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ランベルト・ベールの法則で、濃度が比例するのが、吸収前後の強度の比ではなく、そのlogの吸光度なのはなぜでしょうか?
そのイメージを教えていただけると幸いです。

A 回答 (3件)

私が最初に見た導出方法は、下記URLの


図5 微分方程式をたててランベルト・ベールの法則を導く
でした。

生命科学系のためのランベルト・ベールの法則導出方法
https://eiko-lab.com/2021/06/13/lambart-beer_law/
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この回答へのお礼

分かりやすいURLありがとうございます。

お礼日時:2022/04/04 15:35

光(強度I)が溶液中(溶質濃度c)を微小距離dxだけ進む時に、


光の強度がdIだけ変化したとする。
その位置での光の強度の減少-dIは進んだ距離dx*と溶質濃度c**に
比例するとすれば、比例定数をκとして次の式が成立する。
-dIx = κ*c*Ix*dx
つまり
-dIx/Ix = κ*c*dx

* ランベルトの法則
** ベールの法則

両辺をそれぞれ〔Io:I〕と{0:l}の間で積分する。
ここにIoは入射光のIは透過光の強度であり、lは光路長である。

-∫dIx/Ix=κ*c*l
-(lnI-lnIo) =κ*c*l
よって
 Ln(I/Io)= -κ*c*l
常用対数にすると
 Log(I/Io) = -κ*c*l/2.303

この式の導出から
<濃度が比例するのが、吸収前後の強度の比ではなく、そのlogの
吸光度なのはなぜでしょうか?>の答えが出ると思います。
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この回答へのお礼

丁寧にありがとうございます。
>その位置での光の強度の減少-dIは進んだ距離dx*と溶質濃度c**に
比例するとすれば、

強度にも減衰が比例するからですね。

お礼日時:2022/04/04 15:33

強度がI0の光が、吸収係数(濃度に比例)がκで光路長がLの媒質を通過した後の、光の強度Itが、It=I0 exp(-κL)になるからです。


κ= ・・・・とするには、両辺のlogを計算しなければならないことは、お分かりですね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。その式変形は追えます。

お礼日時:2022/04/03 14:57

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