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ワルシャワ条約機構が解体されたのに、NATOは存続し、さらにロシア周辺国がNATOに加盟し、ロシア包囲網を築きあげていく中、ロシアはどうすればよかったのでしょうか。
武力侵攻以外ないのでは?

A 回答 (56件中41~50件)

外交面でも何とかできたと思えます。


しかし、体質上難しかったでしょうね。
以下は思う所です。お暇時にでもどうぞ。

ロシアの排他的な印象が離反するものにとって有利に働いていると
思えますよ。ロシアも”魅力”で争う必要があったはずです。ウクラ
イナにとってロシアが魅力的であるかどうかではありません。

ロシアがウクライナよりも西側にとって魅力的であれば良かったと
いう事です。

ウクライナと競争して自国をアピールするくらいの気持ちであれば、
どこの国もロシアの方を取るはずです。ロシアが他国に脅威をあた
えている現状が離反国の価値をあげているのは確かなんですから。

離反国と競争をし、自国を売り込んでいれば、国力の差でこれまで
の関係を別の形で維持できたはずです。

これは台湾と中国の関係にもあてはまります。
台湾は親日色が強いようですが、同じくらいの親日を中国がやった
としたら、台湾は困ったと思います。中国にとっての日本がどうと
いうことではなく、日本人の多くは浮足立って喜び中国と接し、台
湾について考えなくなるでしょう。そうなると台湾の出口が無くな
り、中国に逆らう希望を無くすでしょう。こういう頭の働き方が出
来ていないといけない。

格の違いは武力で示すのではなく、魅力で示すべきです。

「本当は、あいつらは俺と仲良くしたいんだよ?
 勘違いして舞い上がってはいないかい?」

と教えてあげれば良いという事です。

子分が親分同士を争わせ、自らの裏切りの価値をあげているときは、
親分同士で仲良くし、子分の価値を下げるべきです。この手が残っ
ていたのに使えていなかった。まんまと罠にはまった感じですね。

まあ今回は私も驚きましたが近代戦の戦費って凄いんですね。
資源獲得戦争の様なものならば勝利に意味もあるんでしょうけど。
恣意行動以外で実際に使用できないというのが良く分かりました。
その実態が分かるまでは武力が有効に見えたのは確かですから。
これらは結果論(まだ終わってはいませんが)ですかね。

とはいえ、NATO加盟についてこだわったのは過去の負の遺産のせ
いじゃないかと思っています。過去の味方が敵に回れば、供与した
技術や情報も敵に渡ります。味方として近しいものほど裏切りはき
つい。機密に相当するものがあったはずですし、強い疑心暗鬼を生
んだのかもしれません。化学兵器や核施設の有無について疑う報道
もありました。荒唐無稽と言えるのは第三者のみで、確認せざる負
えないのが心情でしょう。

次に一つの国家として非常に問題なのは、
脅すのには慣れているが、脅されるのには慣れていないことですね。
もっと言えば頭を下げて機嫌を取るという当たり前のことができて
い無いという事です。包囲されているという解釈は、頭を下げて機
嫌を取る外交を活用している国には使わないでしょ。今回はウクラ
イナとの対比で目立っていますよね。

もっと長期的な視野で国家体制を考えるならば、ここを何とかしな
いといけないでしょう。

例えば旧大日本帝国です。天皇陛下を擁護して、陸軍上層部を批判
する話が多いんですよね。ここで今の話を考えて見ましょう。日本
の過去の軍人について、その色んなものが批判されています。しか
し、頭を下げて機嫌を取ることに慣れていない部門が暴走をし、最
後に天皇陛下が模範を示して日本は救われたとも捉えられます。

力をそのまま外に出すのではなく、力を持つものが頭を下げて相手
の機嫌を取る。これが本当に力を生み出すんです。

政治や歴史をひも解いて、国家の体制や主義について諸説あります。

しかし、為政者や力をつかさどる方々を選ぶにあたって、

「たとえ格が下の物が相手であっても、頭を下げて機嫌を取るとい
 うことをしないといけない。出来ない物は上にあげない。」

という仕組みがあるかどうかが非常に重要だと思っています。
格下にもぱしられる。だけど力は上である。意志も硬い。
これが出来て人の上に立てるのだと思います。

いま、孤立している全ての国にはこの仕組みがないん様に見えます。

「ずっと尊敬されつつ上に上がりたいです。
 英雄として頂点に立ちたいんです。
 僕、他人の機嫌を取って何かを為すとか無理なんです。
 そちらの耐性がないんですよねえ。」

という甘えを許しているという事です。

(宗教でも同じですよね。教祖が尊敬され続ける組織はカルト化
 しやすいです)

個人においても同様です。そういう方は孤立してしまいます。
暴力的な事を夢想する人の殆どが、頭を下げて相手の機嫌を取るこ
とを苦手としています。

私たちが人を選ぶとき、この一点で線を引くべきであると思ってい
ますよ。

これもさきほどの例えですが、
中国が台湾に頭を下げて機嫌を取っていたら?
これがどれくらい中国に利益を生むか?
名誉を重んじる国にとっては難しいでしょうけど。

しかし、
国家の為政者が利益のためにこれ(格下に頭を下げて機嫌を取る)
が出来ないとか、国家の為政者の名誉のために国民も同じ考え方を
してしまうのは大きな弱点です。

こういう体質が力を発揮できない原因なのだと思います。

いま世界中で騒乱を生んでいる国々はどこも似ています。
日本はお隣の国に頭を下げて機嫌を取り続けました。
両国の主張は他国にとってはどうでもいい事です。
しかし、どちらを選ぶかという話になれば大きいんです。
印象の違いが大きい。

「どちらが正しいのではない。頭を下げて相手の機嫌を取れる国
 なのか心配だ。そういう国民性なのか心配だ。どちらが生き残
 ると我々にとって利益になるのか自明だから。
 格下に頭を下げて機嫌を取る。
 これが出来ない国が発展したらどうなる?
 新たな脅威を生み出すだろう?
 そういう国を支援するのは世界の不利益になる。
 だから発展を阻止する。」

まあ、当たり前ですよね。

近くにいる人。近くの組織。近くの国。
色んなところに当てはめて見ると適合すると思います。

例えば、ネットで暴れている人がいますよね。
この方々は「例え格下であると思っても頭を下げて相手の機嫌を取
る」という行為を一切しません。とても苦手としています。また、
Youtuberで失言をして職を失う人がいました。こういう方も同様で
あるという事です。(米国大統領でそういう人もいましたね)

「例え格下であると自分に思えても、
 頭を下げて相手の機嫌を取るという事が出来ないと行けない。
 これを苦手としている人は、どんなに努力をしても、どんな力
 を与えられても、無駄である。最後はがっかりして泣くだけ。」

という話が大きな法則としてあると思えます。

そして私たちの中には、

「頭を下げたくないから力が欲しいんです。」

と言う人が混ざっているということです。

資本主義社会では国民の誰もが商売に関わっています。
そこには営業行為があり、頭を下げて機嫌を取るという行為が普通
にあります。仕事の中で慣れてしまった方も多いでしょう。そうい
う気が付かない恩恵が私たちの有利に働いているという事です。

経済を統制していようと、独裁していようと、武力を持っていよう
と、民度が低かろうと、頭を下げて相手の機嫌を取れない人には何
もさせないという文化さえあれば発展するのだと思います。

資本主義や民主主義は、主義が優れているのではないんでしょうね。
これらを成立させる中で、誰もが気にかけない当たり前の仕掛けが
(偶然)あったというだけでしょう。ここで国民が教育されてしま
い、発展を許される機運を作ったんです。

都度の政治的な対応などを議論する前に、

「発展を許される機運」

と言うのがあって、ここに手を入れてなかった。
プーチン大統領が営業畑で腰が低かったら? とか思いますよ。

国家の大統領、政治家、経営者、管理者、社員、・・・
芸能人、スポーツマン、特殊な技能を持つ人・・・
無職、学生・・・

どこにも「頭を下げて機嫌を取るのが苦手」と言う人が混ざってい
る。そういう人はどんなに成功しても無駄。
どんなに努力しても無駄。どんなに力を得ても無駄。
当たりの入っていないクジ引きみたいなものです。

「え・・・なんであの人がこんなことしたの?」

という事件を引き起こして自滅する定めなんでしょう。
気を付けたいですね。

以上、ご参考になれば。
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この回答へのお礼

なかなかおもしろい視点です。
ソ連は、みずから共産主義を捨て、東西冷戦を終結させたぐらい低姿勢だったと思います。
その後、しばらくは、平穏でしたが、結局は、今に至るわけです。
核兵器まで放棄していれば、今日のようなことはなかったかもしれませんね。
しかし、それは戦争して敗戦したようなものです。
そこまでしなければ許されないのでしょうか。
ロシアにだってプライドはあるはずです。
低姿勢になれ、とはアメリカにこそ言うべき言葉かと思いました。

お礼日時:2022/04/11 23:00

自然の流れに任せれば良かったズラ‼️(-o-)/

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この回答へのお礼

自然の流れとは、ロシアが亡びることだと思います。
日本が亡びても、受け入れるというのと同じ思考回路ですね。
そういう人はごく少数派だと思いますよ。

お礼日時:2022/04/10 14:05

ロシア国民が総動員で、プーチン政権を崩壊させ、おまけにロシアの国を自然崩壊の道を考えなければならなかった。

ロシア国民の中には、国を守るために、しぶしぶ戦争を支持している人が多いように見える。プーチン政権は自分が変えられない。ロシア国民は自分の国をあきらめるしかない。核戦争を支持すれば、最後はロシアの国まで被爆し、ロシア国民まで被爆する。そのことを考えれば、ロシアの国がなくなるのと人類の命どちらが大事かを考えなければならない。終わってみれば、プーチン大統領一人のために地球全体が犠牲になってしまう。ロシアの国消滅を恐れるより、これを食い止めなければならない。
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この回答へのお礼

べき論は、なんとでも言えます。
あなたは、ロシアを日本に置き換えたとき、同じことができるのですね。
日本が中国になっても、甘んじて(喜んで)受け入れる、と。
それができる人はごく少数で、ほとんどの国民は、自国が消滅することは受け入れがたい苦痛に感じると思います。
だから机上の空論にすぎません。
ウクライナだってそうです。
甘んじてロシアに併合されることを選択すれば、ウクライナ国民も戦ったり空爆の犠牲になったりして死ななくて済みます。
でも、それをしていません。
抗戦することを選択した大統領を多くの国民が支持しています。
だから、ロシア国民も、多くがプーチンを支持し、ロシアが消滅することを望んでいません。

お礼日時:2022/04/10 14:03

元々ウクライナ人とロシア系ウクライナ人の内部抗争なんだから、国境を固めてウクライナ人の侵攻を止めればいいだけ。

それを言葉では否定しながら、戦果を発表するとか、空爆するとか、実際に兵士を送り込むとかするから批判されるに決まってます。ましてや一般人を虐殺し、それをわざわざ否定したり、自国のネットを制限したり、批判した人間を粛正するなどすれば、言い訳など通るはずもありません。
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この回答へのお礼

ウクライナがロシアに対し離反することを許せなかったのでは?
単なる内部抗争ではないと思います。
軍事的なことだけでなく、経済が絡んでいるので、無視できなかったのでしょう。
当然、先に手を出した方が批判されるのは、かつての日本と同じですね。
一般人の虐殺、情報統制、国内での粛清など、かつての日本そっくりです。

お礼日時:2022/04/09 19:55

NO7です。


お礼、有難うございます。

「でもNATOはそのまま継続しただけでなく、拡大した。
 西側は引き続きロシアを敵視した、ということでしょう。」
  ↑
何故、そうなのでしょうか?

誰も、共産主義を放棄したと、認めていないし、
実際、何も変わっていない、から、敵視される。

言っているのは、生まれ変われ、と言う事です。

敵対と認めるから、敵視するので、ワルシャワ条約機構を
解体すれば、それでよいとはならないでしょう。
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この回答へのお礼

なるほど、そういう見方もありますね。
では、何をしたら共産主義を放棄した、とみなされるのでしょうか?
まさか軍事力ではないでしょう。

お礼日時:2022/04/09 19:42

ロシア国民が、プーチン財閥を解体するべきでした。

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この回答へのお礼

プーチン以外ならうまくいったと?
プーチン以外なら、もっと早くロシアの衰退が進んでいたかもしれませんよ。
プーチンは今までよく我慢した、のかもしれませんよ。

お礼日時:2022/04/09 18:36

>>>やれることを模索した結果、ここに至っているのでは?



何をやったの? 色々試してダメだったから最後の手段で他国に侵略したって事? 違うよね?

苦しいからか、安易にか知りませんが、他国を侵略する事を正当化できるとは思えないなぁ。

借り入れして自国の産業を伸ばそうとしてるわけでも無いし。
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この回答へのお礼

>何をやったの? 色々試してダメだったから最後の手段で他国に侵略したって事? 違うよね?

違うんですか? NATOに接触したり、ウクライナ等に対し、敵対しないように交渉したりしていたのに、NATOやウクライナは聞く耳を持たず、ロシア包囲網を拡大しつづけたのですよね。

>他国を侵略する事を正当化できるとは思えないなぁ。

ロシアは表面的にはウクライナ侵略を正当化していますが、本心はそんなところにはありませんよね。どうでもいい些細なことです。
ロシアの崩壊を座して死を待つ状態から脱却したい、というのが本心だと思います。
だから武力侵攻以外の方法が何かあるのか、と質問しました。
かつての日本もアメリカへの宣戦布告以外に、手はなかったのか、という疑問と同じです。

お礼日時:2022/04/09 18:35

ロシアは、と言うか、プーチンは、マスクをしてれば良かったかもと考えています。



今回のウクライナの件に関しては、ウクライナ側のドンバスでの神風ドローン攻撃で、バランスを崩し、ミンスク停戦合意はウクライナによって完全に破棄されたとみなされたので、ロシアの武力侵攻以外ないと思います。

放置すれば、ウクライナ側に完全にドンバスは制圧され、大勢のロシア人が死んだと思います。親ロシア派は何度もロシアに助けを求め、そしてプーチンは動いています。

ただ、新型コロナ感染を危惧し、長テーブルや、側近の者でも離れて会話するプーチンへ、様々な情報がうまく正確に届いてなかった事が、戦闘を長引かせた原因になっているかと考えます。

そういう意味で、プーチンの新型コロナの感染予防対策の誤りが、今回の失態に繋がり、双方に大勢の犠牲者を増やしているのではないかと考えます。
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この回答へのお礼

ドンバスやマスクについては、主要因では無い気がしますが、いずれにしても、「ロシアの武力侵攻以外ない」とのことに関しては、その通りかもしれませんね。

お礼日時:2022/04/09 18:17

> ロシアはどうすればよかったのでしょうか。



別に何もしなくて良いと思いますけど・・。


> 武力侵攻以外ないのでは?

ウクライナがNATOに加盟したら、ホントにロシアにとって脅威なんですか?
ウクライナが強気になって、ロシアに攻め込むとでも言うなら判りますが。

ウクライナがNATOに加盟したとして、果たしてどの国が、ロシアに対して領土的野心を抱くんですかね?
まあ、日本は北方領土の返還を求めてますけど、ウクライナとは関係ない話だし。

あるいは逆に、国力を外(ウクライナ侵攻)に費やして、ロシアが得られるメリットって、何かありますか?
ロシアのウクライナ侵攻が大成功して、ロシアがウクライナ全土を掌握したら、ロシアは安全,安心とか豊かさを手に入れられると思います?

ウクライナがNATOに加盟したら、NATO陣営とロシアが国境を接するのが、ロシアは嫌なんですか?
じゃあ、なぜロシアは、自らNATOに接触しに行くんだろう?
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この回答へのお礼

>別に何もしなくて良いと思いますけど・・。

何もしなければ、追い詰められて、経済破綻し、ロシア崩壊に向かうでしょう。
座して死を待つのでしょうか?
武力でロシアを攻撃するとか、そういうことではなく、経済的に追い詰められて、経済破綻する、ということです。
ウクライナと経済的結びつきが継続できれば、ロシアにとってメリットは大きいと思いますよ。

お礼日時:2022/04/09 18:13

簡単です。



共産主義を、捨てればいい。

いつまでも、失敗した主義主張に、しがみ付くから、

矛盾に悩まされる。
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この回答へのお礼

共産主義を捨て、ワルシャワ条約機構も解体した。
でもNATOはそのまま継続しただけでなく、拡大した。
西側は引き続きロシアを敵視した、ということでしょう。
だからロシアが追い詰められた。
それを、共産主義にしがみついた、と言えるのでしょうか?

お礼日時:2022/04/09 18:08

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