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鎌倉時代の彫刻を見ていると、足の裏を向かい合わせて座っている武士がいます(伝源頼朝坐像、北条時頼坐像、上杉重房坐像など)

このような座り方に名前はあるのでしょうか。

名前以外のことでも構いませんので、この座り方について教えてください。

A 回答 (1件)

http://www.kariginu.jp/kikata/10-1.htm
装束を着用しての座り方です。

楽坐(らくざ)
装束を着用しての坐法の基本となるものです。あぐらをかくように座りますが、足を組まずに足の裏と裏を密着させるように座ります。膝が左右に張って非常に威儀を感じさせるものです。古い貴人の肖像画などをご覧になれば、まずこの坐法によっているものとわかるでしょう。慣れないと内股の筋肉が痛くなりますが、慣れてしまえば苦になりません。

安坐(あんざ)
いわゆる普通のあぐらです。楽座の便法として行われますが、この際に気を付けるべきことは足の組み方の左右で、足が外側に来るのは下位に向けてです。つまり貴人が右においでの場合(下図)は、右足を外にして組むことで、表に見える足先が右でなく左に向くようにします。安坐は便法ですのでできるだけまたを開き気味にして、楽坐に近い形に見せることが望まれます。
「股関節ストレッチのような武士の座り方につ」の回答画像1
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この回答へのお礼

大変勉強になりました。ありがとうございます!

お礼日時:2022/04/07 23:08

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