがない!
もう、ビックリするとともに、あの医師には呆れるばかりです。
医師選びって、本当に本当に大切ですね。
気付かせて下さり、本当にありがとうございました。

お礼日時:2022/03/06 12:55

腹腔鏡手術は、体表面の手術痕は小さく手済むうえ、体内の臓器が外気に晒される感染リスクもほぼ無く、患部の除去も最小限なので、術後の回復が早いといいます。


ただ、患部を直接見て行うことはできないので、内視鏡装置の扱いへの習熟とともに、病変部やその周囲の情況、患部の状態を十分に理解していないと医療ミスを起こすリスクがあります。

一方、開腹手術は、直接患部を視認できるように皮膚・筋肉・臓器を切り開いて病変を除去したり接続したりという手術を行うので、医師の手技の熟度練度に負うのと、回復して発見する未知の病変にもその場で対応可能という利点はあります(とはいえ、未知の病変の存在を前提にするはずはありませんが)。ただ、どうしても切開・切除の部分が大きくならざるを得ないので、術後の回復に時間を要し、その分、リハビリに要する期間も長くなります。
医療ミスに関しては、開腹手術の場合でも、器具の置き忘れや縫合ミスや感染症リスクなど、それなりにリスクはあります。

一般的には、術式として患者への負担が「変わらない」ことは無いし、「少し痛いって程度」の違いではないことは、医師自身が百も承知です。
それでもそういうのは、執刀する自分の技量が未熟で、自分が遣ったのでは内視鏡術でのリスクが大きくなりすぎて、患者に対する「主観的マイナス要素」が大きく違わないということでしょう。

それだけ、医師の技量が未熟だという自覚があるということではないかと思います。
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婦人科ではないですが、両方経験しました。

まず入院期間が、腹腔鏡の方は10日間でしたが、開腹は21日間でした。身体の負担は圧倒的に腹腔鏡の方が少ないと感じました。
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この回答へのお礼

詳細に教えてくだり、本当にありがとうございます。
元々が不信感しかない医師だったのですが「開腹手術って言っても、ちょこっと痛いだけで、違いなんてそんなありませんよ」

この一言で、直感でこの医師ではダメだ!と感じ、他の医師に変えたのですが、やはりこの選択は、間違っていなかったようですね。

そこまで違うとは、私自身思いもしませんでした。
腹腔鏡手術をしてくれる医師を、複数病院を回って探して、本当に良かったです。

あなた様も、何も知らない私に詳しく教えて下さり、本当にありがとうございました。

お礼日時:2022/03/06 12:50

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